最近では「ブラトップ」を愛用している女性も多いのではないでしょうか?
着心地も良くとにかく楽ちんなのですが、よく耳にするのが、「胸元がパカパカする…」という声。
どうにかパカパカしないようにできる対処法などはあるのでしょうか?
今回はそちらについてまとめてみました。
目次
なぜブラトップの胸元はパカパカしてしまうの?
ブラトップのカップはなぜパカパカしてしまうのでしょうか?
原因がいくつかあるようなので見てみましょう。
・バストのサイズとカップのサイズが合っていない
カップのサイズがバストよりも大きいと隙間ができるため、当然のことながらパカパカしてしまいます。
逆にバストのほうがカップのサイズよりも大きかった場合、胸の肉がはみ出してしまい、カップがパカパカすることがあります。
また、女性は妊娠・出産や加齢、ダイエットなどにより体形が変わっていきますよね。
ですので、買ったときは合っていたカップサイズも徐々に合わなくなってしまっている、ということも考えられます。
・アンダーバストの部分が緩くなっている
ブラトップのカップのアンダー部分にあるゴムや生地が伸びて緩くなってしまっていると、カップがパカパカすることがあります。
・ストラップが緩くなっている
ストラップの調整が可能なブラトップな場合、ストラップが緩くなっていても、カップがパカパカする場合があります。
ストラップの正しい調整方法として立った状態で背筋を伸ばしてから行うのが良いとされていますが、猫背だったり、逆に胸を反らした状態で調整すると、ストラップが緩くなりカップがパカパカしてしまうのです。
・バージスラインが合っていない
「バージスライン」とは、「ここからがバスト」ということを示す境界線のことで、カップの下側のラインのあたりを指します。
ブラトップのサイズはS、M、L…などの表記で表されることが多いと思うのですが、人の胸の形は様々です。
サイズが合っていたとしても胸幅があったり、バストに高さがあったりして、バージスラインが合っていないと、カップと胸の間に隙間ができてカップがパカパカしてしまうのです。
ブラトップの胸元がパカパカするときの対処法
・ストラップを調整する
ストラップがあるブラトップの場合は、ストラップが緩いとカップがパカパカしやすくなるので、あごを引いてまっすぐ立った状態でストラップを調整してみましょう。
ストラップの下に指を一本入れてみて、指をスライドすることはできるけどそのままストラップを持ち上げることはできない、というくらいのきつさが丁度良いそうです。
また、使っている間にもストラップは少しずつ緩んでいきますから、何度か着たあとや、洗濯したあとなどもきちんと確認してみると良いでしょう。
・パッドを入れて調整する
下着屋さんに行くとブラジャー用のパットだけ売っていたりします。
これをブラトップのカップの中に入れて、パカパカしないように調整するのも一つの手段です。
ブラトップのカップのパカパカする部分に直接縫い付けてみるのも良いでしょう。
ブラトップのメリット・デメリット
ブラトップはカップ付きのインナーで、ほとんどのものにはワイヤーが入っていません。
ブラジャーを着けたときの窮屈感やわずらわしさがないため、幅広い世代の女性の間で人気となっています。
さて、そんなブラトップ、「楽に着られる」以外にもメリットはたくさんありますが、意外とデメリットもあるのだとか…?
ブラトップを着る上でもメリット・デメリットを把握しておくことは大切です。
それぞれ見ていきましょう。
メリット
・比較的値段が安い
・ほとんどのものにワイヤーが入っていないため、痛くない
・下着のラインが響かない
・S、M、Lなど、サイズが大まかで選びやすい
・洗濯しやすくて良い
デメリット
・サイズ表記が大まかなため自分にぴったりのサイズを見つけにくい
・胸の形が崩れやすい
・ワイヤーが入っていないため、バストのホールド力が弱い
・デザインが比較的シンプルで、華やかさがない
こうして見てみると「値段の安さ」や「着心地の良さ、楽さ」などを重視する人にはブラトップはとても良いもののように思えます。
しかし一方で、「スタイルキープ」「見た目の華やかさ」を重視する人にとっては、少し不向きなのかもしれませんね。
カップが合っていないと恐ろしいことに…!?
「ブラジャーの形が合っていないと胸の形が崩れる」などの話は女性なら一度は聞いたことがあると思いますが、そもそもブラトップも「ブラジャー+インナー」ですので、カップのサイズが合っていないと大変なことになるかもしれません!
カップのサイズが合わないとどうなるか、見ていきましょう。
・胸の形が崩れる
合わないカップのブラトップを着けていると、本来の胸の形が崩れてしまう恐れがあります。
バストよりもカップが大きいとホールド力が弱くなり、本来なら胸にあったはずの脂肪が流れて、背中やおなかのほうについてしまう場合があります。
逆にバストよりもカップが小さいと、カップが胸を押さえつけてしまいます。
すると、胸の組織が崩れますし、血行も悪くなり、ハリも失ってしまう可能性があるのです。
・肩がこる
カップサイズが合っていないと、バストの重みをカップが支えきれなくなる場合があります。
するとストラップや肩紐部分にその分の重みがかかって負担となり、肩こりの原因になってしまうのです。
ブラトップorブラジャー、どっちが良いの?
ブラトップにはメリット・デメリットがそれぞれあります。
ブラトップは楽ではありますが、胸のサイズや形は人それぞれです。
しかしブラトップはインナーにブラのカップを付けたものですので、すべての人に事細かに対応できるわけではありません。
きちんと胸の形をキープしたければ、ブラジャーを着けるほうがおすすめ。
下着のラインが響くのが気になるようであれば、ブラの上にキャミソールやタンクトップを着ると良いでしょう。
「体のラインなんかどうでもいい!楽なほうがいい!」と、いう人はブラトップでもOK!
ご自分のライフスタイルや好みに応じて選んでみてください。
また、ブラトップでもブラジャーでも、購入前の試着をおすすめします。
例えば同じ「Mサイズ」でもメーカーによっては「S寄りのM」だったり「L寄りのM」だったりと様々です。
インナーは試着するのをためらう人もいるかもしれませんが、店員さんにひとこと言えば試着できるお店は多いので(ちなみにユニクロは可能でした)、お店で声をかけてみると良いですよ。
おわりに
ブラトップの胸元がパカパカしたときはパッドを足したりといった対処法があるにはありますが、同時にそれはサイズを見直してみるチャンスなのかもしれません。
大切なのは「何を優先すれば自分が気持ち良くいられるか」。
楽さや快適さを優先したければブラトップ、スタイルキープを目指したければブラジャー+インナー、といったふうに、自分に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。
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