化粧品売り場に行くと、色とりどりの口紅が並んでいます。
微妙な色の違いが綺麗で、見ているだけで楽しくなってきますよね。
いろいろな種類の口紅を集めるのが好きという方もいるでしょう。
ですが、口紅を塗っていて、気がついたら歯についていた。
こんな経験をしたことはありませんか?
口紅が歯につくことを、歯紅(はべに)と言います。
とても恥ずかしいですし、一度経験すると口紅を塗るたびに気になりますよね。
かといって、おしゃれを我慢するというのも、できれば避けたいものです。
そこで今回は、歯紅になる・ならないの違いは何か、その原因と予防策をご紹介します。
よく歯紅になってしまうという方は、是非読んでみてください。
目次
歯紅になる原因
まずは、歯紅の原因です。
自分に当てはまるものがないかどうか、確認していきましょう。
◎歯並び
最初の原因は、歯並びです。
歯並びが悪い、前歯が出ているといった場合は、口紅が歯につきやすくなります。
歯並びを綺麗にするには矯正するしかないですが、簡単ではありませんよね。
矯正以外にできる方法で、歯紅を防ぐ必要があります。
自分は歯並びが悪いから仕方がないと諦めず、工夫して歯紅を防いでいきましょう。
◎口の中や唇が乾燥している
口の中が乾燥していると、歯も乾くため唇にくっつきやすくなります。
唇が乾燥している場合も同じです。
口の中が十分に潤っていれば、唾液で歯についた口紅を落とすことも期待できます。
しかし、乾燥した状態では難しいでしょう。
特に、無意識に口が開く癖があり、口呼吸をしている人は乾きやすいです。
口呼吸は、
・風邪をひきやすい
・虫歯、歯周病、口臭の原因になる
・歯並びが悪くなる
・顔がたるむ
などデメリットがたくさんあります。
歯紅以外のことを考えても、直した方が良いですね。
◎口紅を塗りすぎている
塗りすぎると、余分な口紅が歯についてしまいます。
発色や塗り直しの回数を考えてのことだと思いますが、ほどほどにしておきましょう。
◎口紅を唇の内側まで塗っている
ムラなく塗ろうと思い、唇の内側の方まで塗っていないでしょうか。
奥まで塗りすぎると、唇が歯に触れたときに口紅がついてしまいます。
歯紅にならないための予防策
次は、歯紅を予防する方法です。
たくさんありますが、歯紅にならないために頑張って覚えましょう。
◎こまめに水分補給をする
頻繁に水分補給をすることで、口の中が潤って歯紅を防げます。
塗る前や塗り直しのときに、口の中を潤しておくのもおすすめです。
◎唇を保湿してから塗る
白色ワセリンで唇の乾燥を防ぐ方法です。
ワセリンには水分の蒸発を防ぐ働きがあり、スキンケアに使われることもあります。
ワセリンの中でも、純度が高いのが白色ワセリンです。
商品はいくつかありますが、『サンホワイト』を選んでおけば間違いありません。
サンホワイトは、最も純度が高いワセリンだと言われています。
つけすぎるとべたべたするので、気をつけてくださいね。
◎指やリップブラシで塗る
口紅を直接塗っている場合は、塗り方を変えてみましょう。
指で叩くように塗ったりリップブラシを使ったりすれば、塗りすぎを防げます。
◎笑顔の状態で塗る
歯が見えるくらいの笑顔を作った状態で塗る方法です。
こうすれば、唇の奥まで塗らずに済みます。
塗る段階で歯についてしまっては意味がないので、慎重に行いましょう。
◎リップペンシルの上に塗る
リップペンシルは、唇の輪郭をはっきりさせたいときなどに使うアイテムです。
唇全体に塗り、その上から口紅を塗ることで落ちにくくなります。
◎仕上げにティッシュを使う
塗ったあと、余分な口紅はティッシュで取り除きましょう。
方法としては、
・唇をティッシュで押さえる
・ティッシュを口に挟む
・人差し指にティッシュを巻き、くわえる
があります。
◎落ちにくい口紅を使う
落ちにくいタイプの口紅を使うのも、1つの方法です。
さまざまなメーカーから発売されているので、お気に入りを見つけてください。
◎リップコートを使う
リップコートは、口紅をコーティングしてくれるアイテムです。
最後に塗れば、口紅が落ちるのを防げます。
食事や会話のときもあまり気にせずにいられるのが、嬉しいところですね。
まとめ
いかがでしたか?
口紅を塗りたいけれど、歯紅になるのが嫌で避けていた方もいるかもしれません。
ですが、原因と予防策を知っていれば大丈夫です。
予防策は色々ありますが、自分が取り入れやすそうなものから試していってくださいね。
コーディネートや気分によって口紅を変えて、メイクを楽しみましょう。
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