パエリアはイタリア料理のひとつですが、日本でも人気上昇中です。
イタリアンのお店に出向いて食べなくても、自宅でパエリアを作って食べてる人も増えてるんです。
ホームパーティなんかをするときには、パエリアがあると食卓に花が咲きますよね。
見栄えも良く、おいしくできれば、もうパーティは成功と言えるくらいです。
でも、パエリアの作り方が難しい、水分の調節ができなくておじやになっちゃう…という悩みを持つ人もいるので、このパエリアの水分の扱い方についてまとめみました。
パエリアの作り方
ここでまずは、パエリアの作り方をさらっと見てみたいと思います。
簡単に作るレシピや方法も出てきています。
自分でアレンジして自分なりのレシピを作っても楽しいですよね。
パエリアは普通、パエリアパンというパエリア専用のフライパンで作りますが、なければないで、おうちにあるフライパンでもOKです。
- お米は軽くあらって水気を切る
- にんにくと玉ねぎはみじん切りにしてオリーブオイルで炒める。
- そこに鶏肉や魚介類を入れて炒める。
- ここにお米を投入。しっかり炒める。
- 皮をむいて粗く切ったトマト、白ワイン、スープストックなどを入れて、材料がしっかり混ざるように混ぜ合わせる。
- 蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
- 水分がある程度飛んだら、蓋をとって焦げ目を少しつける。
- 好みの焦げ目がついたらおわり。
レシピや具材などによって、作り方は少し変わってくるかもしれませんが、基本的にはこんな感じですよね。
パエリアを作る時の水分の加減は?
ここで水分の加減が良くわからなくて、または水分がうまく蒸発せずに、仕上がりがおじやのようになってしまう場合があるんですね。
もしくは、出来上がりがカリカリのごはんだったりということも。
それもこれも、やはり水分の調節の加減がポイントになってくるんですよね。
水の量は基本的にお米の1.5倍です。
気持ち少ないかなあという量から始めて、徐々に足していくということもできます。
最初から多くの水を入れると、後で調節ができず、水分の多いパエリアになってしまいます。
また、具材によっても水の量は調節が必要になってきますね。
水分の多い野菜などがたくさん入るようであれば、水は少し少なめでも大丈夫でしょう。
パエリアには欠かせないトマトですが、トマトも水分の多い食材ですから、トマトを少なめにするなど量を調節してみるとよいかもしれませんね。
水分の調節にはいろんな方法があるのですが、これといった水の量が決まらなければ、基本はお米の1.5倍ということを覚えておいて試して見ましょう。
パエリアの作り方、その他のポイント
まず、お米を炒めるわけですが、生米を炒めます。
油とソースにしっかり混ざるように炒めます。
こうすることで、お米の表面がコーティングされ、お米のでんぷん質がとけだして、ドロッとなってしまうのを防止します。
でんぷん質がとけるのを防止するだけではなく、油でしっかり炒めることでコーティングされ、余分な水分を吸収しなくなります。
これも水分調節のワンポイントになるわけですね。
また、蓋をして蒸し焼きにするのですが、この時に蓋をしないで3~4分ほど弱火にかけ、水分を飛ばします。
こうすると余分な水分が蒸発して、適度な硬さのお米になります。
他にも失敗しない新しい作り方として、
具と米を炒める→水を加えて煮詰める→蓋をして炊く
という方法もあります。
この時には、ゆっくりと炒めながら水分もある程度蒸発させ、煮詰めてから、蓋をして炊きます。
蓋をして弱火で15分ほど。
そのあとに、火を止めてから10分ほど蒸らして、さらに中火にかけて余分な水分を飛ばし、焦げ目もつけます。
それでもパエリア作りに失敗したら
パエリアを今でこそ失敗なく作ってる人も、最初はきっと失敗が多かったことでしょう。
失敗して初めていろいろ学ぶということもありますよね。
その試行錯誤の中で、ベストなレシピを手に入れることもあります。
作ってて、やっぱり水分を飛ばすことに失敗し、パエリアがべちゃべちゃになってしまった・・そんなときは、アレンジしてしまいましょう。
どんな風に?
リゾットにしてしまうのです。
リゾットはもともと水分多めでべちゃべちゃなものですから、失敗作も立派な料理に変身しますよ。
パエリアのアレンジリゾットは、パエリアが成功した人もその残りでアレンジして食べてることも多いです。
アレンジの仕方はいろいろあるのですが、もう少しリゾット風に柔らかくしたければ白ワインなどの水分を加えて煮ればいいですし、その失敗作そのままでリゾットと言えそうならパルメザンチーズなどをかけると、リゾット風になりおいしいですよ。
まとめ
ネットでパエリアと検索してみると、あらゆるレシピやあらゆる作り方がでてきますよ。
自分のお家でできそうなものを選んで試してみるのが、一番かもしれません。
もちろん、専用のパエリアパンがなくてもフライパンでもできますし、中には炊飯器で作れる方法もあるんです。
イタリアの料理ですが、日本の家庭にも定着しつつあるパエリアなんですね。
コメント