卵の殻を補強する方法はある?エッグアートしやすくなる前処理はこれ♪

卵の殻を補強する方法はある?エッグアートしやすくなる前処理はこれ♪ ハンドメイド・工作

 

卵の殻を補強する方法はある?エッグアートしやすくなる前処理はこれ♪

 

イースターが近づくと、色とりどりに飾られた卵たちを目にしますよね。

 

イースターはイエス・キリストの復活をお祝いする復活祭と呼ばれる行事で、春の行事です。

春分の日をすぎた最初の日曜日ということで、その日にはかわいく飾られた卵が配られたりもしていますね。

 

また、この日にちなんで、幼稚園や学校、もしくは家庭でも子供たちと一緒にこのイースターエッグを作ってみる機会もあることでしょう。

 

卵を使って作るわけですが、卵に色とりどりの模様を描いたり、色を塗ったりすることをエッグアートともいいますが、いつ割れてしまうかもしれない卵を取り扱うのは気を使いますよね。

 

卵の殻を強化する方法ってないのでしょうか?

そこで、今回は卵の殻を強化する方法をお伝えしていきます。

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卵の殻は中身を出すと弱くなる

 

イースターエッグを作るように、エッグアートをするときに、一番気になるのは殻が割れるのではないか?という心配ですよね。

 

ゆで卵で作るという方法もあります。

これなら簡単には割れないので安心ですが、長持ちしません。

半永久的に、そこまでではなくても1か月2か月ほど手元に置いて保存したいという時には不向きです。

 

また、鶏の卵ではなく、ダチョウやアヒルの卵などを使うと、鶏の卵よりは丈夫で割れにくいという話もあります。

 

一般的にエッグアートをするときには、卵の中身は外に出して空の卵を使うのです。

しかし、卵の中身を出してしまうと、卵の殻は弱くなってしまうというデメリットもあるんですね。

 

殻が弱くなると、ちょっとした衝撃でも割れてしまいます。

もちろんある程度覚悟をして作るわけなので、割れてもいいように多めに準備しておくのが無難ですね。

 

お子さんたちも一緒に作るとなると、力の加減がよくわからず、つい強くつかんでしまったり、雑に扱ってしまって割れてしまうこともあります。

 

でも、できるだけ割らずに、きれいに作る方法はないのか?ということで、卵の殻を補強する方法をまとめてみました。

 

 

卵の殻を補強する方法

 

それではさっそく、卵の殻を補強する方法を見ていきましょう!

 

*樹脂モルタルを使う

これは樹脂と配合剤を混合したものです。

 

樹脂モルタルの作り方から。

<材料>

紙コップ

樹脂50g

促進剤(2% 1g)

酸化チタン50g(配合剤)

硬化剤(4% 2g)

 

<作り方>

紙コップに樹脂と促進剤を入れて、よく混ぜます。

さらに酸化チタンを入れ、さらにまぜます。

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最後に硬化剤を加えて1分以上まぜます。

 

<使い方>
穴をあけて中身を出してしまった卵の殻は、水で数回洗い、中の湿気がなくなるまで天日干しにします。

よく乾かすことが大切ですよ。

 

よく乾いたら、殻の中に作った樹脂モルタルを流し入れます。

ぐるっと回し入れたら、中にいれた樹脂モルタルはまた紙コップに戻します。

この樹脂モルタルを中に入れることで、卵の殻を中から補強することになるのです。

 

穴をふさいで、2時間以上そのままにしておきます。

十分においてからエッグアートに取り組んでみましょう。

 

こうした方法は専門家がすることなの?って思いますよね?

実際、樹脂や配合剤、硬化剤など自宅に持っている人って少ないと思います。

かといって年に1度、イースターエッグを作るためにわざわざそろえるのも面倒ですしね。

 

樹脂モルタルを探して見ると、作らなくても購入もできるようです。

 

でも、もっと身近な材料で手軽に補強する方法はないでしょうか?

こんな方法もありますよ。

 

*白のペンキを塗る

卵の殻は白いものを選ぶと、エッグアートしたときに発色が良いですね。

この殻の上から、白いペンキを塗ります。

3回ほど重ね塗りするとより強くなります。

 

*木工用ボンドを塗る

木工用ボンドは塗ると白いのですが、乾くと無色透明になります。

卵に穴をあけて中身を出すときにも、穴の周りに木工用ボンドを丸くぬっておくと、穴の部分も強化されて割れにくくなります。

卵全体にボンドを塗っても殻が強化されますが、べたべたするので扱いが少し難しいかもしれませんね。

 

また、木工用ボンドを塗って、そこに飾りたいものを貼り付けるというエッグアートと同時にするということもできます。

木工用ボンドはメリットデメリットがありそうですね。

 

*エッグアートをしながら強化する

エッグアートする前の前処理というわけではありませんが、エッグアートしながら卵の殻を補強することもできます。

木工用ボンドを使ったエッグアートもしながら強化する仲間に入るのでしょうけれど、それ以外にもありますよ。

 

例えば、マスキングテープなどを利用して、テープなどを貼りながらエッグアートするという方法。

テープを貼り付けて模様をつくれば、その分卵の殻が丈夫になり、割れにくくなります。

 

気を使いながらきれいに飾り付けたあとに、最後の仕上げにニスを塗るという方法もあります。

長く保存しておきたい場合にはこうした方法も良いでしょう。

 

 

まとめ

 

エッグアートはお子さんとも一緒に楽しめるものですが、卵の殻というだけに割れてしまうことも頭の隅においておきたいですね。

 

でも割れたり失敗しながらも、子供たちは力の加減を学んでいきますし、少々もったいないかもしれませんが、授業料だと思って、いくつかの失敗卵は覚悟しておいたほうがよいかもしれません。

 

また割れてしまった殻を使って別のアートも楽しめるので、そうした方法も探して見るといいですよ。

お子さんと楽しい時間を過ごしてくださいね。

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