マスカラが綺麗に塗られた目元は、華やかで魅力的ですよね。
少し前に比べてマスカラのクオリティが高い商品も増え、カラーバリエーションも豊富になり、手持ちのマスカラが何本もあるという方も多いのではないでしょうか。
手持ちのマスカラが増えてくると、しばらく使っていなかったマスカラを使おうと思った時に、マスカラの液がガチガチに固まっていて使えず捨てることになってしまう事もありますよね。
今回は、ガチガチに固まるまでは行ってないしまだ使えそうな気はするけど、しばらく使ってなかったからなぁ…マスカラって何を基準に捨てる捨てないの判断をすればいいのかな?と疑問に思った場合の判断基準をまとめました。
マスカラが劣化しているサイン
マスカラが劣化していることがわかればマスカラも潔く捨てられますね。
というわけで、マスカラが劣化してきた場合に見られる特徴をまとめました。
・つけてみた時の質感
まつ毛に塗ってみた時に、伸びが悪かったりダマになってしまうような場合には、もうそのマスカラは寿命を迎えていると言えます。
以前に比べて塗った後にパンダ目になりやすくなったような…といった変化も、マスカラが劣化してちゃんとまつ毛にくっつかないからポロポロと落ちてきてしまっているのです。
ただ、劣化したマスカラは目元に刺激を与え、かゆみ、結膜炎、ものもらいなどの目のトラブルも引き起こすことがあると言われていますので、出来ることなら劣化具合がわからないマスカラを試しに塗ってみて判断する~といった事は避けたいものですね。
次の項目からは、実際に塗って試さなくても劣化具合を判断できる方法です。
・ニオイ
新品だった頃と比べてマスカラのニオイがなんか違うな?と感じたら、それはマスカラが劣化してきたサインです。
食べ物と同じようにマスカラも塗る前にニオイで劣化を判断出来るんですね!
・温めてみる
特に寒い時期にはマスカラ液が冷えて固くなっていることが多くあります。
ポットのお湯で湯煎するなどして温めてから以下のチェックをしてみましょう。
ちなみに私は冬に限らず普段から他のメイクを進めている間に脇の下にはさんで温めています!
・潤い具合をよく見る
マスカラのブラシを引き抜いた時、その先端にはマスカラ液がちょっと多めに付いてきますよね。
そのマスカラ液をよ~く観察してみてください。
新品だった頃に比べて、ツヤがなくなっていたり、粘り気がなくなってボソボソしたような見た目だったら、そのマスカラは乾燥が進み劣化しています。
ちょっとわかりづらい場合は、更にそのブラシの先端をティッシュの上にトン、としてみましょう。
新品のマスカラは液がしっかりティッシュに乗りますが、乾燥してきたマスカラはちゃんとティッシュには付かずにかすれたような感じの付き方をします。
マスカラの使用期限はどれくらい?
ファンデーションや口紅など、化粧品の種類やメーカーによって、使用期限は様々ですが、マスカラの一般的な使用期限は三ヶ月と言われています。
ただこの使用期限というのはあくまで目安で、使用頻度や保管状態によって実際のマスカラの劣化はもっと早まる事もあり得ます。
上記でご紹介した劣化の判断方法で、ご自身が使いたいマスカラの状態をちゃんと見極めましょうね。
マスカラの劣化を遅らせる方法
マスカラの値段はピンからキリまでありますが、値段に関わらずお気に入りのマスカラはなるべく長持ちさせたいですよね。
マスカラの劣化を遅らせる使い方や保管方法をご紹介します。
・なるべく空気に触れさせない
マスカラ液が空気に触れる回数を極力減らすことが、乾燥防止や酸化防止になるので大事です。
マスカラを使う前にブラシをガシガシと出し入れしてマスカラ液をブラシにたくさん絡ませようとしてしまいがちですが、これはNG行為の代表格です。
激しく出し入れすればするほど空気とマスカラ液がたくさん触れ合って劣化が早まってしまいますので、やるなら容器の中でブラシをゆっくり回転させるように動かしましょう。
ブラシを出した後に容器のフチで余分なマスカラ液をしごいて落とすのもNGです。
使い終わった後、容器のフチやネジ部分の溝に付着してしまったマスカラ液はティッシュなどで拭ってからブラシを入れ、蓋をしっかり締めましょう。
フチ周りに液がついたままだと、密閉力が落ちて液が余計な空気に触れてしまうためです。
そして保管は横置きよりも縦置きで。立てた状態の方が液の表面積が減る分、空気に触れる面積も少なく済むからです。
・清潔さを保つ
マスカラを使う時にまつ毛や目の粘膜にブラシが触れ、汚染されたブラシが容器の中に戻されることで容器の中で雑菌が繁殖し、マスカラを劣化させます。
マスカラを使う前にはちゃんと洗顔をして、しっかり水分を飛ばしましょう。
そしてマスカラを使った後は、ブラシ全体をティッシュで軽く拭き取ってから容器に戻すようにしましょう。
・極端な温度変化を避ける
直射日光が当たる場所や車の中などの高温になりやすい環境は劣化が早まるのでNGです。
かといって冷蔵庫のような寒すぎる環境もマスカラには良くないです。
湿度の高い環境もダメなので、どこに置けばいいの?!となりますが、人が普通に生きて行ける環境でOK、つまり常温保存が最適という事ですね。
・マスカラ薄め液を使う(ただしウォータープルーフはNG)
よく聞く話が、乾燥してきたマスカラに化粧水や乳液、目薬やベビーオイルなどを数滴垂らして混ぜるとマスカラが復活するという話。
確かに一時的にマスカラが復活したように見えるかもしれませんが、当然ながら化粧水も目薬も使用目的が全く異なるものであり、本来の成分にはないものが混入する事でマスカラの質感が変化してしまいますし、それだけではなくマスカラに入っている殺菌・抗菌成分の効果が失われてしまう事もあります。
手持ちのマスカラを復活させたいのであれば、専用のマスカラ薄め液を使いましょう。
ダイソーに売っている「マスカラよみガエル」という商品が評判です。
【試してみた】エルファー マスカラよみガエル/DAISO | LIPS (lipscosme.com)
ダイソーでも人気商品のようで常に品薄なんだとか…
ダイソーなので100円+税という驚きの安さ!
使用方法としては、数滴マスカラの容器の中に垂らすだけですが、この「数滴」の加減が難しいようなので、使用する際は一滴ずつ慎重に試してみてくださいね。
そして残念ながらウォータープルーフのマスカラに薄め液を使うとウォータープルーフでなくなってしまうので、使用は控えましょう。
さいごに
マスカラは目元を魅力的にしてくれる化粧品ですが、デリケートな目元に使う化粧品でもあるので保管方法には気を付けましょう。
目の健康を守るためにも、劣化を感じたら処分して新しいものを使いましょうね。
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