朝晩、肌寒くなってくると、そろそろこたつでも出そうかな・・と冬の準備を始める人も多いでしょう。
こたつは温かいですよね。
一家団欒の時間に一役買ってくれることもあります。
ただ、入ったらなかなか出られないのが玉に瑕というところでしょうか。
ところで、そんなこたつなのですが、なんだか「くさっ!」って感じることありませんか?
こたつを久しぶりに出して使ってみた時に感じるニオイもあれば、使いながらこもってくるニオイもあります。
今回はこのニオイの原因と対策に迫ってみたいと思います。
せっかくのこたつですから、気持ちよく過ごすためにもニオイ対策したいですね。
目次
こたつのニオイの原因は何?
こたつが臭うのは原因があるからですね。
こたつに原因があるのか、こたつ布団に原因があるのか、そのほかにも原因があるのか見ていきましょう。
【こたつに原因がある】
こたつの電源をいれたときに、なんだか焦げ臭いにおいがすることがあります。
それはヒーターユニットに埃がたまってるからということが多いです。
そんな時はヒーターユニットを掃除すればよいのですが、他にビニールが焦げたニオイなんかがすることがあります。
そんなときはこたつの異常であることが多いので、電源を切って、できればASセンターなどに連絡してみると良いですよ。
【こたつ布団に原因がある】
こたつ布団も洗濯したばかりのものであれば臭うこともないのですが、ずっと使っているとニオイがついてしまうことがあります。
こたつに入ってコーヒーを飲んだり、ミカンを食べたり、お茶を飲んだり・・そんなときの食べこぼしが布団にしみこんでいることもあります。
また長く使っているとホコリもたまりますし、いろんな人が使うので、その人の手垢や足のニオイなんかもしみついていることがありますよね。
なので、こたつ布団も定期的に洗濯したり天日干しにしたりということが必要なのです。
【その他の原因】
こたつやこたつ布団の他にも考えられる原因はいくつかあります。
*足の汗やニオイ
汗臭い足をそのままこたつに入れてしまうと、こたつの中では熱もこもりますが、ニオイもこもってしまいます。
それがこたつ布団にも移ってしまうということもありますね。
足はできるだけキレイにしてからこたつに入りたいものです。
*ペットのニオイ
犬や猫を家の中で飼っている場合です。
ペットのニオイもこたつの中にこもったり、布団にしみついたりするので、気をつけましょう。
ニオイ対策はコレ!できることから始めてみよう
こたつのニオイの原因が分かったところで、対策もでてきますね。
【こたつのヒーターユニットのそうじ】
こたつのヒーターユニットに埃がたまっていたら、ひどくなると火事の原因にもなるので、こたつを使い始めるときには、一度掃除しておくと安心です。
ヒーターユニットはねじで簡単に外れるものもありますので、外して掃除するのも良いですし、またはエアダスターという空気で掃除するものを使って、ホコリを追い出すということもできますね。
【こたつ布団の洗濯】
食べこぼしがしみつくなどのこたつ布団に原因がある時には、こたつ布団を洗濯しましょう。
こたつ布団は洗濯機で洗うこともできますが、入らないというときには、浴槽にぬるま湯をためて、洗剤を溶かし、こたつ布団を入れて、足でじゃぶじゃぶ踏んで洗いましょう。
お湯が汚くなったら、お湯を入れ替えて、2~3回繰り返し、お湯がきれいになるまでします。
洗い終わったら絞って、水気を切り、自然乾燥なのですが、できれば天日干しにすると殺菌作用もあってなお良いです。
しかしこたつ布団もそう毎回洗うってことも難しいものです。
干しても乾くまでに時間がかかりますしね。
そういうときは、「天日干し」だけでも違いますよ。
干すときには消臭スプレーなどを併用してみましょう。
また、こたつの下にしいている絨毯やマットなどは、かけてある布団はあげて、通気性をよくし、重曹を振りかけて半日から1日おいておきます。
その後、重曹を掃除機で吸い取ると、ニオイも一緒にとれます。
重曹は体にも害がないので、小さいお子さんやペットがいるおうちでも安心して使えるアイテムです。
こたつ布団もずっとこたつにかけておかずに、こたつを使わないとき、天気の良い日中は布団を干したり、片付けておいたりしてこたつの通気をよくしておくと、ニオイがこもらなくてニオイ防止になります。
【こたつにあるものを入れる】
こたつの掃除をしたり、こたつ布団を洗ったりしても、こたつにはいろんな人の足が入り、またペットも出入りすると、ニオイがこもってしまうことがあります。
そんなときのニオイ対策には、こんなものを入れると良いのです。
・ミカンの皮
・石鹸
・コーヒーのかす
・備長炭
・冷蔵庫の脱臭剤
・ビーズタイプの消臭剤
・こたつ用消臭剤
こんなにたくさんあるんですね。
家にあるもので良いのですが、ミカンの皮や石鹸、コーヒーのカスなどは、使わないストッキングや毛糸で編んだものや水切りネットのようなものにいれて、こたつの中につるしておくと、蹴とばされる心配もなくニオイ退治もしてくれます。
どんな香りが良いかは好みもありますので、いろいろ試してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
こたつに入っている時間はとっても幸せな気分になれるのですが、布団をめくった瞬間、「うっくさっ!」ってなると、その気分も台無しになってしまいますよね。
こたつやこたつ布団の掃除を定期的にしたり、布団を天日干しにしたりと日ごろからのお手入れも必須だということも分かりましたし、ニオイ対策のためにこたつの中に石鹸やミカンの皮などを入れるというのも一つの生活の知恵ですね。
ぜひ、試してみてください。
コメント