気が付いたら服に赤茶色みたいなシミが・・ってことがありませんか?
それは「サビ」のシミではないですか?
そもそも、なんで服にサビがついちゃうの?
サビているところに服が触れてしまったとか、ネックレスなどのサビがついてしまったりとか、お子さんなら公園のブランコのサビがついてしまったとか。
ついてしまう原因ってけっこうあるんですよ。
ついてしまうのは仕方がないとして、そのシミを取る方法が問題ですよね。
今回は服についてしまったサビの取り方を紹介します。
家にあるものでできるんですよ!
目次
服についたサビは家にある〇〇で落とせる!
服にサビがついてしまったら、即クリーニングに出さなきゃ!って考える人も多いのですが、その前に、一度試してみてほしい方法があります。
それは「レモン汁」です。
サビというのは水に溶けないので、水だけでは落ちません。
そしてこのサビはアルカリ性の汚れになるので、「酸性」のものが効力があるのです。
そこで強い酸をもつ「レモン」が登場するわけです。
このレモンの酸がサビを溶かす性質を持っているので、サビの染み抜きに効果ありということなんです。
では、具体的に方法を見ていきましょう。
【レモンを使ったサビの落とし方】
1.衣服のサビがついた部分にレモン汁をかけておく。
2.果汁が乾く前に水で洗い流す。
3.洗濯機で普通に洗濯する。
これでOKです。
衣類の生地によっては変色したり傷んだりすることがあるので、綿棒にレモン汁をつけて、服の目立たないところで一度試してから本格的に使うことをおススメします。
でも、うちにはレモンもレモン汁もないけど・・どうする?
そんな人も安心してください。
まだまだ方法はあります!
サビ取りにはこれも使える、家にある〇〇
レモンは先述したとおり、酸性のものですね。
だったら、レモンがなくても酸性の他の物でもサビのシミ取りができるのではないでしょうか?
そうなんです。
レモンの他にも使えるものがあるんです。
【お酢】
酸性と言えば酸っぱい、酸っぱいといえば、お酢。
お酢だったら、キッチンの隅にいつも常備しているのではないでしょうか。
<お酢を使ったサビのシミ取りの方法>
お酢を小皿に入れて、そこにシミの部分を浸します。
乾かないように24時間浸して放置したのち、水で洗い流して普通に洗濯します。
【クエン酸】
レモン汁やお酢と聞けば、また連想されるものがありますね。
それが「クエン酸」です。
クエン酸はお掃除や洗濯にも大活躍するものなので、常備しておくと便利ですよ。
<クエン酸を使ったサビのシミ取りの方法>
クエン酸は水には溶けにくいので、40度くらいのお湯に溶かします。
クエン酸の濃度が5%くらいになるのがちょうどよい濃度です。
そこにつけ置きしてから、普通に洗濯します。
【クエン酸+重曹】
クエン酸だけではよく落ちなかったというときには、重曹もプラスしてみましょう。
クエン酸溶液をシミの部分につけ、そのうえに重曹を振りかけます。
シュワシュワと発砲したあと、一度水洗いしましょう。
落ちていなければ、2,3回繰り返してから洗濯機に入れます。
【重曹ペースト】
サビ落としに役立つのが重曹ペーストです。
衣類にも使えます。
<重曹ペーストを使ったサビ取りの方法>
重曹大さじ2+水大さじ1で重曹ペーストを作ります。
重曹ペーストをサビの部分に塗って3時間放置します。
服がコットンやリネンなど丈夫なものであれば、歯ブラシで軽くこすっても良いですね。
その後、水洗いして、普通に洗濯します。
これでも落ちないというときには、重曹の割合を多くしてみたり、つけ置きの時間を長くしてみたりすると落ちることもあります。
歯ブラシでこする時も決して強くこすらずに、軽くしましょう。
【漂白剤】
漂白剤には塩素系と酸素系のものがあります。
白い服であれば、塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)も使えます。
しかし、色柄物であれば、色落ちすることもあるので、酸素系の漂白剤を使います。
酸素系漂白剤を40度くらいのお湯にといて、つけ置きしておきます。
その後、軽くすすいでから普通に洗濯しましょう。
塩素系の漂白剤を使うときには、綿棒で漂白剤をシミの部分につけて水で洗いながします。
【クリーニングに出す】
これは最後の手段です。
上に紹介した方法でどうしても落ちないというときには、専門家に任せましょう。
クリーニング屋さんでは「フッ化水素」や「シュウ酸」といったものでサビのシミを落とすんです。
こうしたものが、手に入れば家で試してみても良いでしょうが、なかなか手に入れるのも難しいでしょうから、専門家の手に任せた方が安心ですね。
まとめ
サビのシミってなかなか落ちなくて、私も何度も試してみたけど落ちないのであきらめてましたが、レモン汁やクエン酸など、もう一度試してみようと思います。
家にあるもので落とせることが分かったので、ぜひ試してみてください。
クリーニングに出すのは最後の手段ですよ。
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