バーベキューは、人気のレジャーの1つです。
でも、風に左右されてしまうレジャーでもあります。
自宅で行うのなら、近所迷惑を考えて中止にする、天気が良くて風もない穏やかな日に延期するという選択肢も良いかもしれません。
ところが、遠出する場合や大勢での約束の場合は中止にできないこともありますよね。
そうしたときに、強風の中でバーベキューをやるためにはどのような対策があるのか、ご紹介します!
目次
バーベキューする時の強風対策:タープを使う
キャンプのときに必須のアイテムですが、バーベキューのみのときも使えます。
強風のときは使うべきではないという意見もあると思います。
明らかに張ることができないほどの風ならば諦めるしかありません・・・
ですが、日よけとして使いたいという方もいると思います。
風に加えて日焼けを気にする事態は、できることなら避けたいですよね。
風に負けない張り方を考えることが大切です。
張るときは、風向きを確認して風上から張りましょう。
強風のときのタープの張り方のコツをまとめました↓
1,ペグの角度を考える
タープを張るときにロープをどのように固定するかはとても大切です。
ロープの固定にはペグを使いますが、その角度が重要です。
ペグを90度に打つことを意識しましょう。
どういうことかというと、地面ではなくロープに対して90度に打つということです。
ペグとロープが90度になるように、しっかりと打ち込んでください。
2,長いペグを使う
ペグには長さの種類があるようですが、長めのものを選びましょう。
そして、先述したように角度を意識して打ち込みます。
長いペグを打ち込むのは大変だと思いますが、強度は上がるはずです。
3,ペグを2本使う
さらに強度を上げたい場合は、ペグを2本使うという方法があります。
ロープの輪の部分が弛まないように、ペグ同士を少し離して打ち込んでください。
ペグの本数に余裕がないときは、できる部分だけでも効果があると思います。
4,タープを低めに張る
風による抵抗を少しでも減らす方法です。
中でバーベキューをすることを考えて、調節してみてください。
バーベキューする時の強風対策:車を使う
車を横付けできる場所であれば、風よけとして使いましょう。
隣に車があれば、必要なものをすぐに取りに行けるといったメリットもあります。
車の横にタープを張れば、風によるストレスもだいぶ減りそうですね。
※タープの防火対策も重要
バーベキューでタープを使う場合、張り方だけを考えていればいいわけではありません。
気をつけなければ、火によってタープに穴があくか、最悪の場合燃えてしまいます。
防火に少しでも役立ちそうなものをご紹介します。
・燃えにくいタイプのタープを使う
ビニール製が多いタープですが、燃えにくい素材のものもあります。
コットン、ポリコットン、TCなどの素材が当てはまります。
・防炎スプレーを使う
新しいタープを買う余裕がない場合もあると思います。
そうしたときは、防炎スプレーを使うのも方法の1つです。
どちらの方法も完全に防ぐことができるわけではないので、その点は注意が必要です。
強風の中でのバーベキューでは火おこしに注意!
火をおこさなければ、バーベキューを始められません。
風の中でもなるべく短時間で火をおこしたいですよね。
◎着火剤を使う
着火剤は、スムーズに火をおこすのにとても便利なアイテムです。
固形とジェルがありますが、メリットデメリットがあります。
固形は、慣れていない人でも使いやすい点がメリットです。
でも、独特の臭いや煙が出るといったデメリットがあります。
ジェルは、炭に直接塗ることができる点、火がつきやすい点がメリットです。
火がつきやすい分危険も伴う点がデメリットと言えるかもしれません。
また、ジェル状の着火剤は、絶対に点火後に継ぎ足してはいけません。
手に燃え移ったり、爆発したりといった危険があります。
◎ガス式のバーベキューコンロを使う
炭より点火が早く、片付けも楽なのがガス式のバーベキューコンロです。
風の中でも安心して使いたいのなら、こちらの方が良いかもしれません。
※新聞紙は使わない
火おこしのときには新聞紙を使ってはいけません。
理由はいくつかありますが、一番は灰が飛ぶことです。
強風のときは特に周りに迷惑がかかるのでやめましょう。
強風の中でのバーベキューでの食材や料理の管理方法
バーベキューでの一番の楽しみは食べることですよね!
強風のときは特に食べ物の管理には気を遣います。
多少の手間があっても、ストレスを減らす工夫が大切です。
◎プラスチック製、ステンレス製のお皿やコップを使う
バーベキューのときは紙皿や紙コップを重宝します。
使ったらそのまま捨てることができるので、とても便利です。
しかし、強風の場合は飛ばされてしまう可能性があります。
せっかく焼けたお肉などが落ちてしまったら、とても悲しいですよね。
プラスチック製やステンレス製なら、それなりに重さがあります。
洗う手間はありますが、100均でも手に入るので、こちらを使った方がいいと思います。
片手で持つことができるプラスチック製のお皿も売っているようです。
100均にはないかもしれませんが、使ってみる価値はあると思います。
◎タッパーを使う
屋外で行う以上、多少のごみや埃は仕方がありません。
ですが、焼く前の食材は綺麗に保ちたいものです。
タッパーなどの蓋付きの容器に入れておく方法が良いと思います。
空いたら量を焼きすぎてしまった料理を入れておくこともできます。
こちらも洗う手間はありますが、快適さを優先しましょう。
ラップやビニール袋などで蓋をする人は多いですが、軽いからすぐ飛ばされてしまいがちなんですよね…^^;
簡単に飛ばされて行ってしまうような食器類は、ゴミとなって周辺の家や環境に悪影響を及ぼしますので、そういった面から考えてもやはり重さのある食器を用意してバーベキューを楽しみましょう^^
まとめ
強風のときはできるだけバーベキューはしない方が良いとは思いますが、もしどうしてもというときは、風対策をしっかり行ってください。
自分たちも周りも不快になることがないよう工夫して楽しんでくださいね^^
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