誕生した赤ちゃんがすくすくと育ち、100日すぎるのもあっという間のような気がします。
もちろん、慣れない子育てに奮闘中のママたちにとっては長い期間だと感じるかもしれませんけどね。
100日目には、お食い初めをするという風習が日本にはあります。
子どもの成長を願って、または食べることに困らないようにという願いを込めて行う行事なのですが、この日程を決めるのに悩んでいる人たちもいます。
ちょうど100日目じゃないとだめなの?
前倒しでやっちゃだめ?
後ろ倒しのほうがいいの?
そんな疑問にお答えしましょう。
お食い初めは前倒しでもいい?
お食い初めは生後100日目に行うものという言い伝えがあります。
100日目というのは、生まれた日が1日目になるので計算するときには気を付けてくださいね。
ちょうど100日目にできればいいのですが、いろんな事情からその当日にできないこともあります。
ましてや、生まれて100日経ったばかりの赤ちゃんも、出産して100日経ったママも、体調が安定していないこともありますね。
なので、お食い初めは100日から120日くらいまでの間にすると良いとも言われています。
では、100日前にしちゃいけないの?
前倒しはダメ?
という疑問がでてきますね。
お祝い事の前倒しは良くないという言い伝えも実はあるのです。
弔事は前倒し、慶事は先送りというふうに昔から教えられて来たという人が多いんですよね。
ちなみにその逆を教えられてきたという人もいますが、どちらかといえば弔事は前倒し、慶事は先送りのほうが多いようです。
昔からの言い伝えであり、迷信だという人もいます。
実際、生まれてくる赤ちゃんの誕生祝を先にするというのはあり得ないというか、やはり良くないことですね。
元気に生まれて来てからお祝いするのが普通です。
そういった観点からも、お祝い事は後でも十分祝えるから後にしても良いということが言われているのかもしれません。
ではお食い初めはどうしましょうか?
お祝い事ではありますが、前倒しでも良いという声もたくさんあるんです。
必ず100日目にしないといけないというよりは、100日前後の良い日を選んですると良いですよ、という意見が多いです。
どうしても前倒しが気になるようでしたら、100日を過ぎてからしても問題はないですよ。
お食い初めの日程の決め方
それではこのお食い初めの日程をどうやって決めたらいいでしょうか?
家族の話し合いによって決めるのが一番だと思います。
100日前後で、家族の日程が合う日ですね。
例えば、パパは平日は仕事を休めないというのであれば週末を選んだら良いですし、じぃじやばぁばにも来てもらうというのであれば、目上の方たちの日程に合わせてあげるのも良いでしょう。
もちろん、最優先は赤ちゃんとママの体調だと思います。
なので日にちを決めていたとしても、数日前から赤ちゃんが体調を崩したというのであれば延期してもかまいません。
むしろその方が良いでしょうね。
またあるママさんは、100日前後で「大安」の日を探して、その日程で家族と話し合って調整したといいます。
せっかくなので吉日を選ぶと良いでしょう。
また、地域によっては100日ではなく110日とか120日とかにお食い初めをするという風習があるところもあるので、地域の風習にも合わせてみるのも良いですね。
お食い初めをする時間は?
お食い初めをする時間まで決めないといけない?
って感じですが、特に、時間はいつでもいいのです。
でも少しでも縁起が良いようにと考えるのであれば、夜にしたほうが「長生きする」と言われています。
もちろん、昼にしたからといって長生きしないわけではありませんので。
遠方から来られる祖父母の都合なども合わせて、昼間にするということもアリですね。
お食い初めは家族で?親戚は?
お食い初めに誰を招待するか?
これも頭が痛い問題ですよね。
家族だけで済ませるのも良いですし、祖父母を呼んでするのも良いです。
簡単にしたいのであれば、家族だけで簡単にしたらいいですし、祖父母の強い願いがあれば、招待してさしあげるのが親孝行になることでしょう。
そのほかの親戚は、強い要望があればということで特に声をかけなくても良いとは思いますが、これもまた祖父母の意向もありますので、良く話し合ってみると良いでしょう。
まとめ
赤ちゃんのお食い初めです。
主人公は赤ちゃんですから、日程も赤ちゃんとママに合わせてあげるのが一番ですね。
前倒しは良くないというのは、昔からの言い伝えで必ずしも良くないことが起こるというわけではありません。
みんなが赤ちゃんの成長をお祝いしてくれる場ですから、良く話し合って日程を決めましょう。
そんな迷信は気にしないというのであれば、前倒しでも大丈夫です。
かといって祖父母たちの後ろ倒しの意見が強ければ、そこに合わせてあげるのも良いかと思います。
みんなが気持ちよくお祝いできる日を選びたいですね。
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