悲しみや悔しさを感じた、嫌なこと・つらいことがあった…。
毎日過ごしていると、ときには泣きたくなることもありますよね。
思いっきり泣くと、すっきりした気持ちになります。
ですが、泣いた後に目が腫れて困った、という経験はないでしょうか。
せっかくすっきりしたのに、目が腫れていてはまた憂鬱な気分になってしまいますね。
そこで今回は、泣いた後の目の腫れを治す方法と予防策をご紹介します。
今度泣いたときのために備えておきましょう。
目次
泣きすぎて腫れてしまった目を治す方法
目の腫れを治すときに、難しい方法や特別な道具を使うことはありません。
時間の有無などを考えて方法を選びましょう。
◎コットンでパックをする
コットンを使って目を冷やします。
やり方はとても簡単です。
冷やした水や化粧水をコットンに含ませ、目の上に乗せます。
あとは、そのままの状態で5分程度待ちましょう。
パックの時間が長すぎると、目元が赤くなることがあるので気をつけてください。
ちなみに、コットンに含ませるのは冷やした炭酸水でも良いです。
炭酸は血行を促進してくれますし、クマの改善にも効果があります。
◎温めたり冷やしたりする
蒸しタオルと冷たいタオルを使って、血行を良くする方法です。
蒸しタオルは、濡らしたタオルを電子レンジで温めて作ります。
温める時間は20秒から、長くても1分ほどです。
火傷しない温度になったら、3~5分程度目に当ててください。
蒸しタオルで温めたら、次は冷やします。
冷たいタオルの作り方は、普通に濡らすだけです。
より冷たくしたければ、冷蔵庫に入れます。
コットンのときと同じように、炭酸水で濡らしても構いません。
また、保冷剤で冷やす方法もあります。
直接当てるのではなく、必ずタオルで包んで使いましょう。
温めることと冷やすことを交互に数回繰り返せば、腫れが引いていきます。
◎スプーンで冷やす
冷たいスプーンを使う方法です。
カレースプーンが一番向いています。
スプーンは、氷水や冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
冷やしたら、裏側(食べ物をすくって口に含んだ時に舌に当たる方)を目に当てて目頭から目尻に向かって動かします。
転がすようなイメージで動かすのがポイントです。
スプーンのカーブが、マッサージになります。
力を入れすぎないように注意してくださいね。
◎紅茶でパックをする
紅茶に含まれる色素が腫れを治すとされています。
カモミールが特に効果的です。
飲み終わったティーパックを冷やしてパックをします。
時間は10分ほどです。
ティーパックを乗せることに抵抗がある場合は、コットンに含ませましょう。
◎シャワーを当てる
シャワーを当てて血行を促進します。
温度はぬるめが良いです。
水の強さの調節もしっかり行いましょう。
◎マッサージを行う
目の周りのマッサージも効果的です。
目の上側を目頭から目尻、こめかみにかけて軽く押していきます。
こめかみまで来たら、少し力を入れて数回押しましょう。
目の下側も同じようにマッサージします。
力加減を考えながら行ってください。
眉頭の少しくぼんでいるところや、目頭と鼻の骨の間を押すのも良いです。
泣いてもまぶたが腫れない!予防策
治す方法はわかりましたが、予防策もあると嬉しいですよね。
次は、腫れを防ぐ方法を見ていきます。
◎泣くときにこすらない
目の周りは、体の中でも皮膚が薄くデリケートな部分です。
涙を拭うときはこすることが多いですが、皮膚を傷つけ炎症を起こしてしまいます。
また、傷つくことで毛細血管から「組織液」が漏れることも、腫れの原因です。
さらに、涙に含まれる塩分も刺激を与えます。
泣くときは、涙を流したままにしておくか、頬に流れてきてから拭いましょう。
意識するのは難しいと思いますが、できるだけ目の周りは触らないようにしてください。
◎お酒や塩分の摂取量を控えめにする
お酒を飲むことで、嫌な気持ちを晴らしたいときもありますよね。
でも、お酒や塩分はむくみの原因になります。
ほどほどの量にしておきましょう。
◎お風呂に入る
お風呂に入ると、血行が良くなり腫れやむくみの予防になります。
湯船にゆっくり浸かって体を温めましょう。
◎温めたり冷やしたりする
腫れを治す方法でご紹介したものです。
この方法は、泣いた後に腫れの予防策としても使えます。
◎枕を高くして寝る
泣いた後は、いつもより枕を高くして寝てください。
水分が下に流れていくので、目元に溜まらずに済みます。
◎うつ伏せで寝ない
枕の高さだけではなく、寝る姿勢も大切です。
うつ伏せで寝ると、目と枕がこすれたり水分が溜まったりします。
仰向けの姿勢で寝るようにしましょう。
さいごに
泣くのは悪いことではありませんが、疲れたり目が腫れたりと大変なこともあります。
しかし、腫れの治し方や予防策を知っておけば大丈夫です。
どうしても泣きたいときは、我慢せずに泣きましょう。
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