学校でも会社でも、さらには家庭でも活躍する蛍光ペンですが、ふとした瞬間に服にサーっと線を引いてしまうことがありますよね。
お子さんの不注意やいたずらで、パパが仕事中に不注意でなどなど、白い体操服や白いワイシャツにシミをつけることもしばしばあります。
あら、こんなシミができちゃって~~と、洗濯するママは困ってしまいますよね。
どうやって落としたらいいのかしら? 洗剤は何を使ったらいいの? そんなママたちの悩みを解消しましょう! 蛍光ペンのシミを落とすのはそう難しくありませんよ。
目次
ついてすぐなら水でもおちる
蛍光ペンが衣類についてすぐであれば、水で洗い流したり、洗濯洗剤で洗ってしまうとすぐに落ちます。
しかし、学校や会社でついてしまうとすぐに洗濯というのも難しいですよね。
部分によっては水で洗い流すということも難しかったりします。
そんなときに、水なら・・とウエットティッシュで拭いてしまうことがあると思いますが、これは要注意です!
できればウエットティッシュは避けて、乾いたティッシュなどで抑えるようにふいてみましょう。
ウエットティッシュで拭くと、輪ジミができてシミの範囲が広まってしまう可能性があります。
これ以上広がらないように乾いたティッシュで押さえるていどにしましょう。
本格的シミ落としはこうする
シミになってしまった蛍光ペンの汚れはどうやって落としましょうか?
*アルコールジェル
アルコールジェルというのは手を消毒するときに使うアレです。
あれが手元にあれば、シミの部分に塗ってみましょう。
塗ってから歯ブラシなどでトントンと叩きながらしみこませます。 シミがほとんどなくなりますよ。
歯ブラシでゴシゴシやっちゃうと生地が傷んでしまうので、トントンと軽くたたくようにするのがベストです。
場合によっては完全に落ちないかもしれませんね。 そんなときは次の手段を使います。
*水と石鹸
どこの家庭にもありますね。 水と石鹸。
石鹸は手を洗うときに使う石鹸でもよいですし、洗濯石鹸でも良いです。
洗濯の一番基本になるようなものですね。 この基本にのっとって石鹸で洗ってみましょう。
軽い汚れはこれでも十分おちますよ。
*台所洗剤
アルコールジェルでやってみたけどダメだった、またはアルコールジェルが手元になかったという場合、または石鹸で洗ってみたけどいまいちだったという場合は台所洗剤を使ってみます。
台所洗剤をシミにつけて、やはり歯ブラシでトントンと軽くたたきます。
水性の蛍光ペンの場合、これでいいのですが、油性の場合はここに「クレンジングオイル」をプラスしましょう。
油の汚れは油で落とすということで、クレンジングオイルをシミの部分にぬり、そのあと、台所洗剤で洗います。
*漂白剤
石鹸でも台所洗剤でもダメ。 そんなときはいよいよ漂白剤の登場です。
衣類が白の場合は、塩素系漂白剤が使えます。
キッチンハイターとかワイドハイターなんかがそれですね。
キッチンハイターを50~60度のお湯にいれて、そのままつけ置きします。
その後、普通に洗濯機で洗濯すれば汚れは落ちています。
色柄物の場合は酸素系漂白剤で同じようにつけ置きしてみてくださいね。
また、漂白剤を使うときには、衣類の目立たない部分で、色落ちがしないか確認してから使うことをおススメします。
せっかくの洋服が蛍光ペンのシミのために台無しってことになっても困りますからね。
他にも方法はある?
洗剤や漂白剤の他にも蛍光ペンのインクを落とす方法はあります。
*重曹を使う
重曹を水にとかして、スポンジやタオルにしみこませ、シミの部分をこすります。
衣類のほかに、壁などにも適用できますが、どちらも重曹をつかっても材質が傷まないか確認の上使うことをおススメします。
*エタノールや除光液を使う
タオルを敷いた上に、シミがついた部分を下にしておきます。
シミの後ろ側から除光液やエタノールを少しずつつけます。
この時に、たくさんかかってしまうのを予防するために、歯ブラシや綿棒につけて少しずつたたくようにしみこませると安心です。
その上からさらにタオルをおいて、下に敷いたタオルにシミが移るようにたたきます。
汚れがとれたら、洗濯機で普通に洗濯しましょう。
*天日で消える?
蛍光ペンのインクは紫外線に弱いという話があります。
蛍光ペンのシミも天日で干しておけば、薄くなっていくというのですが、やはり洗濯した後に天日に干したほうがよさそうですね。
*市販の染み抜きを使う
染み抜き用の洗剤も多く販売されていますね。
あれこれ、面倒だなと思ったら、こうした洗剤を使ってささっととってしまうのも一つの方法です。
*クリーニングに出す
これは最後の手段にしましょう。 どうしても落ちないというときには、専門家にお願いするのも賢い方法ですよ。
ただ、こうしたインクの汚れ、シミというのは、一度で落ちたらよいのですが、そうでないことも多々あります。
根気よく何度も洗っていると薄くなり、きれいになっていくので、あきらめずに何度もトライしてみてください。
しかし、生地が傷まないようにしつつ、どうしても無理と思ったら、クリーニングに出してみましょう。
まとめ
衣類についた蛍光ペンのシミの抜き方を見てきました。
一番基本となる水と石鹸で落とすこともできますし、台所洗剤や漂白剤を使ってきれいにすることもできます。
何度も洗ってみて、どうしてもダメなら、その時はクリーニングに出すのも良いですよ。
どんなシミでもできるだけ早く対処すれば楽に落ちます。 伸ばし伸ばしにせず、できるだけ早く染み抜きしましょう。
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