お食い初めの献立って一応決まってるのですが、〇〇がないから、他のものでいいかしら?
ってことがありますよね。
例えば、鯛。しかも尾頭付き。
こういうのはあらかじめ魚やさんで注文しておかないと、手に入らないことが多いです。
鯛じゃなくてもいい?
他の魚でもいいかしら?
そんな疑問にお答えしましょう。
そもそもお食い初めにはなぜ鯛を使う?
そもそも、なぜお祝いの席に鯛が使われるようになったのでしょうか?
お祝いのお膳に出される鯛は鯛の中でも「真鯛」と呼ばれるもので、体の色が紅白なので縁起が良いと言われるようになりました。
また、「めでたい」という語呂合わせもあって、鯛がお祝いの席に使われるようになったのですね。
そして尾頭付きの鯛を思い浮かべてみてください。
とっても豪華な感じがして、お膳が華やかになりますね。
それもまたお祝いに使われる理由のひとつなのでしょう。
お食い初めの魚は鯛じゃないとだめ?
お食い初めのお魚のおかずは「鯛」と決まっています。
しかし、鯛が手に入らないことがありますよね。
確かに鯛の尾頭付きを塩焼きにして飾り付けると、ザ・祝い膳!という感じでキマリます。
おめでたい席には「鯛」という日本の風習があるゆえに、鯛にこだわってしまいますよね。
でも、注文できずに、とりあえず魚屋さんに行ってみたけど、鯛の尾頭付きはなかった・・・ということは良くあることです。
鯛が準備できればいいのですが、なければ、こだわらなくても良いのではないか?というのが私の出した結論です。
ないものは出せません・・^^;
鯛がなかったらどうする?
では、鯛がないときはどうしましょうか?
お食い初めだからお魚は準備したいけど、鯛じゃないお魚でもいいかな?
先輩ママたちの経験談を聞いてみると、いろんな答えが返ってきましたよ。
・尾頭付きがなかったから鯛の切り身を買ってきた
・鯛がなかったから、「タイ焼き」を代わりに置いてみた
・秋だったので旬の魚のさんまにした
・シシャモやキンメダイを代わりに準備した。
などなど、いろんな意見がありました。
なるほど~そういう代用でもいいんだ~!ってちょっと安心しませんか?
タイ焼きにはちょっと笑っちゃいましたけど。
とにかく気持ちがこもっていれば、鯛じゃなくてもいいんですよね。
鯛がなくてもお祝い膳みたいにできる
お祝いのお膳には鯛の塩焼きがあり、飾り付けがしてあるので、いかにも「お祝い」「豪華」という見栄えがするんですよね。
でも鯛がないんだけど・・とあきらめる必要はありません。
そして自分にはセンスもないし道具もないし・・と言ってあきらめる必要もないのです。
100均グッズでも十分に豪華な飾り付けができてしまいますよ。
例えば、鯛のかわりに、さんまの塩焼きにした。
という場合でも、
・お魚の下に天ぷら用の紙をしく
・お魚の上には、100均で買ったご祝儀袋の飾りの部分(水引き)をのせる
・「寿」という飾り文字があれば、それもつけてみる
などなど・・・工夫次第で立派なお祝い御膳の出来上がりです。
他にもつかえそうなのは、千代紙とか、模様入りの折り紙なんかもOKです。
造花や、生花を飾っても良いですね。
どうしても自分にはセンスがない、自信がないというのであれば、センスのあるお友達が一人や二人いるでしょうから、頼んでみても良いでしょう。
こう考えてると鯛がなくても、なんだか楽しくなってきませんか?
形式にこだわらなければいろんなアイディアが
古い世代の人‥といえばちょっと偏見になるかもしれませんが、赤ちゃんのおじいちゃんおばあちゃんの世代だと、やはり形式にこだわったお食い初めを望まれるかもしれません。
でも最近のパパやママたちは、形式にこだわらずにいろんなアイディアを出しながら、お食い初めをしてる人もいるんです。
楽しくなったついでに、いろいろ考えてみませんか?
お膳の食器は離乳食用の食器でも良いですが、お祝い用に何かパーティー用のお皿なんかも使ってもいいかもしれません。
鯛がなければタイ焼きもOKですし、おかずが作れなければ、買ってきても良し。
一汁三菜であれば、メニューもこだわらなくてもいいんじゃないかしら?って思います。
あくまで個人の意見です。
ケーキを作って一緒に置いても良いでしょうし、ケーキに「寿」の文字をチョコペンで書いたという人もいますよ。
そうそう。歯固めの石がなければ金平糖でもいいという話もあります。
そうなるとお膳が華やかになって、もっと楽しくなるかもしれません。
まとめ
ちょっととんだ発想もでてきたかと思いますが、お食い初めを準備するにあたって一番大切なのは、
「お祝いする気持ち」
「子供の健やかな成長を願う気持ち」
なわけですよね。
どんな豪華なお膳でも、この気持ち、この思いが欠けていたらそれは悲しいお膳になってしまいます。
昔ながらの形式もよし、なければないなりの工夫したお膳もアリだと、私は思います。
楽しい思い出の1ページに、準備するのが大変だと嘆かずにママも楽しんで準備してほしいなと思います。
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