鏡の前にたつと、なんだかチラチラ見えてきた白髪。
思わず抜いてしまったってこともあることでしょう。
気になりますよね。白髪。
あると、なんだか老けて見えるし、染めるのも面倒だから、抜いてしまえって抜いてると快感になってきたり、抜くのがやめられなくなる人もいるんだとか。
でも、ちょっと待ってください。
白髪は抜いてもいいいんでしょうか?
抜くと白髪が増えるなんて話もありますよね。
それは本当なんでしょうか?
そんな白髪のお話です。
白髪は抜いてもいい?抜いちゃいけない?
白髪を抜くと白髪が倍になるとか、白髪を抜くとハゲになるとか、いろんな噂がとびかってます。
だから白髪は抜かないほうがいいという結論を出す人も少なくありません。
でも、これはなんの根拠もない話なんです。
じゃあ、白髪は抜いていいのか?
といえば、これも実はNGなのです。
白髪は抜かないほうがいいのです。
白髪を抜くことのデメリット
白髪と言えども、自然に抜ける毛でもなく、ちゃんと生えている髪の毛です。
これをぶちっと無理やり抜いてしまうと、頭皮を傷めることもありますし、毛の生えてくる毛根を傷つけることもあるんです。
それによって、頭皮に炎症を起こしたり、かゆみがでたり、毛根が傷んで、次に生えてくるはずの髪の毛が生えてこなくなったりという現象がおきるのです。
生えてくるはずの毛が生えてこないということは、こういう毛根が増えるとどうなるでしょう?
そうです。だんだん髪の量が減り、ハゲの心配もしないといけなくなってしまうのです。
考えたくないことですが、ありえない話ではないんですよ。
白髪1本抜くと、次に生えてくるには、7本分のパワーが必要だと言われます。
そのくらい新しい髪の毛が生えてくるにはパワーが必要ですし、大変なことなんですね。
頭皮に傷がついたり、毛根が傷んでいたりするとそんなパワーも半減し、髪の毛が生えてこなくなるということにもなりかねません。
だから、白髪をむりやり抜くというのはやめたほうがいいんです。
白髪を抜かずにどう対処するか?
それでも白髪をそのまま放っておくっていうのも嫌ですよね。
その白髪、どうしたらいいでしょうか?
一般的に考えられるのは白髪染めですよね。
真っ黒に染めなくてもブラウン系統で染めてもキレイです。
しかし、白髪が1本とか2本とかだからそのために白髪染めっていうのもねえ~…と躊躇する人もいるでしょう。
そういう場合は、抜くのではなく、根元のほうで切ってしまうという方法もあるのです。
根元で切ってしまえば、抜くわけじゃないので、毛根や頭皮を傷めることもなく、白髪を失くすことができますね。
ただ、白髪の次に生えてくるのも白髪だということなので、また白髪が生えてくると思いますが、どうせ抜くなら、切ったほうがいいですよってことです。
白髪を予防するには?
白髪の原因は、毛穴のメラノサイトという色素細胞が何らかの原因でメラニンという色素が作れなくなって、おきる現象なのです。
この何らかの原因というのは、老化だとか、ストレス、または遺伝という説がありますが、はっきりとは解明されていません。
遺伝だと言われれば、予防することもできませんが、生活の中で予防できることがあれば実践したいものですね。
例えば、シャンプーの仕方、間違ってませんか?
正しくシャンプーをして、頭皮環境を整えるというのも大切なことなんです。
かゆいからといって頭皮をやたらこすってませんか?
爪をたててこすってはいませんか?
シャンプーを手にとって十分に泡立ててから髪につけ、手の指の腹でやさしくマッサージするように洗いましょう。
また、シャンプーのときのすすぎは、念入りにします。
シャンプーの成分が残っていると、頭皮は毛穴が詰まりやすくなります。
これも白髪につながっていきますよ。
頭皮環境を整えるという意味では、頭皮専用のローションなども使ってみると良いですね。
頭皮の血行がよくなり、栄養もまんべんなくいきわたるようになれば、白髪も予防することができます。
自分ではなかなかうまくできない、もっと専門的な頭皮管理を受けたいというときにはヘアサロンなどに出向いて、専門家にお願いしても良いでしょう。
ヘッドスパや頭皮マッサージなども、頭皮環境を整えるのに良いですね。
まとめ
白髪の原因というのははっきりとは解明されていませんが、頭皮環境を整え、血行を良くし、栄養補給もしてあげるとある程度、白髪を防ぐことができるでしょう。
しかし、白髪があるといって、いちいち気にしていて、さらにそれがストレスになってしまっては、逆効果です。
白髪が1本2本見えたら、その髪は根元で切ってしまいましょう。
生え際がしろーくなってきたら、白髪染めで染めてしまいましょう。
白髪染めも、最近では良いものが多く販売されるようになりましたし。
自分でするのが自信がなければ、美容院に行ってやってもらいましょう。
日頃の生活の中でも、バランスのとれた食事や適度な運動なども心がけながら、ストレスのない生活も心がけたいですね。
コメント