ホコリは、溜まりやすく、アレルギーの原因にもなる厄介なものです。
一人暮らしなのにホコリが溜まりやすい。
数日前に掃除をしたばかりなのに、気が付いたらホコリが溜まっている。
このような経験がある方は多いのではないかと思います。
掃除をしたら、綺麗な期間をできるだけ長く保ちたいですよね。
ホコリが溜まる理由、対策などをまとめました。
一人暮らしでもホコリが溜まる仕組み
ホコリの主成分はカーペットなどの布から出る繊維ですが、他にもあります。
ティッシュや新聞などの紙類、砂、ダニの死骸、花粉、髪の毛、フケなどです。
これらは、分かりにくいですが、空気中を漂っています。
空気の流れがある間は漂い続けますが、なくなると床に落ちていきます。
そのため、部屋の隅など空気が動かない場所にホコリが溜まりやすいのです。
ホコリの原因となるものは、小さな隙間を通って外からも入り込みます。
そして、空気中にも当たり前のように存在しています。
人の出入りが少ない場所でもホコリが溜まるのは、このような理由があるためです。
ホコリを舞い上げない掃除のしかた
掃除のときにホコリを舞い上げないためには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。
順番や方法に少しずつ工夫が必要で、案外奥が深いことが分かります。
◎人が動かない時間帯を選ぶ
床に落ちたホコリは、人が動けば簡単に舞い上がり空気中を漂います。
取り除けたはずのホコリが、時間が経ってまた落ちてくることになります。
就寝している夜中や、出かけている日中の間に、ホコリは床に溜まります。
朝か夕方に掃除をすれば、取れるホコリの量が増えるということです。
◎モップかドライシートを使う
すぐに掃除機を使いたくなりますが、それは避けた方が良いです。
理由は、掃除機の排気でホコリが舞い上がってしまうからです。
モップやフローリング用のドライシートなどで、ある程度ホコリを取り除きましょう。
◎換気をする
掃除中に多少ホコリが舞ってしまうのは仕方のないことです。
このホコリを外へ出すために、換気が必要です。
窓を開けたり換気扇を回したりして、換気を行ってください。
掃除のときに自然に行っている方も多いので、改めて言う必要はないかもしれませんね。
◎上から下へ
床を綺麗にしてから高いところを掃除すると、またホコリが落ちて二度手間になります。
棚の上や家電の上、電気の傘などはあらかじめ掃除しておきましょう。
カーペットやソファーにコロコロを使う場合は、このタイミングが良いかもしれません。
終わった後は掃除機を使っても大丈夫です。
◎水拭きをする
可能ならば、最後に水拭きをするとより綺麗になります。
フローリングシートでも良いのですが、柔軟剤入りの水を使うという方法もあります。
柔軟剤は静電気を防止することができ、ホコリが付着しにくくなります。
少し手間ですが、一度試してみると良いのではないでしょうか。
これらは、書いた通りの順番でなくても構いません。
例えば、モップを使う前に窓を開けるとしていることもあります。
また、高いところをすべて掃除してからモップを使うという順番もあります。
自分に合った手順を見つけてください。
一人暮らしの部屋にホコリを溜めにくくする方法
こまめに掃除をすれば良いということは、誰もが分かっていると思います。
では、他にどのような方法があるのでしょうか。
◎床に物を置かない
私たちは、楽をするためにどうしても床に物を置いてしまいがちです。
一度置くと動かすことが面倒になってしまい、掃除もおろそかになってしまいます。
ホコリが溜まりやすい環境を作っていることになるので、置き過ぎないようにしましょう。
◎布製品の数を減らす、頻繁に掃除をする
ホコリは、布製品から出る繊維が元になっています。
洋服は出したままにせず、乾いたら片付けるようにしましょう。
カーペットやソファーの掃除は手軽にできるので、こまめに行ってください。
紙類も布と同様に繊維が元になっているので、古い新聞や雑誌は放置しない方が良いですね。
◎換気をまめにする
掃除のときだけではなく、普段から換気を行うことは効果的です。
空気の流れができるように考えることが大切なようです。
まとめ
柔軟剤がホコリ予防に役立つのは、意外だったのではないかと思います。
家に入る前に服を軽く払う、空気清浄機を使うといった方法もホコリ予防に有効です。
掃除方法も予防方法も、手軽に取り入れることができるものばかりですね。
普段から少し気を付けて、ホコリが少ない生活を目指してみてください。
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