むか~し子供のころに砂場で磁石遊びをしながら、砂鉄集めをしたことありませんか?
もちろん、今でも、子供たちが砂鉄収集の宿題があることもありますね。
ところで、その砂鉄、磁石にくっついたままなのですが、どうやってとったらいいのでしょう?
おおまかな砂鉄はとれても、くっついて取れない砂鉄もあります。
そんなとき、どうしたら磁石からきれいにとれるのでしょうか?
面倒なことが嫌いだから、最初から磁石にくっつけないようにしたいという場合もあります。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
今回はそんな砂鉄と磁石のお話です。
目次
磁石にくっついた砂鉄の取り方
いくつかの方法がありますので、紹介していきましょう。
*ぶつけて落とす
なんとも原始的な方法とも言えますが、何の道具もないときにはこういう方法も良いかもしれません。
砂鉄のついた磁石の真ん中あたりを、固い石や、鉄製品の角などにぶつけて落とすという方法です。
少々過激でもあり、力もいるかもしれません。
そしてこれで完全にきれいに落ちるかどうかは、ちょっと怪しいです。笑
*吹き飛ばして落とす
エアーコンプレッサーなんかがあるといいですが、強い空気を吹き付けて飛ばすという方法ですね。
吹き飛ばしてしまうので、砂鉄の収集目的では使えませんね。
また、エアーコンプレッサーがなければ、水圧を利用するという方法もあります。
ホースの口を狭くすると水の水圧があたり、勢いよく吹き付けることができます。
これで洗い流してしまうということもできるのです。
*くっつけて落とす
これはけっこう多くの人が使ってる方法ですが、紙テープや布テープなどで、くっつけて取るという方法です。
布テープのほうが良いですよ。
手軽に手に入るものなので、この方法を利用する人も多いのかもしれません。
または、粘土にくっつけて落とすという方法です。
ただ、粘土をわざわざ買ってくるのも面倒ですから、テープのほうが楽そうですね。
*吸い込んで落とす
吸い込むといえば、ズバリ!掃除機です。
掃除機で砂鉄を吸い取ってしまいましょう。
*こすって落とす
歯ブラシなどのブラシを使ってゴシゴシこすって落とす方法です。
*加熱して落とす
磁石も200度くらいに加熱すると磁力を失ってしまうので、すんなり砂鉄もとれてしまいますね。
しかし、200度までに加熱するということ自体、むずかしいかもしれませんし、危ないので、やめたほうがいいかもしれません。
*木工用ボンドで落とす
接着剤の中でも木工用ボンドが使い勝手が良いでしょう。
砂鉄のついた磁石にこの木工用ボンドを塗り、乾いたころに、このボンドをはがしてしまえばOKです。
こんな方法もあるんですね。
*磁石で落とす
砂鉄がついている磁石よりも、強い磁石を準備して、その磁石に砂鉄を移すという形になりますね。
そうすれば、砂鉄がついていた磁石はきれいになります。
強い磁石というのがポイントです。
しかし、磁石から磁石に砂鉄が移動しただけで、その強い磁石にまた砂鉄がついてしまったら、同じことじゃないか・・・
ということで、今度は磁石に砂鉄がつかないようにする方法も合わせて紹介しましょう。
磁石に砂鉄をくっつけない方法
磁石に砂鉄がくっついたら、とるのが大変です。
キレイな磁石に戻したいのに、先に紹介した方法でやってみてもうまく行かないこともあります。
では最初から磁石に砂鉄がつかないようにしたらいいじゃないかということで、そんな方法を探してみました。
*ラップで包む
一番、手軽で、効果的な方法だと思います。
磁石をラップで包んで、砂鉄を集めたり、また磁石についた砂鉄をとるために、他の磁石を利用するときにもこの方法で磁石をラップに包んでしまえば、新しい磁石もラップをとってしまえばきれいなままなので便利です。
ラップがなければ、薄手のビニール袋や紙などでも代用できます。
とにかく直に磁石を使わないということですね。
もしくは、電磁石という電気の磁石を使えばONとOFFで使い分けられ、電流をOFFにしてしまえば、くっついたものはすぐに落とすことができます。
でも電磁石ってそうそう家庭にあるものでもないですし、工場などにあるものなので、実用的ではないかもしれません。
まとめ
磁石を使うことってあまりないのですが、小学生のお子さんがいる家庭では砂鉄がついて取れないってこともよくあるかもしれませんね。
意外と色々な方法があるものですよね。
上にあげた方法の中でも、より強力な磁石を使うというのが一番賢明ではないかと思いますが、どうでしょうか?
もっとも、自分で気に入った方法でやってみると良いですけどね。
紹介したような方法でやってみても良いでしょうし、お子さんたちと一緒に、くっつかないで砂鉄を集める方法なんていうのも研究してみるといいかもしれませんよ。
また、近くに鉄工所などがあれば、そこで使っている良いアイディアもあるかもしれません。
立ち寄って聞いてみてもいいかもしれませんね。
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