香水の香りを1日中持続させるには、持ち歩いて付け直す必要があります。
ですが、持ち歩き方に悩んだことはないでしょうか。
瓶のままだと、重さもありますし場所もとりますよね。
そこで、今回は香水の持ち歩き方についてご紹介します。
負担なく香水を持ち歩けるように、参考にしてみてください。
目次
ミニサイズの香水を持つ
香水のブランドによっては、ミニサイズを販売しているところがあります。
自分が今使っている香水にミニサイズがあるかどうか確認してみてください。
特にこだわりがなければ、ミニサイズの香水を違うブランドにする方法もありますね。
その場合は、別の香水同士で不快な香りにならないように気をつけましょう。
アトマイザーを使う
普段使っている香水にミニボトルがないけれど持ち歩きたい、ということもありますよね。
そういうときは、「アトマイザー」という小さい容器が便利です。
詰め替える手間はありますが、持ち歩くことを考えると使った方がいいでしょう。
◎アトマイザーのタイプは大きく2種類
アトマイザーには、「スプレータイプ」と「ロールオンタイプ」があります。
いつものように香水を吹きかけて使うのが、スプレータイプです。
ロールオンタイプは、先端のボールを肌に当てて転がすことで香りを付けます。
スプレータイプより付ける量を調節しやすいです。
また、飛び散らないので周囲に迷惑がかかりません。
◎詰め替え方法
アトマイザーには、詰め替え用のノズル、スポイト、じょうごなどが付いています。
ノズルは、スプレー部分(押す部分)が取り外せる香水用です。
外したところにノズルを取り付け、管をアトマイザーに入れます。
あとは、アトマイザーに十分な量の香水が入るまでノズルを押してください。
スポイトは、キャップが完全に外せる香水に使います。
香水の本体にスポイトを差し込み、吸い上げて詰め替えましょう。
じょうごを使うのは、スプレー部分が外せない香水のときです。
アトマイザーの中にじょうごを入れ、地道に香水をスプレーして詰め替えます。
理科の実験を思い出してもらえれば、じょうごの使い方はイメージできますね。
香水の瓶の構造、付属の道具を考えてアトマイザーを選びましょう。
◎アトマイザーの材質は2種類
アトマイザーに使われている素材は、ガラスとプラスチックに分かれることが多いです。
香りを長く保ちたいなら、ガラス製のアトマイザーを使いましょう。
割れないように工夫されているものもあります。
軽さ重視で割れないアトマイザーが欲しいときは、プラスチック製がいいです。
しかし、長期間入れておくと香りが劣化することがあります。
◎サイズは小さめのものを
アトマイザーを買うときは、小さめのものにしましょう。
理由は、香水の保存にあまり向いていないからです。
できるだけ早く使い切り、新しい香水を入れた方が香りを楽しめます。
持ち歩くことを考えても、小さめの方がいいですよね。
◎アトマイザーは香りごとに使い分ける
人によって、複数の香水を使い分けることがあります。
アトマイザーが1つしかない場合、一度を洗ってから別の香水を入れようと考えますよね。
香りが混ざらないためにも洗った方がいいですが、乾かすのは時間がかかります。
なので、香水の種類と同じ数のアトマイザーを用意しておきましょう。
どうしても衛生面が気になるときは、無水エタノールで洗ってください。
◎中身が漏れないもの
アトマイザーの中には、漏れやすいものもあります。
スプレータイプや100均で売られているものは漏れることがあるようです。
横になっても漏れないアトマイザーを選ぶことが大切ですね。
ただし、どんなアトマイザーでも入れすぎれば漏れてしまいます。
アトマイザーの質だけではなく、入れる量にも注意が必要です。
◎アトマイザーで迷ったらメーカーで選ぶ方法も
アトマイザーの人気メーカーは、「ヤマダアトマイザー」です。
綺麗な柄が入ったもの、無地のもの、残量がわかるものなどたくさんの種類があります。
「無印良品」のアトマイザーもデザインがシンプルで人気です。
これらのメーカー以外でも、カラフルなアトマイザーなどが販売されています。
いろいろなメーカーをチェックして、好みのアトマイザーを見つけてくださいね。
練り香水を使う
方向性が違ってしまいますが、持ち歩く香水を練り香水にする方法もあります。
練り香水は固形の香水なので、こぼれることがありません。
スティックタイプもあるので持ち歩きやすいです。
香水を大瓶のまま持ち歩くのは危険がともなう
香水をアトマイザーに移し替えて持ち歩けば、かさばらないし重くないし楽ちんですね。
でもアトマイザーに移し替えるのがちょっと面倒・・・そう考える方もいるかもしれません。
香水を大瓶のまま持ち歩くのは、かさばるだけではなく、外からの衝撃を受けてカバンの中で割れてしまう危険性もあります。
そうなってしまうと、カバンの中は水浸しな上に強い香りがあたりに広がってしまい、周囲の迷惑になってしまう可能性も…
それにもし、ビンが割れていることに気づかずにカバンの中に手を入れてしまえば、割れた瓶の破片で指先をケガしてしまう危険もあります。
そうならないためにも、なるべく安全な方法でお気に入りの香水を持ち歩きたいですね。
香水は環境によって劣化しやすい
香水はデリケートなので、保管方法によってはお気に入りの香りの劣化を早めてしまう事もあります。
一般的な保管方法としては、
・空気に触れさせない(蓋をきっちり閉める)
・直射日光を避ける
・冷暗所に保管
この3つが原則となっています。
より品質の維持を心掛ける方は、冷蔵庫で保管するんだとか。
それだけ温度変化に弱いということですね。
ということは、香水を大瓶のまま温度差がある外に持ち出すよりも、家の中の涼しい場所で保管しておく方が香水の劣化を防げるという事になります。
劣化を防ぐという天でも、やはり香水はアトマイザーに移し替えて持ち歩く方が良さそうですね。
まとめ
アトマイザーを中心にご紹介しました。
香水を使い始めたばかりのような人にとっては聞き慣れない単語かもしれませんが、役立つアイテムだということがわかったと思います。
是非積極的に活用して、香りがある毎日を楽しみましょう。
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