ストッキングをはいてお出かけしたときに、股下がずりずりと下がってくるという経験は多くの人がしていますよね。
あの時の気分の悪さ!
なんというのでしょう。
歩きにくいうえ、どこまで下がってくるかわからないし、このままずっと下まで下がっていったらどうしようという不安感。
何とも言えません。
すぐにトイレなどで直せたらいいのですが、そうもいかないこともあるわけです。
ストッキングの股下がずりおちる原因と、その対策についてお伝えしていきます。
目次
ストッキングの股下がずり下がる原因とは
ストッキングの股下がずり下がる原因にはいくつかあります。
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サイズが合わない
一番多いのはコレです。
ストッキングのサイズが自分の体にぴったりかどうかチェックしてみましょう。
あまり締め付けるのが嫌だからと大きめのサイズを選んでいるかもしれませんね。
またストッキングは物によっても伸縮性が違ってきます。
これは実際に履いてみないとわからないので、分からないときにはとりあえずひとつだけ買って試してみるというのが無難です。
このサイズがあっていないと、股下がずりずりっと下りてきます。
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滑りやすい衣類
あまり考えられないかもしれませんが、パンティなど下着がシルクとかナイロンなど滑りやすい素材だと、ストッキングが滑ってずりおちるということもあるのです。
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股下のマチがない
ストッキングによっては、股下のマチがあるものとないものがあるんですね。
この股下のマチがないものを履くと、股下のずれが気になることがあります。
マチがあると、体にフィットするのでずり落ちるということもありません。
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ストッキングの劣化
何度も履いているストッキングは伸縮性があるのですが、何度も洗濯するので最終的には「伸びてしまう」という現象がおきます。
着圧ストッキングでも何度も履いていると、圧力が弱くなったりもしますね。
こうした伸び、ゆるみがずりおちを引き起こしていることもあるのですよ。
ストッキングの股下が落ちないための対策
原因がわかれば、対策はできるものです。
その原因に対応していけばよいですね。
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サイズを合わせる
自分が楽なストッキングのサイズというものがあるはずです。
いつも同じ商品を使っていてずり落ちるというのであれば、そのひとつ下のサイズを選んでみるというのも一つの方法ですね。
ストッキングのサイズなんてたいして変わらないと思ってるかもしれませんが、意外に履いてみると違いが分かるものですよ。
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下着の素材は綿がおススメ
滑りやすい下着をつけているから、滑ってしまうという現象がおきるのですから、滑らない素材のものが良いですね。
素材は綿がおススメです。
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股下マチのあるものを選ぶ
股下のマチがあるものなら、体にフィットして滑りにくくなります。
ずり落ちということもなくなるでしょう。
いつものストッキングを一度見直してみませんか?
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新しいストッキングに買い替える
古くなってしまったストッキング。
伝線さえしなければずっと履いていたいものですが、伝線していなくても古くて伸びてしまってずりおちてくるようなら、新しいものに買い替えたほうが良いですね。
気分も違ってきますし、ずりさがってこなければ安心して外出もできますね。
また他のメーカーの物を試してみるというのも良いでしょう。
ずり下がりにくいものもあるかもしれません。
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ガードルを履く
ストッキングの上からガードルを履くと、ずり下がる心配がありません。
ガードルを試したことがないということであれば、物は試しで一度履いてみてはいかがでしょうか。
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履くときにしっかり引き上げる
これは履き方の問題になります。
特にサポートタイプのものだと、足先から入れて少しずつ引き上げていきますよね。
それをしっかりしていれば、ずり下がるということも少ないはずです。
正しいストッキングの洗い方
ストッキングの股下がずり下がるのは、ストッキングが伸びてくるという原因もありましたよね。
ストッキングを正しい洗い方で洗うとその伸びもある程度予防できるので、ここで今までの洗い方もチェックしてみてください。
*手洗いの場合
基本的にストッキングは手洗いが良いですね。
30~40度のぬるま湯くらいと中性洗剤を使って洗います。
手でやさしくもみ洗いしてからしっかりとすすぎ、手でしぼってから、日陰干しにします。
干すときには、ゴムの部分が上、つま先を下にするのがポイントです。
これを逆にしちゃうと、ゴムが伸びたりして、ずり下がりの原因になってしまいますよ。
*洗濯機で洗う場合
私なんかは面倒でネットに入れて洗濯機で一緒に回してしまう方なんです。
要するにめんどくさがりやなんですけどね。笑
まず、洗濯ネットにストッキングを裏返して入れます。
こうすることで消臭効果がありますよ。
ネットに入れるときには、一つのネットにひとつのストッキングを入れるようにしましょう。
二つ三ついれると、ストッキング同士が絡んでしまうので気をつけましょう。
ネットにいれたら、中性洗剤をいれて、ドライコースで洗います。
ドライコースで洗ったら、脱水はしません。
脱水はタオルに包んで水けをとります。
そのあとに、日陰で干します。
このときもゴムのほうが上です。
タオルで十分に水けをとってからのほうが乾かしやすいですよね。
注意点として、乾燥機は禁止です。
乾燥機を使って乾かすとびりびりになったり、縮んだり、傷んだりするので気を付けてくださいね。
さいごに
ストッキングの股下がずれて来たと思ったら、ストッキングを見直す時かもしれません。
もし新しいものでもずり下がるなら、ストッキングのサイズや質をチェックしなおしてみましょう。
ずり下がりのないストッキングで安心して外出しましょう。
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