りんごを冷蔵庫に保存しておいたらいつのまにかシワシワになり、おいしくなくなっちゃった・・・という経験がありませんか?
私は何度もあります^^;
りんごはどのくらい日持ちするものなのでしょう?
そしてりんごのおいしさをキープしつつ、保存する方法ってあるんでしょうか?
おいしいりんごのためのお話です。
りんごの保存は冷暗所?冷蔵庫?
りんごを保存するには、冷暗所や冷蔵庫とよく耳にするでしょう。
りんごを保存するに適しているのは
低温(0~5度)
高湿度(80%以上)
という場所なのです。
寒い季節、寒い地方であれば、常温でも0~5度というのはありえますが、80%以上の湿度というと探すのがなかなか難しいですね。
でも乾燥に気を付ければ、そうした「冷暗所」でも保存が可能です。
一軒家で倉庫などがあれば、そうしたところも適当ですね。
アパートやマンションなどではそうした場所を探すのが難しいかもしれません。
そうした場合には冷蔵庫がおススメです。
冷蔵庫でも特に「野菜室」が適しています。
冷蔵庫もその場所によって温度がちがいますので、野菜室に入れるようにしましょう。
冷暗所での保存方法
一言で冷暗所での保存といいますが、この保存には方法があります。
冷暗所も風通しの良いところが適しています。
保存するのは風通しの良いカゴがおススメですね。
カゴがなければ、新聞紙をしいた段ボールでもOKです。
このカゴや段ボールに入れる前に、りんごは一個ずつキッチンペーパーや新聞紙などで包みます。
これがポイント。
こうすることで温度の変化を感じにくく、また乾燥を防ぐことができるんです。
こうして冷暗所に保存して約1か月くらいおいしく食べられますよ。
冷蔵庫での保存方法
では冷蔵庫での保存方法はどうでしょうか?
冷蔵庫の野菜室に入れるわけですが、入れるときには、ポリ袋に一つずついれて、密封して保存するのがポイントです。
これは乾燥を防ぐためでもあり、またりんごはエチレンという熟成を促進させるガスを発生するので、それを防ぐためでもあります。
もしくは、一個ずつ新聞紙などでくるんでからポリ袋に入れる、という方法もおススメです。
ポリ袋の中で発生する水滴を新聞紙が吸い取ってくれます。
エチレンの放出を防ぐ方法としてはポリ袋にいれるときに、りんごのおしりを下にするという方法があります。
こうしたちょっとした工夫でおいしく食べられ、また他の果物の早期熟成を抑えることができます。
この野菜室での保存は約2か月が目安となっています。
冷暗所にしても冷蔵庫にしても、1か月から2か月の間には食べきるほうがおいしくいただけるということですね。
りんごの保存には冷凍保存もあり?
まるごと保存するには、新聞紙につつんで冷暗所に保存するなり、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れるという方法がありますが、もしかして冷凍保存ってできるの?という質問もありました。
まるごと保存するには冷凍保存は向いていませんが、タネと芯をとりのぞき、スライスしてからジッパーパックなどで密封して冷凍保存するという方法は可能です。
これも1か月くらいを目安に食べきりたいですね。
解凍は自然解凍が一番おいしいでしょう。
もしくは、加熱してお菓子作りなどに利用してもよさそうですね。
他の果物とは別に保存
先にもちらっと触れましたが、リンゴはエチレンという熟成促進ガスを発生します。
なので、冷蔵庫の野菜室に一緒にいれておくと他の果物が熟成してしまうのです。
もちろん、これを利用して、キウイフルーツなどは熟成が遅いので、早めるためにわざとりんごを一緒にいれるという方法をとる場合もあります。
でも早く熟成させたくないもの、例えば、メロンとかね。
冷蔵庫に保存する場合はその点に注意しましょう。
もちろん、そのためにポリ袋に入れたりするのですが、それでも野菜室に一緒にいれないほうが無難そうですね。
カットしたりんごの変色を防ぐ保存方法
りんご一個をまるまるすぐに食べてしまえば問題はないのですが、半分だけ食べたいというときもあります。
半分にカットしたりんごの保存はどうしてますか?
ご存知だと思いますが、りんごはカットして時間がたつと色が変わってしまいます。
見た目がよくないので味まで影響しそうです。
それでりんごを切ったら、塩水や砂糖水につけるという方法もありますが、半分にカットした場合には、切り口に塩をうすくぬってラップにつつんで冷蔵庫に入れておくと、おいしさがキープできます。
でもそう長く放置しておくのもよくないので、翌日には食べたいですね。
まとめ
おいしいりんごを買ってきたとき、またはいただきもので、りんごをたくさん頂いたときに保存方法に悩むことがありましたが、これらの保存方法で、スッキリ解消できそうです。
冷暗所は家によって状況が違いますが、冷蔵庫の野菜室なら2か月ほどおいしく食べられるので、包んでポリ袋に入れて保存しておくと良いですね。
せっかくのおいしいりんごを無駄にしないためにも、ちょっとした一工夫が大切なんですね。
特に高い材料がいるわけでもなく、家庭にあるものでできるのも、うれしいことですね。
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