暑い夏には冷たいラムネが飲みたくなります。
ラムネ瓶の中にはビー玉が入ってるのはご存じの通りです。
ところで、このビー玉、上手に取り出すことができますか?
瓶を割ったらいい?
いえいえ、、割らなくてもビー玉を取り出す方法があるんですよ!
今回は、ラムネ瓶を割らずにビー玉を取り出す方法をお伝えしていきます。
目次
ラムネ瓶のビー玉を取り出す方法はキャップの種類によって違う
ラムネを飲むときには、蓋を外すとビー玉で瓶の口がふさがっていますよね。
フタの飛び出た部分でビー玉を瓶の中に押し込めてこそ、ラムネを飲むことができるのです。
でも、ラムネを飲み干した後に、そのビー玉、取り出したい衝動に駆られるのは私だけではないはずです。
取り出す方法はあるのですが、まず、そのラムネ瓶のキャップがどんなものかをよくみてみましょう。
キャップには2種類あります。
一つはねじ式。
もう一つは打ち込み栓式です。
この栓の種類によって、ビー玉の取り出し方は違ってくるのです。
種類別にみていきましょう。
【ねじ式キャップの場合】
今、販売されている瓶のラムネの多くがこのねじ式キャップを使っています。
ねじ式キャップはカンタンです。
ラムネを飲み切った後に、そのキャップを時計反対回りに回して取り外しましょう。
この時に、滑りやすいので軍手やゴム手袋を使うと回しやすいです。
それでも固くて取れない場合は?
・キャップではなく、瓶のほうを回すようにすると開けやすい
・40度前後のお湯でキャップを温める
こうした方法で開けられますよ。
【打ち込み式のキャップの場合】
ねじ式は回せばキャップが外れてくれるのですが、打ち込み式の場合は回してもとれません。
この場合はどうしたらいいのでしょう?
こちらは栓抜きを使います。
瓶ビールや瓶ジュースの蓋をあけるあの栓抜きです。
同じようにラムネのキャップもこれで開けられます。
開けにくい場合は、キャップの部分を50度くらいのお湯で温めてから栓抜きを使うと簡単に開けられます。
どちらのキャップの場合でも、怪我のないように注意が必要ですよ。
ラムネ瓶にビー玉はどうやって入れるの?
ところで、ラムネ瓶の中にビー玉が入って栓の役割をしているわけなのですが、どうやったらどんな風に栓の役割ができるのでしょう?
瓶の口にピッタリついてるってのも不思議ですよね。
ちゃんとした方法があったんです。
まず、ビー玉の入った瓶にサイダーを入れます。
キャップをはめたら、一気にさかさまにします。
するとビー玉がちゃんとキャップの中に収まりますね。
でも逆さにするだけだと、元に戻したときにまたビー玉は落ちてしまうのでは?と疑問に思う人もいるでしょう。
瓶の中に入ってるのは「炭酸飲料」ですよね。
これがポイントなのです。
炭酸ガスの圧力でビー玉がすっぽりとはまってしまうというわけです。
こういうことを考え付いた人もスゴイですよね。
一昔前にはこうしたキャップのない瓶にビー玉が入っていましたよね。
それは最初はビー玉が入るほどの大きさだった瓶の口を加熱することで後でビー玉が出ない大きさに変形させていたのです。
また、口の部分だけを別に作って、瓶本体とつなげたという方法もあったようです。
どちらにしても専門家でなければできない技ですね。
ラムネ瓶のビー玉を取り出すときに気を付けること
一昔前のラムネ瓶はキャップが別にあるわけじゃなく、すべてがガラスでできていました。
そんな時代は、瓶の中のビー玉を取り出すには「割る」しか方法がなかったんですね。
もしくは、瓶の口の部分を加熱して広げれば取り出すことができるでしょうが、危険ですね。
もちろん、割って取り出すのも危険なことです。
今は、資源ごみの問題などもあり、すべて分離できるように作られているラムネ瓶です。
キャップを外すことで、ビー玉も簡単に取り出すことができるので、割って取り出そうとするのはやめましょう。
瓶を割ったときに、自分が怪我をするかもしれませんし、周りにいる人が怪我をするかもしれません。
割れたガラスの破片が飛び散って片付けるのも大変です。
また、小さいお子さんがいる家庭では、ビー玉はお子さんの口に入らないように気をつけましょう。
小さいお子さんが口にいれると誤飲、誤嚥の原因となりますので、取り扱い注意ですよ。
また、小学生くらいのお子さんたちがビー玉を取り出したいと思うことも多いでしょう。
その時は保護者の監督下のもと、取り出すようにしたいものです。
もっともねじ式もキャップ式も特に危ない作業をするわけではないのですが、力もいることですし、間違ってお子さんが怪我をしないように注意することも大切ですね。
さいごに
ラムネをごくごくっとおいしく飲んだら、あとはビー玉を出すという楽しみが残っていて、ラムネって子供から大人まで心をワクワクさせてくれるような飲み物ですよね。
ビー玉の取り出し方が分かったところで、さっそく安全に取り出してみてくださいね。
夏の思い出の一つになるでしょう。
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