雨が降るとエアコンから水漏れしてしまうのは故障?原因と対策は?

ライフハック

   

 

雨の日にエアコンを使っていると、急に水が漏れてきた!という経験はありませんか?

 

梅雨時はもちろん、夏場にエアコンを使わずにいることは難しいと思います。

 

特に一人暮らしだとこうしたトラブルのときは困ってしまいますよね。

 

エアコンの水漏れの原因は雨と関係があるのでしょうか?

 

そして、何か対策はあるのでしょうか?

 

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ドレンホースを確認する

 

◎水漏れの原因は、その多くがドレンホースにあり

 

エアコンからの水漏れは、ドレンホースに問題があることが多いと言われています。

 

ドレンホースとは、エアコン内の水分を外に排出するためのホースです。

 

室外機の近くにある、細いじゃばら状のホースがドレンホースです。

 

すぐに分かると思うので、水漏れに気が付いたら、まずはみなさんも一度確認してみてください。

 

◎ドレンホースの詰まりと位置を確認

 

普段は気にならないのに、雨が降ると水漏れを起こしてしまう。

 

そういった場合は、ドレンホース内にゴミが溜まっていないか確認してみてください。

 

雨の日は、室内の湿度が上がります。エアコン内にもたくさんの水分が発生します。

 

しかし、ドレンホースが詰まっていると、屋外に水分が排出されません。

 

屋外に排出されない分逆流してしまい、水漏れにつながってしまうのです。

 

また、ドレンホースの位置を変えると解消する場合もあります。

 

雨が降ると、水溜まりが出来ます。

 

ドレンホースの排出口が、その水溜まりに浸かっている可能性があります。

 

水溜まりではなくても、地面についていると雨水が入ってきてしまうかもしれません。

 

晴れている日は確認が難しいと思いますが、原因の1つとして覚えておくと良いです。

 

さらに、室外機が屋上にあるかどうかも注意しておきたい点です。

 

屋上にある場合、ドレンホースの排出口が上向きになっていることも考えられます。

 

経年劣化した配管から水が伝ってくることもあるようです。

 

◎ドレンホース内を掃除する

 

ドレンホースは自分で掃除することができます。主なポイントは2つです。

 

・排出口付近の大きなゴミを掻き出す。

 

・ガーゼなどの布をあてて掃除機で吸う。

 

まず、目に見えるゴミは自力で掻き出します。

 

大きすぎるゴミは、掃除機が故障する原因につながるからです。

 

次に、掃除機を使いますが、このときに工夫が必要です。

 

それは、ドレンホースの排出口にガーゼをあてることです。

 

この作業をせずに掃除機を使うと、掃除機内に水が入り込んでしまいます。

 

水もまた掃除機が壊れる原因になるので、注意が必要です。

 

布が厚すぎると上手に吸うことができないので、ガーゼがちょうど良いと思います。

 

輪ゴムで固定すると吸いやすいでしょう。

 

吸ったあとにドレンホースを下に向けると水が出てきます。

 

掃除機で吸って、水を出すという作業を何回か繰り返すと良いそうです。

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※掃除機で出来ないとき

 

 ドレンホース専用のクリーニングポンプというものがあるようです。

 

 人によっては掃除機より使いやすいかもしれません。

 

 そもそも自分で掃除する自信がないという方は、業者に頼むことも考えましょう。

 

水漏れではなく「雨漏り」の可能性あり?

 

エアコン周辺での雨漏りもケースの1つとして考えられます。

 

雨漏りというと天井を想像しますが、エアコン周辺で発生することもあるようです。

 

エアコンは、設置する際、配管を外に出すため壁に穴をあけます。

 

このとき、隙間が残らないように工事をするのが普通です。

 

しかし、この処理が不十分な場合があります。

 

その結果、塞ぎきれていない隙間から雨水が入り込み、雨漏りを起こしてしまうのです。

 

雨漏りの場合、自分で修理するのは難しいと思います。

 

放置しておくと、周辺の家電の故障や、カビの発生につながってしまうかもしれません。

 

早めに不動産屋に相談しましょう。

 

エアコンと台風は相性が悪い?

 

水漏れについて調べていた時に、エアコンと台風の相性についての記事を見つけました。

 

直接は関係ありませんが、なるほどと思ったので、まとめてみます。

 

その記事は、台風の日にエアコンを使うと故障する可能性が高くなるというものでした。

 

その理由は、エアコンの構造にあるようです。

 

エアコンは、屋外と室内の熱を交換することで、室内の温度を保っています。

 

夏なら室内の熱い空気を室外に出し、冷たい空気を出しています。

 

冬は反対になります。

 

その仕組みを順番に見てみます。

 

⒈室外機の圧縮機を使って冷媒(ガス)を液体になるまで圧縮

 (気体は圧縮されると熱が高くなる)

 

⒉⒈の液体をファンとラジエータで冷却(このとき室外機から熱が外部に放出される)

 

⒊気体に戻ったときに圧縮前より温度が下がる

 

この冷たくなった冷媒(ガス)をエアコンに送っています。

 

ガスを冷やすためには、大型のファンで強力な風を当てなければなりません。

 

ファンはモーターの力によって動いています。

 

そしてこのファンは、強風によって風車のように回ってしまいます。

 

強風時にエアコンを使うと、内側と外側の両方から力が加わることになってしまいます。

 

その結果、ファンや室外機の可動部すべてに大きな負荷がかかるかもしれないのです。

 

室外機の故障がエアコンの故障につながるということのようですね。

 

まとめ

 

少し本筋から外れた部分もありましたが、いかがでしたか。

 

現代において、快適に過ごすためにエアコンは欠かせないものとなっています。

 

不調に気が付いたらできるだけ早く対処しましょう。

 

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