汗をかくと髪がベタベタしてしまう…予防法や対策法はある?

汗をかくと髪がベタベタしてしまう…予防法や対策法はある? 美容・ファッション

汗をかくと髪がベタベタしてしまう…予防法や対策法はある?

 

汗で髪がベタベタするのって不快ですよね。

しかし、頭皮に汗をかいたまま放っておくと大変なことになってしまいます…!

そこで今回は「頭皮にかく汗」や「汗をかいたときの対策や予防策」などについて、まとめてみました!

スポンサーリンク

なぜ頭皮に汗をかくの?

 

私たちの身体は、体温を調節するために汗をかきます。

汗をかくと一時的に体温を下げることができるので、暑いときはたくさん汗をかくようになっているのです。

 

さて、頭皮には汗を分泌する「汗腺」というものがあります。

身体にももちろん汗腺はあるのですが、実は頭皮にある汗腺は背中のものと同じくらい数が多いのです…!

ですので、頭皮は全身でも汗をかきやすい部位であると言えます。

 

ちなみに頭皮自体は他の身体の部位と比べても、乾燥しやすい部位です。

しかし、頭皮から出る皮脂や毛髪があるため汗が蒸発しにくくなっていて、それがベタつきなどの原因になっているのです。。

 

 

頭皮に汗をかいたまま放置してしまうと恐ろしいことに…!?

 

汗をかくことは、私たちが活動する上でとても大切なはたらきであると言えます。

しかし、頭皮に汗をかいたまま放置していると様々なトラブルが発生することも…!?

どんなことが起こるのか見てみましょう。

 

  • 雑菌が増える

汗の中には水分だけでなく、塩分やミネラル、たんぱく質や尿素といった不純物や老廃物も含まれています。

これが雑菌たちのエサになってしまうのです!

頭に菌がたくさんいるなんて、考えただけでも恐ろしいですよね…。

 

  • 頭皮から嫌なニオイがする

雑菌は汗の中の不純物や老廃物をエサに増殖していくのですが、そのときに皮脂を分解します。

ここで不快なニオイが発生してしまうのです。

ですので、皮脂の分泌が活発な体質の人が汗を放置すると、酷いニオイが発生することもあります。

 

  • 抜け毛が増える

残念ながら頭皮には常在菌がいます…。

この菌は皮脂をエサにして増殖するのですが、そのせいで頭皮に炎症が起こる場合があるのです。

この炎症が毛穴に起こってしまうと発毛を阻害されてしまい、抜け毛が増える可能性が出てきます。

 

  • 湿疹やかゆみが現れる

汗腺の出口が皮脂や老廃物で詰まってしまうと炎症が起こりやすくなり、かゆみや湿疹が現れます。

雑菌が増えることもかゆみや湿疹の原因になります。

 

 

汗をかいたときの対策 

 

ここからは、汗をかいてしまった場合の対策をご紹介していきます。

 

1.汗を拭く

「頭に汗をかいたなあ」と思ったら、頭皮や髪の生え際の汗をこまめに拭き取ることをおすすめします。

汗を拭くとベタつきも取れますし、雑菌の増殖を防ぐことができますよ。

 

ただ、乾いたタオルやハンカチでゴシゴシこするのは、肌に負担がかかるのでNG!

タオルやハンカチを少し水で濡らして、ぽんぽんとやさしく頭皮を拭うようにすると良いですよ。

タオルやハンカチの代わりにウェットティッシュでも◎。

最近は香りのついたウェットシートやボディシートも販売されているので、そちらを使ってみるのもオススメです。

 

2.ブラッシング

ブラッシングすることで、髪の毛と髪の毛の間に空気を通すことができます。

これにより、髪に付着した汗の成分を多少散らすことができます。

 

また、細かなホコリなども取ることができるため、雑菌の増殖を防ぐ効果も。

外出する時などは折りたたみが可能なコームやブラシを1つ持っておくと便利ですよ♪

スポンサーリンク

 

ブラッシングするときは「やさしく、丁寧に」を心がけて。

力任せにガシガシとブラシをかけて頭皮まで傷つけてしまうと、逆効果なので注意してくださいね。

 

3.正しくシャンプーをする

汗をかいてすぐ、という訳にはいかないと思いますが、たくさん汗をかいた日の夜はきちんとシャンプーをするようにしましょう。

これにより汗や皮脂汚れ、ベタつきを落とし、雑菌の増殖も防ぐことができます。

頭皮と髪をしっかり濡らし、シャンプーを手で良く泡立てたら、頭の下から上に向かって泡を揉み込むようにして洗っていきましょう。

このとき、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗うと◎!

ただし、爪を立てると頭皮に傷がついて炎症などを引き起こす可能性があるので、注意してくださいね。

シャンプーかすが髪に残るとそれも雑菌のエサになってしまうので、すすぎもしっかりと行いましょう。

 

ちなみに22時~2時は毛母細胞が活性化する時間帯とされています。

22時よりも前にシャンプーをし終えていると、頭皮や髪が綺麗な状態で細胞活性が迎えられるので良いそうですよ♪

 

 

「体温調節」以外の原因でかく汗がある?

 

さて、これまでは汗をかく理由としても一般的な「体温調節のためにかく汗」とその対処法についてお話してきました。

ですが実は体温調節以外の理由で汗をかくこともあるのです。

 

  • 生活習慣の偏り
  • 緊張やストレス
  • 辛いものを好んで食べる
  • 病気

 

このような理由が挙げられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

生活習慣の偏り

私たちの身体には汗腺があり、それは頭皮にも当然通っています。

これが運動不足だったり、栄養が偏っていたり、不規則な生活をしていると、身体の汗腺がきちんと働かなくなるばかりか、頭皮の汗腺から発汗するようになってしまうのです。

 

ですので、運動などで全身を使うようにして、身体の方の汗腺をしっかり働かせることが大切です。

お風呂に入るときはシャワーだけでなく、湯船でしっかり温まるのも有効な手段ですよ。

 

緊張やストレス

大事なプレゼンや大きな発表会の前などに緊張して、手や額に汗をかいた経験はありませんか?

私たちの身体は緊張したりストレスを感じると、汗をかくように出来ています。

 

そんな時にオススメなのが「深呼吸」。

深呼吸というのは実はとても簡単に、手っ取り早くリラックスできる手段なんですよ♪

鼻から息を吸い込んだら、口からふーっとゆっくり吐き出します。

息を吐き出すときは吸ったときの2~3倍の時間をかけて、ゆっくり行いましょう。

これだけでも少し自律神経が整うため、発汗を抑えることが期待できます。

 

辛いものを好んで食べる

テレビで激辛料理を食べる芸能人を見ていると、ものすごく汗をかいていますよね。

これは「味覚性発汗」といって、香辛料などで味覚が刺激されることによって汗が出る仕組みです。

 

ですので、発汗を抑えたいのなら辛いものはできるだけ控えた方が良いと言えます。

辛いものが好きでどうしても食べたい!という場合は「週に〇回までならOK」といった感じで、自分で制限を設けると良いでしょう。

 

病気の場合もある…!?

汗をかくときに「動悸がする」「息苦しい」「咳が出る」、または「生まれつきたくさん汗をかいていた訳ではなく、急に大量の汗をかくようになった」という場合、最悪病気の可能性もあります。

 

この場合、バセドウ病、悪性リンパ腫、糖尿病などの病気が挙げられます。

汗をかく以外に別の症状を伴う場合、それが長く続くようなら、一度医療機関を受診することをおすすめします。

 

 

おわりに

 

頭皮も身体の一部であるため、汗をかくことは避けられません。

放っておくと雑菌が増えてしまうことも…。

 

ですが、こまめに汗を拭いたりきちんとシャンプーをしたりと、案外簡単なことで髪のベタつきや雑菌の増殖を防ぐことができます。

しっかりケアして、暑い日も快適に乗り切っちゃいましょう!

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました