メダカの稚魚がぐんぐん元気に育つグリーンウォーターを自作する方法

メダカの稚魚がぐんぐん元気に育つグリーンウォーターを自作する方法 虫・生き物

 

メダカがたくさん卵を産んで、メダカの稚魚がたくさん産まれるとうれしいですね!

 

しかし、毎日観察していると、日に日に稚魚の数が減っていったりして、なかなかうまく稚魚が育てられないということもあります。

 

メダカの稚魚を健やかに育てるためにおすすめなのがグリーンウォーターです。

 

グリーンウォーターはメダカの稚魚にとってメリットがたくさんあります。

 

グリーンウォーターは、自分で自宅で作ることができます。

 

この記事では、メダカの稚魚の飼育におすすめのグリーンウォーターの作り方について紹介します。

 

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グリーンウォーターとは?

沼や池などが緑色をしていることがあると思いますが、あの濁って底が見えない緑色の水のことです。

 

グリーンウォーターは、なぜ緑色をしているかというと植物プランクトンが大量にいるからです。

 

植物プランクトンはメダカの稚魚の餌になったり、緑の水はメダカのちょうどいい隠れ家になります。

 

つまり、メダカの稚魚にとって栄養豊富でとても良い環境の水と言えます。

 

 

グリーンウォーターを使うメリット

グリーンウォーターの一番のメリットは、植物プランクトンが豊富に含まれていることです。

 

産まれたばかりの針子と呼ばれる稚魚が死ぬ原因はほとんどが餓死です。

 

針子は、口が小さく一度にたくさんの餌を食べることができません。

 

こまめに細かい餌を何回も与えないとあっという間に餓死してしまいます。

 

グリーンウォーターなら、餌になる植物プランクトンがたっぷりいるので、空腹になったらすぐに餌を食べることができます。

 

そのため、何回も餌をあげなくても餓死する心配はありません。さらに、メダカの色揚げ効果も期待できます。

 

メダカの稚魚の飼育によく失敗してしまうという方でもグリーンウォーターにすると、メダカの稚魚が餓死する心配も少なくメダカの生存率がぐっと上がります。

 

 

グリーンウォーターのデメリット

グリーンウォーターのデメリットは、メダカの姿をほとんど見ることができないことです。

 

メダカが餌を食べに水面に上がってきた時くらいしか、ほとんど姿を見ることはできません。

 

そのため、メダカの病気気づきにくいというデメリットがあります。

 

グリーンウォーターは、濃くなりすぎると水中の酸素が少なくなり、メダカが酸欠を起こしてしまいます。

 

夏場は色が濃くなりやすいので注意してください。緑色が濃すぎてどろっとして全くメダカの姿が見えないなら、濃すぎです。

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うっすらとメダカの影が見えるくらいの濃さでさらっとしている状態がおすすめです。

 

 

グリーウォーターを作る方法

一番大切なことは日光に良くあてることです。

 

日光のあたる暖かい場所に水槽を1週間~10日ほど置いておくだけで簡単に作ることができます。

 

気温も大切で、日当たりも良く気温の高い夏場はグリーンウォーターになるのは早いですが、気温の低い冬場はなかなかグリーンウォーターになりません。

 

 

グリーンウォーターを作るときの注意点

 

グリーンウォーターを自作する際に気を付けることは、大きく次の2つです。

 

・浄水を使わない

・水を浄化する赤玉や水草などを入れない

 

 

浄水を使うと水の中の栄養分がほとんどないので、グリーンウォーターになりにくいです。

 

水を浄化する作用のある水草や赤玉を入れるとグリーンウォーターになるのが遅くなります。

 

グリーンウォーターを作る水槽には、何も入れない方がいいでしょう。

 

 

グリーンウォーターを早く作るには?

・種水を入れる
少しでも早くグリーンウォーターを作るためには、種水を入れます。

種水は、友達にもらったり、別の水槽にあるものを使ってください。

 

 

・メダカを入れる
生き物を水に入れた方が早くグリーンウォーターになります。

 

 

・ミドリムシや生クロレラ入れる

ミドリムシやクロレラを培養した生クロレラなどが販売されています。
クロレラは必ず生クロレラ(生きているクロレラ)を使用してください。

クロレラのタブレットなども販売されていますが、クロレラが生きていないと植物プランクトンは増えません。

ミドリムシや生クロレラを日当たりのいい場所に置いておくだけです。
ただの水を置くだけよりも早く作ることができます。

しかも、普通に作ったものよりも栄養価の高いものを作ることができます。

 

 

・ハイポネックスを使う

ハイポネックスは観葉植物などの栄養剤で、ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
10ℓあたり2mℓ入れてください。早ければ2日程度で作ることができます。

植物の栄養剤は、メダカに害がないのか心配になりますが、希釈した栄養剤なら害はないので心配いりません。

 

 

まとめ

メダカの稚魚を健康に大きく育てることができるグリーンウォーターは、自宅で自分で作ることができます。

 

グリーンウォーターは、メダカにとってメリットがたくさんあり、メダカの稚魚を健康に大きく育てることができます。

 

これまでメダカの稚魚は飼育が難しいと思っていた方はぜひグリーンウォーターを試してみてください。
爆発的にメダカが増えるかもしれません。

 

この記事を参考にして、メダカに稚魚に最適なグリーンウォーターを作ってみてくださいね!

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