観葉植物に殺虫剤をかけたら枯れた?!元気がない原因と殺虫剤の選び方

観葉植物に殺虫剤をかけたら枯れた?!元気がない原因と殺虫剤の選び方 ライフハック

 

お家で、観葉植物を育てている家も増えてきましたね。

 

見ていると癒されたり、または空気がキレイになる感じがして良いという人もいるでしょう。

 

 

でも、ある日、見ていると、虫を発見した!ってこともあるのではないでしょうか?

 

 

虫を触るのもいやだけど、でも虫を放っておくわけにもいかない・・・こんなとき、どうしますか?

 

 

ピンセットでつまんで捨てる?

手っ取り早く殺虫剤をシューッと吹きかける?

 

 

まあ、いくつか方法はあると思いますが、このときに殺虫剤って植物に吹きかけてもいいのでしょうか?

 

 

また、殺虫剤をふきかけたら枯れてしまったって経験もあるのではないでしょうか?

 

 

そんな、観葉植物と害虫、そして殺虫剤についてまとめてみました。

 

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観葉植物に殺虫剤を直接噴射すると枯れる?

 

観葉植物に殺虫剤を直接ふきかけたら枯れてしまった、という場合には二つの原因が考えられます。

 

 

ひとつは「冷害」です。

 

殺虫剤を近くで噴射すると冷たいのでその冷気によって枯れてしまうことがあるのです。

 

直接ふきかけるにしても30センチは離して吹きかけると、この冷害も予防することができます。

 

 

そしてもう一つは、「薬害」です。

 

殺虫剤の成分が強くて枯れてしまうことがあるんです。

 

 

キンチョールなどのような、ピレスロイドが主成分の殺虫剤はとっても強力なので、植物に吹きかけると、枯れてしまいます。

 

 

なので、殺虫剤を使いたいときには、園芸用の殺虫剤をおススメします。

 

 

では、枯れてしまった植物はどうしましょうか?

 

 

枯れてしまった葉が一部分ならば、その部分だけを切ってしまうしかないでしょう。

 

もし、全体的に吹きかけて全体が枯れてしまったら、あきらめるしかないかもしれませんね。

 

 

観葉植物に虫がついたらどうする?

 

では、観葉植物に虫がついたらどうしたらいいのでしょう?

 

 

〇土から発生する虫

 

直接、植物には被害を与えないとしても、虫が飛んでいると何かと気分がよくありません。

 

観葉植物を育てている土から発生する虫がいるのです。

 

 

コバエ、アリ、トビムシ、ナメクジなどが該当します。

 

 

コバエのように植物の周りで飛んでいるような虫は、掃除機で吸ってしまいます。

 

また、土に卵を産みつけている可能性が高いので、鉢の土の上2~3センチの深さまで土を捨てて、無機質の赤玉土を足して様子を見るとよいですよ。

 

 

アリは手でつまんで取り除き、アリのエサとなるアブラムシも退治する必要があります。

 

 

ナメクジは塩をかけずに、ビールの入った容器をそばにおいておきます。

 

ビールのニオイに寄ってくるナメクジがビールにおぼれて退治できます。

 

 

殺虫剤を使わなければ、上のような退治法がありますが、どれも面倒だと思えば、その虫に合った薬剤を準備して退治しましょう。

 

 

〇葉や茎につく虫

 

土から発生しても、植物に害を与えなければ、問題ないのですが、葉や茎について害を及ぼす虫が実は一番頭が痛いのです。

 

 

せっかく育てた植物も被害を被ってしまうのも悲しいものですよね。

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葉や茎につく虫には、ハダニ、カイガラムシ、アブラムシなどが該当します。

 

 

クモの仲間でもあるハダニは、種類も豊富ですが、このハダニの特徴として水に弱いということがあります。

 

 

なので、ハダニだと思ったら、水できれいに洗い流すという退治法がつかえます。

 

 

洗い流せるような環境がなければ、霧吹きで水を吹きかけて風通しをよくしておくだけでもハダニを防ぐことができますよ。

 

 

カイガラムシはその名のように、貝殻状のかさぶたで覆われる虫なのです。

 

かさぶたで覆われると、殺虫剤を吹きかけても効果があまりありません。

 

これは、歯ブラシでこすって落とすという方法で駆除します。

 

 

または、ベランダや庭などで、高水圧のジェットで吹き飛ばすという方法もあります。

 

家の状況に合わせてするとよいですね。

 

 

アブラムシもまた、水を霧吹きで吹き付けて飛ばすのが一番良いと言われています。

 

鉢ごと水につけたり、濡らした布で拭き取ったりという方法もあり、手っ取り早い駆除ができそうです。

 

 

観葉植物を枯らさないで虫だけ殺すためにはどんな殺虫剤を使えばいい?

 

殺虫剤を使わずに、退治する方法を紹介してみましたが、それでも、やっぱり気になるという人も多いでしょう。

 

また、自分の手で虫を退治するなんて気持ち悪いなんて思う人もいるでしょう。

 

 

殺虫剤が手っ取り早いのですが、殺虫剤によって肝心の植物が枯れてしまっては元も子もありません。

 

 

ではどんな殺虫剤を使えば良いのでしょうか?

 

 

最近では園芸用の植物に害のない殺虫剤も多く出ていますので、すこし紹介してみましょう。

 

 

〇ダントツ水溶剤

 

アブラムシ類やコナジラミ類、コナカイガラムシ類などの害虫に効果があります。

 

ネオニコチノイド系の殺虫剤で、観葉植物や他の幅広い植物にも使えるということで、人気を集めている殺虫剤です。

 

 

〇GFオルトラン粒剤

 

粒状の殺虫剤で、株元や植穴にばらまくだけで効果を発揮してくれます。

 

葉や茎に直接吹きかけるということがないので、安心ですね。

 

 

有効成分はアセフェートで、ヨウトウムシやアオムシなどに効果があります。

 

 

〇ベニカXスプレー

 

有効成分には、ペルメトリン、ミクロブタニルが含まれています。

 

観葉植物だけではなく、庭の木や草花など幅広く使える殺虫剤です。

 

 

害虫をすばやく退治してくれるだけではなく、植物の病気にも予防と治療効果が期待できます。

 

 

〇スミチオン乳剤

 

こちらは、40年前から世界各国で愛用されている殺虫剤。

 

これを希釈してスプレーします。

 

 

人気の理由は、効果があるということだけではなく、「人と環境に優しい」ということです。

 

家庭園芸用の殺虫剤で、アブラムシやカメムシ、ケムシなどに効果があります。

 

 

他にもいろいろ殺虫剤はありますが、直接、植物にかけても良いのは、こうした園芸用の殺虫剤として販売されているものと言えますね。

 

 

まとめ

 

せっかくの観葉植物が虫に侵されてしまうというのはとっても悲しいことですよね。

 

殺虫剤を使わない退治法もありますが、手っとり早く退治してしまいたいというときには、園芸用の殺虫剤を選んで準備しましょう。

 

 

吹きかけるときには、30センチは離すようにして吹きかけると冷害の心配もないでしょう。

 

 

害虫から植物を守り、ステキなインテリア、また素敵なお庭にしたいですね。

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