香水には、液体の香水と「練り香水」があります。
練り香水はお土産で見かけることがありますが、あまりなじみがない印象です。
せっかくもらっても、使い方がよくわからず放置している方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、練り香水の正しい付け方をご紹介します。
持っているのに使わないのはもったいないので、是非参考にしてください。
練り香水について知り使いこなせれば、おしゃれの幅がもっと広がるはずです。
目次
練り香水の良いところ
練り香水には、液体の香水とは違った良さがあります。
まずは、練り香水の良いところを整理しましょう。
◎肌が弱い人でも使える
練り香水と液体の香水の大きな違いは、主成分です。
液体の香水には、アルコールが使われています。
一方、練り香水の主成分はオイルやミツロウなどです。
肌に優しい成分なので、敏感肌でも使えます。
◎持ち歩きが簡単
液体の香水は、カバンの中でこぼれてしまう可能性があります。
他の持ち物に付くと、香りがなかなか取れずに大変ですよね。
その点、練り香水は固形なのでこぼれる心配がありません。
容器も小さめなので、持ち歩きやすいです。
◎付ける量を調節しやすい
液体の香水を使うときによくある失敗が、付けすぎです。
気をつけていても香りがきつくなってしまうことがあります。
練り香水は、指で付けるため量を調節しやすいです。
◎優しく香る
液体の香水は、アルコールが蒸発するときに強く香ります。
しかし、練り香水は先述したようにアルコールを使っていません。
その分ふんわりと優しく香ります。
練り香水の正しい付け方
練り香水の使い方には、特に難しいところはありません。
次は、練り香水の付け方を確認していきましょう。
◎指で付けたい部分に塗る
練り香水は、指で直接取って付けたい場所に塗ります。
クリームや塗り薬をイメージしてもらうとわかりやすいですね。
できるだけ手を清潔にし、爪の間に入り込まないように塗りましょう。
◎付ける場所
付ける場所は、液体の香水と同じで体温が高いところです。
例は以下のようになります。
・耳のうしろ
・うなじ
・手首
・腕の内側
・ウエストや腰のあたり
・太ももの内側
・足首
全身から香りを漂わせたいときは、足首に付けるのがおすすめです。
下から徐々に香りが上がってきて、ほのかに上品に香ります。
練り香水の香りは優しいので、慣れてきたら複数の場所に塗ってもいいですね。
ただし、どの場所でも汗には気をつけましょう。
汗と香水が混ざると、せっかくの香りが台無しになってしまいますので、汗をかきにくい場所につけましょう。
足首は汗をかきにくい部位でもあるので、そういった意味でも足首につけるのがオススメです。
また、練り香水の香りは数時間しか持ちません。
ずっと香らせたい場合は、こまめに付け直す必要があります。
◎髪に付ける方法もある
練り香水には、ヘアワックスのように髪に直接付ける方法もあります。
髪全体ではなく、毛先に付けるようにしましょう。
その他の使い方
練り香水は、他にもさまざまな使い方で香りを付けることができます。
意外な使い方もあるので見ていきましょう。
◎ハンドクリーム、ボディクリームとして使う
普段使っているハンドクリームやボディクリームに混ぜて使います。
香りが強すぎたりベタベタしたりしないように、量を調節してくださいね。
◎ルームフレグランスにする、カーテンに付ける
フタを少し開けて置いておくと、部屋に香りが広がります。
容器のデザインがかわいいものを選べば違和感なく置けますね。
古くなったり余ったりした練り香水なら抵抗なく使えるでしょう。
また、カーテンの端に付けてもいいです。
風が入るときに良い香りがします。
◎クローゼット、タンスに入れる
クローゼットやタンスの中に入れておけば、洋服や下着に香りが移ります。
毎日の洋服選びが楽しくなりそうですね。
◎手紙やカードに付ける
最近は書く機会が減っていますが、手紙やカードの香り付けに使えます。
相手を不快にさせないために、少しの量を紙の端に付けるといいですね。
難しそうですが上手にできればおしゃれで素敵です。
◎本に付ける
お気に入りの本や雑誌に付ける方法もあります。
ページをめくるたびに香るので、気分良く読めそうです。
直接塗りたくない場合は、練り香水を本棚に置いておくなどの方法がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
練り香水の魅力がわかると、興味が出てきて使いたくなってきますね。
いままで香水を避けてきた方でも、練り香水なら使いやすいかもしれません。
いろいろな使い方を試して、香りに包まれた生活を送ってみましょう。
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