年賀状での出産報告を不妊治療中の友人にする時に気を付けるポイント

年賀状での出産報告を不妊治療中の友人にする時に気を付けるポイント 年間行事

 

1年に一度の年賀状はお互いの近況を知るにも良い機会になります。

 

家族が増えましたと出産の報告をする若い夫婦も増えていますね。

 

 

ただ、受け取る人の中には、そのうれしい報告も逆効果になる場合もあります。

 

 

そう。不妊治療などをしながら赤ちゃんがやってくるのを待っている夫婦も増えているといいます。

 

 

赤ちゃんが来てくれるのを待っている人に年賀状での出産報告はどうするべきか?

今回はそうした点を考えてみたいと思います。

 

 

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出産報告はごくシンプルに

 

不妊治療をしたことがある方なら、良くわかると思います。

 

赤ちゃんが来るの待って努力しているのに何度も失敗したり、良い知らせが来なかったり。

 

でもあきらめずにまた治療に専念するわけですね。

 

 

そんなさなかに、親しい友人から出産報告の年賀状が来たらどう思うでしょうか?

 

 

親しい友人だけに、おめでとうの一言も言ってあげたい。
でも、悔しい!なんで私には来てくれないの?

そんな思いにもなるでしょう。

 

 

なので、不妊治療中の友人に出産報告をするときには気を使うものなのです。

 

 

まず、出産報告はシンプルに簡単にするのが良いでしょう。

 

 

年賀状ですから、そんなに言葉は多くは必要ありません。

 

 

「昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします」

などといったありきたりな文章で全くかまいません。

 

 

そこに一言、「家族が一人増えました」

「昨年〇月〇日に元気な男の子(女の子)が誕生しました」

このくらいの1文を添えるくらいで良いと思います。

 

 

そこにとってもうれしい表情や♪などの記号や絵文字などが入ると、ちょっと嫌がられるかもしれません。

 

 

とにかくシンプルに、簡単にが良いでしょう。

 

 

赤ちゃんの写真はどうする?

 

年賀状ですから、家族写真や赤ちゃんの写真を大きく入れて作ってる家族も多いかもしれません。

 

 

もちろん、おめでたいことですし、良いのですが、不妊治療中の友人に送るときにはちょっと考えてほしいものです。

 

 

赤ちゃんの写真が一面にあったらどうでしょう?

 

 

受け取った友人はテンションが一気にダウンしてしまうかもしれません。

 

 

不妊治療中の友人に送る場合には、写真はちょっと控えめに。
もしくはなくてもいいかもしれません。

 

 

そういうちょっとした気遣いですが、友人にとってはうれしい気遣いになると思います。

 

 

出産した事を知らせないというのはどう?

 

その友人に気を使うあまり、年賀状でも知らせたくない…
知らせないほうがいいのでは?と思う人もいるのではないでしょうか?

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まあ、確かに、傷つくのがわかっていれば、あえて知らせなくても・・という思いになるのもわかります。

 

 

しかし、こうしたお知らせや噂話というのは回りまわっていくものです。

 

 

その友人にも、どこからか風の便りが届くはずですね。

 

本人から聞かずに、別の人から出産の便りを聞いたら、その友人はどんな思いになるでしょうか?

 

 

「私のことを気遣ってくれたのね。」

と思ってくれたら、その友人はとっても素敵な友人ですが、実際のところそう思う人、そう思える人というのは少ないでしょう。

 

 

私だったら

何で知らせてくれなかったの?
本人の口から聞きたかったわ!

と思ってしまうかも。

 

 

あなたと私の友情はそんなものだったの?

とまで思うかもしれません。

 

 

心というのは複雑なもので、出産の知らせを聞けば、「落ち込むしそんなことなんで知らせるのよ」って思うかもしれません。

 

 

でも実際に知らされずに、全く別の人から聞かされると、それもまた腹が立つものなのです。

 

 

だからこそ、きちんと伝える必要がありますね。

 

友人だからこそ、伝えるべきなのだと思います。

 

 

受け取った不妊治療中の人は実際どう思ってる?

 

その人にもよると思います。

本当に親しい友人で、出産の報告を聞いたら、自分のことのようにうれしかったという人もいます。

確かにそういう間柄ならいいですね。

 

 

でも、そうでない人もいます。

中にはもらった年賀状はシュレッダーにかけてしまったという人も。。

 

ここまでするか?という感じですが、それほど嫌な思いをしたという意味でしょう。

とらえ方一つですよね。

 

 

長年、不妊治療をしている人にとっては人の出産は、心痛いものになってしまうこともあります。

 

 

でもそれを自分が通過しないといけない気持ちだと思って、なんとか処理しようとする人がほとんどなのではないでしょうか。

 

 

まとめ

 

不妊治療中の友人に出産報告をするのは、相手のことを考えると胸が痛みます。

 

 

自分が不妊治療をしたことがあればなおさらですね。

 

 

でも、黙って隠し通すこともできないのですから、年賀状という一つの文化を利用して、さらっと報告するのがベストなのではないかと思います。

 

 

決してそこに、「次はあなたの番ね、がんばってね」などという相手に負担をかけるような言葉は書いてはいけません。

 

 

あくまで「報告」だけにしておきましょう。
文章はシンプルに、写真も控えめに、ですよ。

 

 

そういう面においては、年賀状というのは便利なアイテムかなとも思います。
自然に近況報告などもできますからね。

 

わざわざ他にはがきなどで出産報告するよりは、よっぽど良いのではないかと思いますね。

 

 

そして陰ながら、その友人の妊娠出産を願ってあげたら良いのではないでしょうか。

 

 

あなたの参考になれば幸いです。

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