後輩を指導するとすぐ泣くから困る…話をちゃんと聞いてもらう接し方

後輩を指導するとすぐ泣くから困る…話をちゃんと聞いてもらう接し方 人付き合い・人間心理

 

 

4月になると、新しく新人社員が入ってくるという会社も多いですよね!

 

そして、何年か務めていると新人社員の教育係を任されるという人も多いかと思います。

 

 

教育係になると、仕事の進め方ややり方はもちろん、仕事以外でも教えることって沢山あるんですよね。

 

 

そして、教育係になったからといって自分の仕事が無くなる訳でもなく・・・仕事をしながらも後輩の指導はとても大変なものです。

 

 

そして、後輩も一生懸命頑張ってくれているからこそ自分も頑張れるものなんですよね。

 

ただ、叱っているわけでもなく指導をしているだけのつもりなのにすぐに泣いてしまうという後輩に手を焼いている人も少なくありません。

 

 

泣かれてしまうと、周りから厳しすぎ、もっと優しくなんていわれてしまうこともありますし、自分が悪者になった気持ちになってしまいますよね。

 

 

何よりも、泣いてしまうともう指導を続けることが難しくなってしまいます。

 

すぐに落ち着いてくれたらいいんですが、泣いたままトイレにこもってしまってなかなか戻ってこないなんてこともよく聞くことです。

 

すぐに泣いてしまう後輩を指導するときにはどうやって接すればいいんでしょうか?

 

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後輩がすぐに泣いてしまう原因を知る

 

まず、後輩がどうして泣いてしまうのかを考えてみましょう。

 

 

・指導の仕方がきついと思われている

 

自分では、優しく言っているつもりでも忙しい時などに言い方がきつくなってしまっている事もあります。

 

元々の話し方がさっぱりとしている人も、言い方がきついと思われてしまうことがあるんですね。

 

 

・自分自身が叱られているように感じる

 

仕事で間違えた時などに、正しいやり方を教えますよね。

 

その時に、叱られているわけではないのに叱られたように感じてしまうことがあるんです。

 

注意されたときに仕事の事だけを言われている!と割り切れずに、自分自身、個人に対して叱ってきているように感じてしまう人もいるそうなんです。

 

 

・緊張しすぎている

初めて就職をして、毎日緊張していっぱいいっぱいになっていると感情をコントロールすることができないことがあります。

 

普段ならすぐ泣くような人でなくても、緊張状態にあるとちょっとしたことでも緊張の糸が切れてしまい泣いてしまうなんてこともあります。

 

 

こういった理由で泣いてしまうという後輩は、時間が経つと職場にも仕事にも慣れてきて泣いてしまうという事は無くなってくることがほとんどです。

 

 

後輩が泣いてしまった時の接し方

 

ただ、いくらまだ就職したばかりだからといっても泣かれてしまうと困ってしまいますよね。

 

もし泣いてしまったらどう対処すればいいんでしょうか?

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・感情的にならず落ち着いて話を聞く

まず、泣かれると何も言えなくなる人が多いかもしれません。

 

デスクで泣いてしまったら、一旦その場から離れるようにしましょう。

 

忙しい時にいちいち付き添って何かいられない!と思うかもしれませんが、できれば付き添うようにしてください。

 

 

そして、他の人が居ない場所で冷静に落ち着いて話を聞くようにしましょう。

 

どうして泣いているのかという事をゆっくりと聞いてみてくださいね。

 

ただ、感情的になっている時には中々ゆっくりと落ち着いて話をすることが難しいこともあるので、「また落ち着いたら話をしようね。」と言ってからその場を離れた方が良い場合もあります。

 

 

話をするのが難しそうな状況のときには、一度距離をとって落ち着いてから話を聞くようにしましょう。

 

 

後輩が泣かないようにする接し方

 

泣いてしまったら、落ち着いて対処するのが大切という事を書きましたが、まずは後輩が泣かずにいられることが一番ですよね!

 

どう接すればいいんでしょうか?

 

 

・こまめに声掛けをする

 

一度教えた仕事などを、これやっておいてねといって渡すという人も多いんですよね。

 

ただ、一度教えてもらったからといって出来るとは限りません。

 

しっかりとメモをとったり、その場では出来るようになっていたとしても、それから少し間が開いてしまうと、あれ?どうやったんだっけ?やっぱり出来ない!という事態になってしまう…なんてことは、よくあることです。

 

 

分からないなら、質問してくればいいのに。と思うかもしれませんが、一度教えてもらっているという事もあり、自分から声をかけてもう一度教えてもらうということができない人も多いんです。

 

相手が忙しそうにしていたら尚更です。

 

 

こまめに、進捗状況を確認することでつまずいたところも質問しやすくなり、後輩が安心して仕事を進めることができますよ。

 

 

・優先順位をつたえる

後輩がいっぱいいっぱいになってしまう原因に、キャパオーバーや優先順位がわからずパニックになってしまっているという事もあります。

 

 

仕事を頼まれると、全部急いでやらないといけないのかな?と思ってしまってパニックになってしまうという人も少なくありません。

 

 

長く勤めていると、言われなくても優先順位はわかりますが新入社員やその仕事の経験が少ない人は、まだまだ分からなくて当たり前です。

 

 

できれば、優先順位の高いものを順番に渡すのが一番ですが、まとめて渡すという時には優先順位もしっかりと伝えるようにしてくださいね。

 

 

さいごに

 

後輩が泣いてしまって、困っているという人は実は結構多いんです。
何で泣くの?!なんてイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、何か原因があるはずです。

 

忙しいとは思いますが、その原因を取り除くのも教育係の仕事の内ですよね。

 

どうしても自分では解決できないようなことや、どれだけ時間が経っても話をしても変わらない、という時には一人で抱え込まずに直属上司や先輩に相談してみてくださいね。

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