これから一人暮らしを始める女性たちにとって、防犯対策は気になるところですね。
自宅から通っていたけれど、転職を機に一人暮らしを始めることになった人、親元を離れて、進学や就職で一人暮らしを始めることになった人などなど。
女性の一人暮らしは親にとっても心配なものですが、本人もしっかりと対策をしておかないと、痛い目に合うこともあります。
ここではそんな女性の一人暮らしの防犯対策(部屋の中編)についてのお話をしたいと思います。
一人暮らしの防犯対策は部屋探しのときから始まる
部屋の中の防犯ももちろん大切なのですが、より安全な物件を探すことが、大切です。
女性専用のアパートやマンションなどもありますし、アパートやマンションなどの場合は、3階以上の階を選ぶのが安心です。
駅から近く、夜道でも明るいところ入り口がオートロックになっていて、管理人さんが常駐しているとさらに安心です。
こうした物件を探すのも大変といえば大変なのですが、できるだけ安全な部屋を探す方が安心ですよね。
自分でできる防犯対策
より安全な部屋を探して、いよいよ一人暮らしを始めます。
安全な部屋とはいえ、防犯対策は忘れてはいけません。
*玄関ドア、窓
玄関のドアは2重ロックにし、できれば窓も補助錠などを付けるといいですね。
窓には防犯シートなど、割れにくくしてくれるシートがあるので、貼っておくといいでしょう。
ドアの鍵には内側のつまみに貼る「サムターンカバー」というものもあります。
これを貼っておくと、外から回されないので、鍵を外から無理にあけようとしても開きません。
こうした防犯グッズを利用して対策を立てるのも一つの方法ですね。
玄関ドアについている覗き穴ですが、中から外を確認するには便利なのですが、逆に言えば、外から中が見えてしまうんですね。
できればこの穴もふさいでしまったほうが安全かと思います。
*郵便受け、表札
郵便受けに手紙やダイレクトメール、新聞などがたまっていると、いかにも「留守ですよ」と言ってるようなものです。
マメに処理するようにし、長期で出かける場合には、管理人さんやお隣さんなどにお願いすると良いですね。
また、表札ですが、アパートやマンションなら部屋の号数が書いてあれば問題ないと思います。
できるだけ名前を外に出さないほうが無難です。
どうしてもという場合には、決してフルネームでは出さずに、苗字だけにしましょう。
*カーテン
外から中を見られないためにも、カーテンは必須です。
ただ、このカーテンを選ぶときに気を付けたいのが、色や柄ですね。
いかにも女性が住んでいます!というような、ピンクや花柄などのカーテンだと狙われやすくなるのです。
なので、おしゃれに決めたいのはわかりますが、防犯対策のためにも、ブルー系やグレー系などのユニセックスでシンプルなものを選ぶようにしましょう。
光を遮断するカーテンもおススメです。
*誰かが訪問してきたら
家にいるときに、ピンポーンと誰かが訪ねてきたらどうしますか?
約束していた友達が来るというのであれば、確認してから開ければよいのですが、そうではないときには、注意が必要です。
インターホンで画面が見れたら一番よいですが、そうでない場合は、居留守を使うのが一番安全です。
郵便やさんや、ガス屋さん、電気屋さん、宅配など、いかにもそれらしい装いで犯行に来る犯人も少なくないのです。
メーターの点検などは事前に連絡が来るはずですし、宅配も心当たりがなければ、誰からのものか聞いてからにします。
また宅配を頼むときも時間指定にして、それ以外の時間の場合は受け取らないようにしましょう。
*洗濯ものは室内に
ベランダに洗濯機があるのもよくないと言われていますが、ベランダにしか置くところがなければ、仕方がないですね。
ただ、洗濯ものは、ベランダや外に干すのはやめましょう。
女性だけが暮らしているというのは、洗濯物を見ればわかるからです。
洗濯ものは室内に干すようにします。
どうしても日の当たるところでと思うのであれば、男性用の下着やシャツなど何枚か用意して、男性も一緒に住んでいるということをアピールしましょう。
ただ、いつも男性用のものが同じものだと、気づかれてしまいますから、いろいろと男性ものをそろえるのが大変かもしれませんね。
*同居人がいるようにふるまう
一人暮らしではないということをアピールするには、同居人がいるようにふるまうと良いですね。
「行ってきます」「ただいま」などという挨拶をドアを開けた時にします。
わざと外に聞こえるようにです。
*便利な防犯グッズで
鍵や窓に貼るシートなども便利グッズの仲間ですが、他には、センサーで反応して作動する防犯ライトなども、玄関やベランダに取り付けておくと安心ですね。
また、防犯対策していますというステッカーなどを貼っておくと、防犯対策しているというアピールになります。
これは、「中に入るのは手間がかかって時間もかかりますよ」という信号なのです。
そういうところに、泥棒も入りたがらないので、アピールすることも大切ですね。
まとめ
女性の一人暮らしの防犯対策についてまとめてみました。
参考になるものがあれば、できることから取り掛かってみるとよいですね。
安全に念を入れすぎることはありません。
自分の身を守ることが一番大切なので、まさかの時のためにできることはいろいろしておきたいものですね。
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