生ゴミは生活していれば必ず出るものですが、気になるのは臭いです。
特にワンルームのアパートだと、部屋中に充満しそうで嫌ですよね。
ですが、だからといって指定日以外に出すわけにはいきません。
そこで今回は、生ゴミの臭い対策についてご紹介します。
是非実践して、快適な生活を送りましょう。
目次
生ゴミから臭いが発生する原因は「菌」
生ゴミの臭いは、菌が増えることによって発生します。
そして、菌を増やしてしまう原因となるのは、「栄養素」、「水分」、「温度」、「酸素」の4つです。
◎栄養素と水分
他の生き物と同じように、菌も栄養素と水分をエネルギーにします。
栄養素とは、生ゴミに含まれる栄養素のことです。
しかし、生ゴミをまったく出さないことは難しいですよね。
そのため、生ゴミをできるだけ減らすようにしつつ、水分量を減らす必要があります。
◎温度
菌は、温度が高い方が活発になります。
夏に生ゴミの臭いがきついのは高温になるからです。
温度をなるべく低く保てれば、菌の増殖を防げます。
◎酸素
生ゴミの菌は、実は酸素が少ない環境の方を好みます。
袋を閉じていれば菌が増えてしまうことになりますが、開けたままにはできませんよね。
袋の中で発生した臭いを外に出さない工夫が必要ということです。
生ゴミの臭い対策
生ゴミの臭いを抑えたいときにまず意識するのは、「水分量を減らすこと」です。
では、具体的な対策方法を見ていきましょう。
◎野菜は皮をむいてから洗う
生ゴミの臭いを防ぐために、野菜の皮むきの段階から工夫します。
野菜は洗ってから皮をむく、という方が多いでしょう。
ですが、その順番を逆にしてみてください。
つまり、皮をむいてから洗うのです。
こうすることで、水分量を減らすことができます。
◎三角コーナーは使わない
シンクに当然のように置いている三角コーナーも、臭いの原因になります。
三角コーナーに入っているゴミは乾きにくいですし、水がかかることもありますね。
菌が増える環境を作り出している状況になってしまうのです。
三角コーナーは置かず、シンクの扉などに設置できるゴミ箱を使いましょう。
コンビニ袋などに入れてその都度捨てるという方法もあります。
◎新聞紙を活用
新聞を取っている場合は、新聞紙を活用しましょう。
新聞紙に包めば、水分を吸い取ってくれます。
そのまま包む、あるいは袋の中に敷いてもいいです。
新聞紙で箱を折り、その中に入れるという方法もありますね。
◎チャック付きの袋に入れる
食品をはじめ、さまざまなものを入れられるチャック付きの袋。
生ゴミを捨てるときにも便利です。
密封すると中で菌が増えますが、開けなければ問題ありません。
臭いなどが漏れ出さないように、しっかり閉じて捨てましょう。
◎牛乳パックに入れる
牛乳をよく飲む方におすすめの方法です。
牛乳パックを集めておき、料理のときに生ゴミを入れましょう。
そのまま口を折って捨てられますし、多少の水分があっても漏れる心配がありません。
また、袋を広げておくよりもゴミを入れやすいです。
◎冷凍する
もし抵抗がなければ、冷凍庫に入れるという方法があります。
菌が増えやすい夏に適した方法です。
あまり時間が経っていないゴミで、袋を何重かにして入れた方がいいですね。
◎防臭効果があるゴミ袋を使う
防臭タイプのゴミ袋が販売されています。
サイズもさまざまなので、自分に合った大きさのものを使いましょう。
例えば、新聞紙に包んだゴミを捨てる袋として使えば、さらに効果がありそうですね。
◎フタ付きのゴミ箱を使う
台所に、大きなゴミ袋をそのまま広げていませんか?
ゴミは毎日捨てられるわけではありませんし、見た目も悪いですよね。
ゴミ袋はそのまま置くのではなく、フタ付きのゴミ箱の中に設置しましょう。
フタ付きなら、捨てるまでに時間があっても臭いが気になりません。
◎消臭効果があるものを入れる
ゴミ箱の中に、消臭効果があるものを入れれば臭いを防げます。
市販の消臭剤でもいいですが、重曹も有名ですね。
他には、コーヒーやお茶の出がらし、酢・クエン酸のスプレー、防臭シートなどです。
◎生ゴミ処理機を使う
お金がかかっても構わないなら、生ゴミ処理機を使う方法があります。
生ゴミ処理機のメリットは、臭いだけでなくゴミの量も減らせるところです。
自治体によっては、購入のための助成金を出してくれることがあります。
まとめ
いかがでしたか?
・臭いの元である菌が増える原因は4つ
・まずはゴミの水分量を減らすことを考える
以上のことがポイントになりますね。
今回ご紹介した方法がお役に立てば幸いです。
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