ブーツの合皮が剥がれてボロボロに…補修はできる?経年劣化を防ぐ方法は?

ブーツの合皮が剥がれてボロボロに…補修はできる?経年劣化を防ぐ方法は? 美容・ファッション

            

 

秋から春にかけて、合皮のブーツが活躍します。

おしゃれの面でも防寒の面でも、ブーツは欠かせないアイテムと言っていいでしょう。

 

ですが、使っている間に傷が出来たり、合皮が剥がれたりすることがあります。

目立ちますし、お気に入りのブーツならショックも大きいですよね。

 

今回は、合皮ブーツの補修方法や経年劣化を防ぐ方法をご紹介します。

捨てるしかないと諦める前に、試してみてください。

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合皮が剥がれたブーツの補修方法

合皮は、意外と安価で補修できます。

簡単に感じるかどうかは人それぞれですが、確認していきましょう。

 

できれば、「シューズキーパー」で靴の形を整えてから行うと良いです。

 

◎クリームを塗る

色落ち、こすれ、傷などを補修クリームで直します。

 

補修クリームはさまざまありますが、

・『サフィール』のカラー補修クリーム

・『コロンブス』のブートブラックシルバーラインシュークリーム

・『コロンブス』のアドカラー

などが有名なようです。

 

浅めの傷や小さな傷は、大まかに以下のような手順で補修できます。

・汚れを落とす

・補修クリームを塗り、伸ばしてなじませる

・布で余分なクリームを取り除いたり、磨いたりする

 

最初に汚れを落とすときは、専用のブラシや柔らかい布を使います。

このあとに、シューズクリーナーやソフトガミを使っても構いません。

 

補修クリームは、場合によっては混ぜて色を調節します。

塗るときは、ブラシ、筆、綿棒などを使うとやりやすいです。

 

『サフィール』のクリームは、なじませたあとに15分ほど乾かす必要があります。

十分乾かしてから、乾いた布で拭きましょう。

 

補修クリームの使い方は製品によって違うので、説明書きに従ってくださいね。

 

深い傷や大きな傷のときは、傷を埋める作業が加わります。

・サンドペーパーで傷をならす

・シューズクリーナーなどで汚れを落とす

・傷を埋める

・乾かしたあと、最初より目が細かいサンドペーパーでならす

・汚れを落とす

・アドカラーなどを塗る

・乾かしたあと、サンドペーパーかカラークリームを使う

 (サンドペーパーを使う場合は、塗ってからならす工程を何度か繰り返す)

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・布で磨く

 

傷を埋めるときは、『コロンブス』のアドベースがよく使われます。

 

アドカラーと違い、アドベースは白色です。

単体で使っても良いですが、磨いたときに白色が見えてしまうかもしれません。

そのため、アドカラーと混ぜて使うことを推奨されています。

 

サンドペーパーを使うのは、表面の凹凸をなくすことが目的です。

ちなみに、深い傷でも擦り傷なら必ずしもアドベースを使う必要はありません。

表面をならして汚れを落としたあと、アドカラーを塗れば補修できます。

 

◎補修シートを使う

ブーツに限らず、ソファーやカバンなどにも使用可能です。

合皮が剝がれてきてしまったら、使ってみましょう。

 

汚れを落としたら、補修シートを補修場所に合わせて切ります。

少し大きめが良いですね。

 

シワにならないように慎重に貼り、しっかり密着させれば完成です。

ブーツは曲線の部分があるので大変だと思いますが、頑張りましょう。

つなぎ目が気になるときは、クリームなどを塗ると良いかもしれません。

 

◎マニキュアを塗ってみる

ブーツではありませんが、合皮のカバンをマニキュアで補修したというものがありました。

 

100均で似た色のマニキュアを買い、剝がれた部分に塗って乾かします。

ただし、あくまで応急処置であり、完全に補修できるわけではありません。

範囲が小さく、すぐに修理できない場合に試してみると良いでしょう。

 

合皮ブーツの経年劣化を防ぐ方法

合皮のブーツを長持ちさせるためには、普段のお手入れが大切です。

 

雨や泥が付いたときは、そのまま放置せずにきちんと落としましょう。

 

普段行うお手入れの手順は、以下の通りです。

・ブラシで汚れを落とす

・布を濡らし、固く絞って拭く

・乾いた布で拭く

 

ブラシは、大小両方あると細かい部分の汚れまで落とせます。

 

また、ときどきで構いませんが、シューズクリーナーを使いましょう。

シューズクリーナーを使うタイミングは、普段のお手入れのあとです。

 

より綺麗に見せたいときは、乳化性のクリームを使ってみてください。

ツヤが出て、多少の色落ちや傷ならカバーしてくれます。

 

他にできること・気をつけることは、

・濡れたら陰干しする

・通気性の良い所に保管する

・シューズキーパーを使う

・ワックスを塗る

・ベンジンやシンナーは使わない

・丸洗いしない

・直射日光に当てない

などです。

 

さいごに

ブーツが少しずつ傷んでくるのは、避けられないことです。

 

でも、気に入っているブーツなら捨てたくないですよね。

 

お手入れをしつつ傷んだ部分を補修して、少しでも長く履けるようにしましょう。

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