綿のスカートについたシワを取りたい…効果的なアイロンのかけ方

 

綿100％の衣類は洗濯したあとによくシワができてしまいます。

乾かしてたたんでおいたシャツにもシワができたりします。

 

クローゼットの中につるして保管していたスカートでも、いつの間にか裾のほうがシワシワになっていて、いざ着ようと思った時にはアイロンがけからしなくちゃならない・・・ってこともよくありますよね。

 

今回はそのシワの伸ばし方、効果的なアイロンのかけ方に関するお話です。

綿のスカートにアイロンをかけよう

 

アイロンをかけるまえにチェックしたいのが、洗濯表示がついているところですね。

アイロンのマークを見てみましょう。

 

綿100％ならアイロンももちろんOKなのですが、もしかしたら綿100％じゃないものもあるかもしれないので、もう一度チェックです。

綿100％ならほとんどが高温でのアイロンが可能です。

むしろ高温にしないとしっかりとしわが伸びないかも。

 

アイロンの表示をチェックしたら、スカートの形を整えます。

 

アイロン台の上において、しわも伸ばしながら整えて、アイロンをかけます。

スチームアイロンだともっといいですよ。

 

アイロンをかけたあとは、形を整えて冷ますという過程が必要です。

 

熱いままたたんでしまったりすると、シワの元になりますので注意してくださいね。

 

 

綿衣類のアイロンがけのポイントをつかもう

 

スカートにしてもシャツにしても、綿衣類のアイロンがけにはポイントがあります。

そのポイントを押さえておくと、アイロンがけが楽になりますよ。

 

• 力をいれるところ、入れないところ

しっかりとしわを伸ばそう、しっかりと折り目をつけよう、そういう思いからついつい力を入れがちなのですが、力の入れどころがあるのです。

それは「折り目をつけるとき」。

スラックスのように中央にスッキリとした折り目をつけたいという時には、しっかりと力を入れてアイロンがけします。

しわを伸ばすときには実はそれほど力は要らず、普通に軽くアイロンを滑らせるだけで十分ですよ。

 

• 生地を引っ張りながらかける

ご存知の方も多いでしょうけれど、アイロンをもった反対の手は生地の反対側をもちながら引っ張り気味にすると、キレイにアイロンがかけられます。

 

• スチーム、霧吹きを使う

やってみたらわかると思いますが、一度ついたシワはなかなか伸びにくいですよね。

そういうときにスチームアイロンを使えば、シワも伸ばしやすくなります。

一度、生地を濡らしてから伸ばすので、その方が伸びやすいのです。

 

それでも伸びない！という頑固なシワはどうしたらいいでしょう？

ここで霧吹きの登場です。

霧吹きでさらに水けを多くして濡らします。

そのうえでアイロンがけします。

 

スチームよりも霧吹きの水がより直接生地にしみ込むので、シワが伸びやすくなるんですよ。

 

• 生地の厚いところからかける

スカートなら生地の厚さはほぼ変わらないでしょうけれど、しいて言えばウエスト部分でしょうか。

あとは裾の部分？

こうした生地が厚くなってる部分からアイロンをかけます。

シャツ類なら襟や袖口ですね。

こうしたところを先にかけておくとシワになりにくいのです。

 

• 十分に冷ます

先にも触れましたが、冷める前にたたんでしまうとシワの原因になります。

 

冷めるまでハンガーにかけておく。

スカートならつるしておく。

そうすれば自然にシワものびて、着るときにも困りません。

 

シワにならないために洗ってすぐ、つまり洗濯が終って干す前にアイロンがけをするという

方法もあります。

頑固なシワを伸ばすにはこれも効果的な方法なのですが、私が実際にやってみると・・・なかなかコツがいるようです＾＾；

アイロンをかけたところからまたシワになりそうで、ちょっとやりにくかったです。

ある程度乾いたあとに、スチームアイロンや霧吹きで湿らせてかけるほうがやりやすいかなと思いました。

 

もちろん人によって違うので、色々試してみて自分がやりやすい方法でかけたらいいですよね。

 

 

綿スカートのシワを予防しよう

 

綿素材の衣類はシワがつきやすいので、アイロンがけが面倒ですよね。

シワを予防する方法があれば便利なんだけどと思っている方は、参考にしてください。

洗濯するときからシワ予防は始まるのです。

 

＊洗濯ものはたたんでネットにいれる。

シワにならないようにたたんで整えてネットにいれます。

とはいっても、それでも洗濯機の中でガラガラ回すと崩れますけどね。

 

＊脱水は短めに

脱水時間が短ければ生地をねじる時間も短く、シワが付きにくいのですが・・

洗濯機の設定が面倒でついつい長くしてしまうということも。。。

 

＊干すときにしわを伸ばして

面倒くさがりな私が唯一実践しているのはコレです。笑

タオルもパンパンと音がでるほどに伸ばすと、乾いた後も柔らかくなります。

 

衣類もできるだけシワを伸ばすように上下、左右など引っ張ってから干す、もしくはたたんでパンパンと叩いてから干す、と心がけるとシワが少なくなります。

 

それでもできるシワは、やはりアイロンでしっかりと伸ばしたいですね。

 

 

まとめ

 

長いスカートもシワがないとおしゃれなのですが、シワが目立ってしまうとファッションが台無しになってしまいますね。

着るときに慌ててアイロンがけということのないように、日頃からシワを伸ばす干し方を心がけましょう。

 

そしてお出かけの前の日には、あらかじめチェックしてアイロンもかけておきたいですね。

 

スチームアイロン、もしくは霧吹きで綿の衣類はほぼ解決できるはずですよ！

ぜひ試してみてくださいね。