一人でまたはお友達と、家族で、ゆっくりとお茶を飲む時間って素敵ですよね。
温かいお茶はほっと一息つけるものです。
お気に入りのマグカップや湯飲みを使っている人も多いでしょうけれど、毎日、もしくはしょっちゅう使うそのマグカップや湯飲みに、茶渋がついているのを発見したとき、どんな気持ちがしますか?
キレイにしたいですよね。
手っ取り早く、何でも白くきれいにしてくれるメラミンスポンジを使ってみるけど、思うように白くきれいにならないってこともあります。
そんなときはどうすればいいでしょうか。。。
メラミンスポンジに頼らなくても茶渋をしっかり落とす方法をお伝えしていきます。
落ちない茶渋は重曹で解決する
お掃除などにも活躍する重曹。
体や環境にも優しいということで、重曹はどこの家にもあるのではないでしょうか。
なかったとしても100均ショップで手軽に手に入ります。
この重曹を使うと、茶渋はきれいに落ちるのです。
何をかくそう、主婦である私も、茶渋はこの重曹で落としています。
重曹で茶渋を落す方法はごく簡単です。
重曹をスポンジにつけて汚れ部分をこするだけです。
こするものもめんどくさい~って言う人はつけ置きという方法もあります。
マグカップや湯飲みに熱いお湯をいっぱい入れて、そこに重曹を小さじ1入れます。
よく溶かしてそのまま1時間ほど放置すると、茶渋はきれいに落ちていますよ。
これはマグカップや湯飲みだけではなく、タンブラーや保温瓶などにも使えますよ。
落ちない茶渋は塩で解決する
重曹はキッチン回りの掃除にも使えますし、茶渋を落すときにも使え、便利だとお話してきましたが、普段から重曹は使わないという人もいますよね。
わざわざ重曹を買ってきてまでしたくないし、急なお客さんでなんとかしたい!っていう時もあります。
塩の中でも粗塩を使うと良いですよ。
粗塩が研磨剤の代わりになってくれて、頑固な茶渋を落してくれます。
マグカップや湯飲みなどは水けをとった状態で、スポンジなどに塩をつけて茶渋の部分をこすります。
これだけできれいになるからラクチンですね。
そして先に紹介した重曹でも落ちなかった頑固な茶渋も塩で落ちますので、試してみてくださいね。
他にも使える方法はある
茶渋を落せるのは重曹や塩だけではありません。
身近にある食品だとお酢、かんきつ類などがあります。
茶渋はお茶の中のタンニンが酸化して黒くなるのですが、その酸化を防止するのがお酢なのです。
お酢をスポンジにつけてこする
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コップの中にお酢をいれて1晩放置する
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お酢の中にコップをつけて1晩放置する という方法があります。
ただ、お酢のニオイがきつくていやだという人には向いていません。
かんきつ類の皮なども効果があります。
レモンやオレンジ、みかんなどですね。
こうしたかんきつ類の皮にも茶渋を落す成分が含まれているので、みかんを食べたら皮をとっておくとかレモンティーを飲んだら、そのレモンの皮で落とすとか、利用してみましょう。
このかんきつ類の皮に塩をつけるとさらにパワーアップしますよ。
食品ではないのですが、もう一つ、茶渋を落す強力な味方は「歯磨き粉」です。
歯磨き粉も歯を白くする成分が入っていますし、白い服についたシミを落すときにも使えます。
同じように歯磨き粉をスポンジやキッチンペーパーにつけて汚れ部分をこすって落とします。
茶渋がつかないように予防するには
いろんな方法がありますが、そうして茶渋を落してきれいになったマグカップや湯飲みはきれいなまま使い続けたいですよね。
茶渋がつかないように予防することはできるのでしょうか?
できるんです!それも簡単な方法で。
一つは、お茶を飲んだら、すぐに洗うか、水に浸しておくという方法です。
お茶を飲んでそのまま放置しておくと茶渋になってこびりついてしまうんですよね。
飲んだらすぐに処理しておけば、茶渋もつきにくくなります。
もう一つはお米のとぎ汁を使った方法です。
これは陶器の場合に効果があるのですが、お米のとぎ汁でコップを煮だすという方法です。
ひび割れ防止効果もあるそうですが、わざわざお米のとぎ汁で煮だすってのも面倒ですね^^;
ちなみに陶器よりも磁器のほうが茶渋が付きにくいといいます。
陶器は表面に目に見えないでこぼこがたくさんあり、そこに汚れがたまってしまうんです。
そうした点からも磁器を選ぶとお手入れが楽だということですね。
まとめ
茶渋を落すときに使えるものはいろいろあることがわかりましたね。
メラミンスポンジがなくても身近にあるもので落とすことができます。
また、強力な漂白剤を使わずとも、体に優しい、環境に優しいもので落とせることがわかりましたね。
どの方法を選ぶかは自分次第です。
私は重曹派ですが、塩を使っても良いですし、みかんの皮でもOKです。
またそうしたものをいつか機会があれば試して見たいなとも思います。
そして茶渋を予防するためには、飲んだらすぐ洗うというのがポイントになりますね。
ついつい、お茶を飲んでおしゃべりに花を咲かせてそのまま放置してしまうこともありがちですが、飲んだら洗うを心がけるだけでも違ってくるでしょうね。
マグカップや湯飲みに限らず、急須も同じですよ。
できるだけ放置する時間を短くして早く洗うようにしましょう。
綺麗なカップでおいしいお茶を、そのひとときが最高ですよね。
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