春から秋にかけて、梅雨時以外は洗濯に適した季節が続きます。
外干しすると、早く乾くだけではなく、嫌なにおいも水分と一緒にカラッと乾いてとても気持ちが良いですよね!
ところが、晴れていても風が強い日があります。
そんな日は、外干ししても大丈夫かどうか迷ってしまいますよね。
仕事などで1日中家にいないのなら、室内干しの方が安心です。
でも、家にいる時間が長い場合は、できることなら短時間でも外に干したいですよね。
多少風が強いときでも、外干しできる方法をご紹介します。
目次
強風の日に洗濯物を干す場合の問題点
少し風が強いだけで、そうではない日と比べて心配事が発生します。
まずは、その点を整理します。
◎洗濯物が汚れる
強風の日に外干しするときに最も心配なことは、洗濯物が汚れることです。
少し目を離した間に、風に煽られた洗濯物が落ちて汚れてしまった…。
せっかく綺麗に洗ったのに砂だらけになっちゃった…
こうした経験をしたことがある方は多いと思います。
干してから時間が経つにつれ、洗濯物は軽くなって落下しやすくなります。
せっかく洗ったのに、洗い直しになってしまったらとてもショックですよね。
また、ベランダと物干し竿の距離が近い場合、別の汚れ方をする可能性もあります。
風によって左右に揺れることで、ベランダの壁に触れて汚れてしまうのです。
落ちたときよりも汚れは少ないかもしれませんが、干しておいた服の裾に若干の黒ずみなんかを見つけると、モヤモヤしますよね・・・
◎洗濯物が乾ききっていない
最初は洗濯物同士の間隔を空けて干していても、風に煽られ続けた結果、取り込むときには物干し竿のどちらか片方の端にぎゅぅっと寄っている。
こちらもよく経験することだと思います。
晴天で風にも当てていたから大丈夫だと思って取り込むと生乾き状態のまま。
油断しがちですが、長時間洗濯物同士がくっついていた部分は、予想以上に乾きません。
これが原因で結局部屋干しをすることになったら二度手間です。
◎埃やゴミが付きやすくなる
最初の内容と重複するかもしれませんが、気になる方もいるのではないかと思います。
落ちることなく乾いたとしても、普段よりも埃やゴミは付きやすいはずです。
少しでも防ぐことができたら安心ですね。
強風による洗濯物トラブルを解決する方法
強風の日に洗濯物を干すにあたって、心配な点を整理したので、次は具体的な方法です。
◎風に飛ばされないハンガーを使う
筆者自身も使っているハンガーです。
ハンガーのかける部分がクリップになっています。
100均で買うこともできます。
かける部分が輪になっているので、落下しません。
ただ、端に寄ることは防ぐことができないので、対策が必要です。
◎洗濯ばさみを使う
洗濯ばさみでハンガーをはさむ方法です。
洗濯ばさみはY字型のものを使います。
1つでは心もとないときは、2つ使って上下からはさむと良いようです。
たくさん必要ですが、こちらも100均で手に入るのではないかと思います。
◎輪ゴムを使う
ハンガーのかける部分に輪ゴムを巻いて、滑り止めにする方法です。
ゴムとハンガーの間で摩擦が起こることで、強風に煽られてもハンガーが物干し竿をスイーーッと滑って移動しなくなるのです。
自宅にある輪ゴムを使えば良いので、お金をかけなくて済みます。
ハンガー1つ1つに巻くのは少々手間ですが、手軽に出来る方法ですね。
ハンガーではなく物干し竿の方に巻き付けるという人もいます。
いずれの場合でも、直射日光が当たるとゴムは劣化して亀裂が入り、切れやすくなるので、定期的に交換する必要が生じますね。
◎ハンガー用のストッパーやホルダーを使う
ハンガーを固定する専用の道具を使う方法です。
さまざまな種類がありますが、物干し竿に装着するタイプが多いです。
プラスチック製やステンレス製で、ハンガーをかける穴やくぼみがあるもの。
1個1個独立していて、自分の好きな場所に装着可能なもの。
ロープ状で、物干し竿の下の部分に取り付けて使うもの。
100均でもいいですし、通販などでも買うことができます。
自分にとって使いやすいものを選んでください。
◎洗濯物カバーを使う
物干し竿に通して使う、洗濯物を守るためのカバーです。
埃やゴミだけでなく、黄砂や花粉からも洗濯物を守ってくれます。
目隠しの役割を持つタイプや、多少の雨でも対応するタイプもあるようです。
100均で買うことは難しいと思いますが、普通に買ってもそこまで高くはないです。
ベランダのスペースに余裕があるようでしたら使ってみてください。
まとめ
いくつか方法をご紹介しましたが、いかがでしたか。
身の周りのものを使う方法や、あまりお金をかけずに出来る方法ばかりでした。
ときどき、晴天でも台風並みに風が強い日があります。
そういうときは、たとえ上記の方法を使っても、外干しはやめておいた方が良いです。
ですが、少し風が強いくらいなら、十分対応できると思います。
複数の方法を上手に組み合わせて、数時間なら外出できる余裕を持ちたいですね。
これなら安心して出かけることができるという組み合わせを、是非見つけてください^^
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