手作りジャムを作ったけど瓶がない場合の保管方法

手作りジャムを作ったけど瓶がない場合の保管方法 料理・食べ物

手作りジャムを作ったけど瓶がない場合の保管方法

 

「ジャムを作ったあとで保存するための瓶がなかったことに気がついてしまった…!」

ジャムにするのにちょうど良さそうな苺を見つけて、いざジャムを作ったはいいもののうっかりしていて保存容器のことまで考えてなかった…という場合、瓶以外での保管方法ってどんなものがあるのでしょうか?

今回は、瓶以外での手作りジャムの保管方法について、まとめてみました!

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瓶以外でも手作りジャムは保管できる?

手作りジャムの保管方法ですが、最適なのはやはり瓶になります。

ですが、瓶以外のものでは絶対に保管ができない、という訳でもありません。

 

瓶以外だと、

 

  • 短期間の保存ならタッパーで冷蔵庫に
  • ジップロックに入れて冷凍庫に

 

と、いう2つの保管方法があります。

それぞれの保管方法を詳しく見ていきましょう。

 

タッパーに入れて冷蔵庫で保管する方法

できるだけ小さく、密封性の良さそうなタッパーを用意します。

小さいタッパーの方が良いのは、ふたを閉めたタッパーの中の空気の量をできるだけ少なくするためです。

手作りジャムは空気に触れると傷みやすくなります。

ジャムをタッパーに詰めたら、冷蔵庫に入れて保管しましょう。

 

ただし一般家庭で作ったジャムには市販のものとは違い、防腐剤が入っていなかったり、完全殺菌されていないため、保存瓶よりも密封性の低いタッパーでは短期間しか日持ちしません。

1週間から10日程度を目安に、中身のジャムを使い切るようにしましょう。

 

ジップロックに詰めて冷凍庫で保管する方法

続きまして、ジップロックを使った手作りジャムの保存方法のご紹介です。

ジップロックにジャムを詰めるときは、袋いっぱいにジャムを詰めるのではなく袋の面積の1/3~1/2程度にとどめます。

詰め終えたら袋を寝かせた状態にして、空気を抜きながら、ジャムが薄く平たくなるように形を整えましょう。

こうしておくと、ジャムを食べる分だけ割って使うことができるので、便利なんですよ。

 

使うときは自然解凍させて、なるべく早めに使い切るようにしましょう。

なお、解凍したものを再び冷凍することはおすすめできません。

また、仮に保存用の瓶が手元にあったとしても、瓶は冷凍すると破損する恐れがあるので、瓶を冷凍庫に入れるのはやめましょう。

 

もし、ジャムのにおい移りが気になるようなら、冷凍庫に入れる際にジップロックを二重にしておくと良いですよ♪

 

手作りジャムを作るときの工夫で長持ちさせることができる?

ジャムは元々、ヨーロッパから伝わった保存食でした。

砂糖には防腐効果があるので、砂糖を大量に使うことで細菌の増殖を防ぐことができるのです。

練ようかんや果物の砂糖漬けなども長期間日持ちしますよね。

このように、砂糖は天然の防腐剤として、昔から重宝されてきたのです。

ジャムの糖度が高いほど、賞味期限も長くなります。

 

また、水分量が多いとジャムの糖度が下がるため、傷みも早くなります。

ですので、ジャムを手作りするときは、砂糖や水分の量を工夫してみると良いかもしれません。

 

手作りジャムを保管するときに大事なのは「消毒」!

完成したジャムを容器に詰めるときも、気をつけるべき点があります。

それは「清潔な容器を使う」こと!

 

ジャム自体にもですが、容器に雑菌が付着していると、気をつけながら作ってもジャムは長持ちしません。

保存容器は使う前にお湯で消毒しておきましょう。

煮沸消毒ができれば一番良いのですが、タッパーやジップロックは耐熱温度がそこまで高くありません。

消毒前に容器の説明書きをきちんと確認して、大丈夫そうなら煮沸消毒するようにしてくださいね。

 

一番良い保存容器はやっぱり「瓶」!

今までは瓶がない場合の保管法などをご紹介してきましたが、手作りジャムの保存に最も適しているのはやはり瓶になります。

ガラスは密閉率が高いため、外から菌やゴミが入ってくるのを防いでくれるんですよ。

 

市販のジャム(未開封)で比べてみると、

 

瓶に詰めた場合(糖度55%以上)・・・2年以内

瓶に詰めた場合(糖度40%以上55%未満)・・・18か月以内

紙製カップ入り・・・1年以内

小袋入り・・・6か月程度

缶詰・・・3か月以内

 

瓶とそれ以外の容器では日持ちする期間にだいぶ開きがありますよね。

ですので、手作りジャムも高糖度のものを消毒した瓶に詰めて保管するのが、一番長持ちする保管方法なんですよ。

 

手作りジャムを使うときの注意点

手作りジャムを保存するときは、どの保管方法を使うにしても、気をつけたい点がいくつかあります。

 

ジャムを掬うスプーンも清潔なものを

パンなどにジャムを塗ったあと、そのスプーンを使ってもう一度ジャムに触れるのは避けましょう。

パンの場合は、スプーンについたパンくずが保管してある方のジャムに触れると、そこから傷んでしまいます。

一度口に入れたスプーンでジャムを掬うのもNGですよ。

 

使ったらすぐ容器を閉める

手作りジャムは空気に触れると傷みやすくなります。

ジャムを使ったらすぐにふたを閉め、冷蔵庫などで保管するようにしましょう。

 

まとめ

手作りジャムを瓶以外で保管するなら、小さめのタッパーに入れて冷蔵庫に入れるか、ジップロックに平たく詰めて冷凍保管がオススメです。

もしまだジャムを作る前であれば、砂糖や水分の量を調整してみるのも、ジャムを長持ちさせる手段として有効だと思います。

 

とは言え、一番良い保存容器はやはり瓶なので、市販のジャムを使い切ったときに残った瓶を取っておくと、いざというときに便利ですね。

 

保存するときは清潔な容器を使って、ジャムを保管するようにしましょうね。

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