ニンニクは香りづけや、アクセントとして料理に使う事が多い食材です。
すりおろしたり、みじん切りにして調味料と一緒に混ぜ込んで、タレなどを作るという事もよくあることですよね。
このニンニクは、香りが強いんですが生のニンニクって加熱したものよりも臭いが強いんですよね。
そんなニンニクを調理した後って、手にニンニクの強い臭いがしっかりとついてしまっています。
水で手を洗うだけではもちろん落ちませんし、石鹸を使って強めにごしごしと手を洗っても中々ニンニクの臭いってとれないんですよね。
いつになったらニンニクの臭いが消えるの?!なんて思う事って料理をする人なら1度は経験があるものです。
そこで今回は、手についたニンニクの臭いを落とす方法や予防方法を紹介いたします!
手についたニンニク臭ってどうやったら消える?簡単な方法
1.ステンレスを使う
ニンニクの臭いを消す方法として、一番メジャーな方法でもあるステンレスを触るという方法です。
キッチンにあるものでは、シンクやボウル、蛇口などにステンレスが使われています。
どうしてステンレスに触るとニンニクの臭いが消えるのか不思議ですよね。
ステンレスの鉄イオンとニンニクの臭いの素となっている物質が反応するんだそうです。
その反応により、臭いが消えるんですね。
ただステンレスの部分を触るだけでいいだなんて、簡単でお手軽です!
ただ、ニンニクの臭いがついている手で、他の部分に触るのはちょっと抵抗があるという人や、シンクなどステンレス製ではない・・・なんて人もいるかもしれないですね。
そういった時には、ステンレス石鹸というものもあるんですよ。
ニンニクの臭いだけではなく、玉ねぎなどの臭いにも効果があるので、1つ台所に置いておくと便利なアイテムです。
2.レモン汁を使う
実は、レモンやオレンジなどの柑橘系を使うというのもニンニクの臭いを消すには効果があるんです。
柑橘系の汁は酸性なんですが、ニンニクの臭いは酸性のものと中和するため臭いが消えるんです。
手にレモン汁などを塗りつけてから洗うとニンニクの臭いが消えますよ。
3.歯磨き粉を使う
手を歯磨き粉で洗うだなんて考えたこともないですよね。
歯磨き粉の消臭効果はとても強いので、通常の石鹸よりも臭いを消す効果が高いんです。
ニンニクに限らず、他の食材や香辛料などを使った時に、料理中に手についた臭いには歯磨き粉が効果的だといわれています。
歯磨き粉のミントの臭いが残りますが、ニンニクの臭いのように不快なものではないですし、歯磨き粉の臭いは少し時間が経てば軽減していきますよ。
4.お茶の出がらしを使う
お茶の出がらしを使って手を洗うという方法もニンニクの臭いを消すのには効果があります。
お茶には殺菌と消臭の作用があります。
この、消臭作用によりニンニクの臭いも消すことが出来るんですよ。
手にお茶の出がらしを塗りつけるようにしてから手を洗っていきます。
新品のお茶の葉を使うと勿体ないので、出がらしを使うようにしてくださいね。
ニンニクの臭いが手につくのを予防する方法
実は、ニンニクの臭いが手につくのを予防する方法もあるんです!
・冷凍したニンニクを使う
ニンニクを調理する前に、あらかじめ冷凍しておきます。
冷凍した状態のニンニクは切っても汁があまり出てこないので手に臭いがつきにくくなるんですよ。
冷凍保存するときには、1片ラップで包んで冷凍をすると使う時に、すぐ取り出すことができます。
・レンジで加熱する
ニンニクを加熱することで、臭いの原因となっている成分が弱くなるんです。
ニンニクを薄皮がついている状態で10~15秒ほどレンジで加熱するだけでOKです!
・手袋を使う
ニンニクを調理するときには、使い捨てのビニール手袋を使うのもおすすめです。
直接ニンニクに触ることがないので、手に臭いがつくことがありませんし、使い終わったら臭いのついてしまった手袋は捨てるだけでOKです。
ゴム手袋は、調理後に洗う手間があるので使い捨てのものがおすすめですよ。
まとめ
ニンニクの手についてしまった臭いは様々な方法で消すことが出来るんですね!
予防法は、効果はありますが全く手に臭いがつかないというわけではありません。
ただ、予防法を行う事で、調理後に手についたニンニクの臭いを消すときに簡単に臭いを消すことが出来ます。
手につかないように予防法を行い、さらに調理後には自身のやりやすい臭いを消す方法を試してみてくださいね!
コメント