もうすぐ夏!夏といえば、夏祭りに花火大会と、浴衣を着て出かける機会も多いですよね。
いざ気合を入れて、浴衣を着て出かけてみたのはいいけれど、時間が経つにつれてだんだん帯がゆるんで、ずれてしまって困ったという経験はありませんか。
この記事では、浴衣の帯がずれてしまう原因とずれてしまった場合の対処法について紹介します。
浴衣の帯がずれてしまう原因
浴衣の帯がずれてしまう原因は、以下の事が考えられます。
1.帯の締め方が足りない
帯を二重に締める時に緩む場合が多いです。
一巻きごとにギュッと引き締めるようにしてください。
2.浴衣を着る時に入れるタオルなどの補正が足りない
とくに、痩せている方の多いのですが、浴衣を着る時に入れる補正が足りないと、だんだんと体の細い方に帯がずれていってしまいます。
3.歩き方や動作が大きすぎる
浴衣を着た時は、なるべく体の動作は小さくするように心がけましょう。
歩き方はなるべく内股で、小さくちょこちょこと歩くように心がけてください。
腕もなるべく方より上に挙げないようにし、上半身もひねらないようにしてください。
4.浴衣の素材
浴衣や帯の素材がポリエステルなどの化学繊維だと滑りやすく、帯がゆるんでずれてきてしまいやすいです。
帯がずれてしまった場合の自分でできる対処法
まず、もしも場所がある場合は帯を締め直すのが一番綺麗に帯のずれが直ります。
その時に、きっちりと一巻き一巻きしっかりと引き締めて巻くようにしましょう。
帯を締め直す場所もないし自分ではできないという場合は、応急処置として浴衣と帯の隙間を埋めるように、ハンドタオルや手ぬぐいを詰めていきましょう。
ハンドタオルは、帯のずれや緩みがなくなるまで、しっかりと詰めていきます。
そのため、浴衣を着るときには、あらかじめハンドタオルや手ぬぐいを持って出かけるようにしましょう。
帯締めを締め直すことも有効ですが、締めなれていないと余計に帯がずれてしまう場合もありますので、タオルを詰めるだけにしておくほうがいいです。
着付けの時に帯がずれないようにするためのポイントは?
帯を巻く時は補正が大切です。
体の細い部分を埋めるようにしっかりとタオルを巻いて、補正をしてください。
体を茶筒のような寸胴になるように、なるべく体の凹凸をなくすように補正をするようにしましょう。
意外と忘れがちなのが、後ろの腰辺りの補正です。
体を横にすると、腰の上辺りに手が入る隙間ができると思います。
この部分を埋めるようにしっかりと補正をしっかりとしてください。
補正をしっかりとしないで帯を締めてしまうと、腰の部分まで帯がずれてしまう場合もあります。
体の補正には、一般的にはタオルを使いますが、それよりも扱いやすい補正パッドというものもあります。
補正パッドは、初心者にはタオルよりも扱いやすいのでおすすめです。
帯がずれたりゆるんだりするのは、帯を巻く時の引き締めが足りない場合も多いです。
帯を二重に巻く時に一巻きごとにしっかりと引き締めるように帯を締めていきましょう。
最後に飾り締めをするときにも緩まないようにしっかりと引き締めるようにしてください。
浴衣の帯の結び方は、こちらのサイトに詳しく載っています。参考にしてみてください。
https://sgm.co.jp/useful/kitsuke_obi/
まとめ
浴衣の帯がずれてしまうと、気が気ではなくなるし見た目もだらしなくなってしまいますね。
着付けの段階で、しっかりと帯を締めるように気をつけたほうが良さそうです。
きれいに浴衣を着こなすためには、浴衣を着た時の動きも大切です。
洋服の時と同じような大きな動作は、しないようにしてくださいね。
浴衣で、すっと背筋を伸ばし内股でゆっくりと歩く姿は、何よりも美しいと思います。
ぜひ、この記事を参考にして帯がずれを直して、浴衣美人を目指してくださいね。
コメント