カメムシはどんな臭い?落とし方は?自分の臭いで死ぬ噂の真相

カメムシはどんな臭い?落とし方は?自分の臭いで死ぬ噂の真相 虫・生き物

臭いことで有名でもあるカメムシ…

 

基本的に一年中生息しているんですが、大量発生するのは秋ごろなんです。

 

実はカメムシは集団行動を好んでいるんだそうです。

 

そして、冬を越すために最適な場所を探そうと秋になるとカメムシたちが一斉に移動するんだとか。

 

 

このカメムシって、触ってしまうと手に着いた臭いが中々落ちなかったり、干しておいた洗濯物にくっついていたりすると、洗濯物が臭い!なんてこともありますよね。

 

そして、洗濯物を取り入れるときにカメムシに気づかないでいると、部屋の中をとコトコとカメムシが歩いている!なんてこともあります。

 

更に、ほんの少しの隙間からも家の中に侵入することができるため、気づいたら家の中にいる!なんてことも結構よくあることです。

 

 

実は、このカメムシって自分や仲間たちの臭いで気絶してしまうこともあるそうなんです!

 

自分の臭いで気絶するだなんて・・・ちょっとかわいそうな気もしますよね。

 

 

では、このカメムシって一体どこから匂いをだしているんでしょうか?

 

 

万が一臭いがついてしまったらどうやって落とせばいいのかも紹介いたします!

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カメムシって一体どんな臭い?どこからあの匂いは出てくるの?

 

カメムシは、亀の甲羅の形に似ていることからカメムシという名前になったんですが、この臭いにおいからヘコキムシ、ヘクサムシなんて呼ぶ地域もあるんです。

 

 

そして英語では臭い虫という意味の、Sting bugsだなんて呼ばれているんです。

 

 

そんな呼ばれ方をしているカメムシですが、どうして臭いのかというと、ストレスを感じた時や求愛のときなどに後ろ脚と中脚の間にある臭腺開口部というところから臭いを分泌するんです。

 

 

このくさいニオイの成分は、デセナール・ヘキセナールと呼ばれているものなどです。

 

実は、このカメムシの臭いはパクチーと似ているともいわれています。

 

そのことから、パクチーは和名でカメムシソウと言われているんですよ!

 

パクチーもとても独特な香りがして、好きだという人もいる一方で、苦手だという人が多い香草ですよね。

 

逆に言うと、パクチーのニオイが好き!というタイプの人は、カメムシが発するニオイも平気という人が意外といるんです。

 

 

ただ、カメムシはこのパクチーよりも強い臭いがするなんて言われていますよ。

 

強烈すぎる臭いにより、自分の臭いで気絶してしまうことも…

 

そして、場合によっては自分の強烈な臭いによって死んでしまうこともあるんだそうです!

 

特に小さい箱などに何匹も入れて密封するような状況にすると、ニオイに耐え切れず死んでしまうんだとか…

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自分の臭いで死んでしまうだなんて・・・

 

どうしてこんなに強い臭いになってしまったのか、と少しカメムシが気の毒になってしまいます。

 

これには理由があって、カメムシのニオイの成分に含まれている「アルデヒド」が有毒なので、このような結果になってしまうのです。

 

というわけで、アルデヒドを含むカメムシのニオイ物質は、むやみに触りすぎたり吸い込みすぎたりしないほうが良いですね。

 

 

ただ、カメムシの種類によって臭いが違っており、青リンゴのような臭いがするといわれているカメムシもいるんですが、大半は臭いカメムシなんです。。。

 

 

カメムシの臭いがついてしまった!臭いの落とし方を教えて!

 

カメムシの臭いの原因となる物質は、「親油性」といって油に溶けやすい性質をもっているものなんです。

 

そのため、水には溶けにくく水洗いをしただけでは臭いを落とすことは難しいんですね。

 

 

そんなカメムシの臭いがついてしまった時には、こちらの落とし方で臭いが落ちます!

 

 

カメムシの臭いが手に着いてしまった場合

 

1.食器用洗剤を使う

食器用洗剤には手洗い用の石鹸やハンドソープに比べて界面活性剤の割合が高く含まれているものが多いんです。

 

そのため、手洗い用の石鹸などを使って手を洗うよりもカメムシの臭いを落としやすいんですよ!

 

 

2.食用油を使う

親油性という性質をもっているカメムシの臭いは、油を使う事により臭いを落とすことができるんです。

 

オリーブオイル、サラダ油など家にあるものでOKです。

 

手に油をつけてこすり合わせるようにして洗っていきます。

 

仕上げに石鹸で油を綺麗に洗い落としたら完了です!

 

 

手がヌルヌルして、油を落とすのに手間がかかることもありますが、臭いは綺麗に落とすことができますよ。

 

 

カメムシの臭いが洋服についてしまった場合

 

洗濯ものにくっつくことの多いカメムシ…

 

洗濯ものがカメムシ臭い!という事もよく起こります。

 

カメムシが洗濯物の中に入ってしまうのは、暖かい場所が好きだからなんですね。

 

冬になると家の中に入ってきたり、戸袋にいたりするのはカメムシが暖かい場所を求めた結果なわけです。

 

 

手にカメムシの臭いがついてしまった時には油を使いますが、洋服に油をつけてしまうとシミになってしまうのでNGです!

 

 

洋服に臭いがついてしまった時には、食器用洗剤を使います。

 

洗濯用洗剤にも界面活性剤が入っているので、そのまま洗っても大丈夫な場合もあるんですが臭いがしっかりついている時には、臭いが落とし切れないという事もあります。

 

 

洗濯機へ入れる前に、ぬるま湯と食器用洗剤を使って臭いがついてしまった部分をもみ洗いするのをお勧めします!

 

 

もみ洗いをした後に、通常通り洗濯機で洗えばOKですよ。

 

 

まとめ

 

カメムシの臭いって本当に臭いですよね!

 

噛んだり、刺したりするわけではないんですが出来るだけ近づきたくない虫ではないでしょうか。

 

あの、強烈の臭いから不快害虫と言われているのも納得です。

 

 

カメムシの臭いが、もしついてしまった時には、紹介した方法を試してみてくださいね!

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