割った卵の中に赤い点々が…正体は何?食べて大丈夫?取り方は?

料理・食べ物

朝食に目玉焼き、卵焼き、さらには卵かけご飯なんていうメニューがよく登場します。

 

 

お昼には、オムライスやオムレツ、夕食にも茶碗蒸しなどなど、卵のメニューって多いですよね。

 

 

さて、その卵を調理しようと割ってみたら、あれ?何?この赤いもの!?と衝撃を受けた人、少なからずいると思います。

ちょっと気味悪いですよね。

 

 

さて、その赤いものを見て、どうしますか?

 

 

卵自体を捨ててしまいますか?
それとも赤い部分だけとって調理して食べますか?

 

 

今回は、その卵の赤いつぶつぶの正体にせまってみます。

 

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卵の赤いつぶつぶの正体とは?

卵の赤いつぶつぶ、血のように見えますが、その通り、実はこれ、血なのです。

 

 

鶏の体の中で、卵が作られるのですが、鶏に一時的にかかるストレスなどによって、卵巣や卵管の毛細血管が破れることがあります。

 

その時に、出た血が卵黄の表面に付くことがあるんです。

 

 

これを「ブラッドスポット」と呼んでいます。

 

 

これは鶏に病気があるわけでもなく、健康な鶏でも起きる現象なので、特に心配はいりません。

 

 

そもそもブラッドスポットのある卵は、健康上も味にも全く問題がないのです。

 

が、見た目がちょっと気になるために、規格外品として商品としては売られていないはずなのです。

 

それでも、まれに混ざってる場合もあるようです。

 

 

ブラッドスポットは食べても大丈夫?

答えはYESです。

ブラッドスポットは、毛細血管が破れたときについてくる血なのですが、害があるものではなく、人が食べても大丈夫です。

 

 

なので、初めてみたときも、慌てずに、調理して食べると良いでしょう。

 

 

どうしても気になる場合は、赤い部分だけを取り除いて、調理すると良いですね。

 

 

赤い血を見ると、どうしても卵かけご飯のように、生で食べるのはちょっと引いてしまいますよね。

 

こういうものは火を通したほうが安心して食べられますね。

 

 

ブラッドスポットの取り除き方

あまり気分が良いものではないので、取り除きたいという場合には、どうやって取り除くのが良いでしょうか?

 

 

特に決まりはありませんし、取りやすい方法で取り除くと良いですよ。

 

ただ、取り除きにくいかもしれません。

 

 

卵を割った時に見られる、カラザという白いひものようなものをご存知かと思います。

 

このカラザも食べても害がないものなのですが、気になるから取り除くという人も多いことでしょう。

 

 

卵を割ったときに出てくるものですから、このカラザも取り除くのが滑りやすくて少々難しいかもしれません。

 

 

そこで、このカラザを取り除くためのスプーンがあるんです。

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クローバーの形をしたスプーンなのですが、これだとカラザをスムーズに取り除くことができるんですね。

 

 

赤いブラッドスポットもこのカラザを取り除くスプーンで取り除くと、取りやすいかもしれませんね。

 

 

ちなみに、このカラザですが、これも食べても全く問題のないものです。

 

むしろ各種アミノ酸や糖類から形成されているので、栄養満点のものなのです。

 

なので、食べなきゃ損!ってところですね。

 

 

赤いものや白いもの・・・こんな時はどうする?

料理初心者だと、卵を割ってみたら、赤いものがあったり、白いものがあったり、、、これって異常なの?食べてもいいの?と判断がつかないことがありますよね。

 

 

参考までにいくつか紹介しておきましょう。

 

 

*卵黄の色が気になる

卵黄というだけに黄色なのが当然と思っていますが、なんだか、白っぽいとか、オレンジ色に近く、色がきついなと感じることもあります。

 

 

これは、鶏が食べるエサの影響なので、もちろん、食べても問題ありません。

 

赤い色素を含むエサを多く食べた鶏の卵は卵黄が赤みが強くなるそうです。

 

 

*茶色い塊がはいっている

茶色っぽい塊みたいなものが混ざってることがあります。

 

 

これは「ミートスポット」と呼ばれるもので、これもまた鶏のからだの組織片が卵の中に混入してしまって現れるものなのです。

 

 

こちらも、栄養面や健康面、品質面においても、全く問題ないものとされています。

 

しかし見た目が見た目だけに、出荷前にチェックされて、商品にはなりません。

 

 

食べてはいけない卵

ブラッドスポットやミートスポットのようなものは、食べても問題はありませんが、逆に、食べないほうが良いものもあるので、注意しましょう。

 

 

*白身に血がまじってる

卵黄部分の赤いぶつぶつはブラッドスポットで、食べても大丈夫ありません。

 

一方で、卵白の部分に血が混ざりこんでしまってるものは、血卵と呼ばれ、これは食べないほうが良いのです。

 

 

ただ、食べたからといって体に異常が出るわけではありませんよ。

 

問題はないのですが、食用にはおススメしないものなのです。

 

卵白に血がまざっていたら、潔く捨てましょう。

 

 

*殻の内側に黒いものがある場合

これはカビの可能性が高いので、食べないほうがいいですよ。

 

 

*虫が出て来た

鶏の寄生虫などが、卵に入り込んだ可能性があります。

これも食べないほうがいいですよ。

 

 

*変なニオイがする

卵を割ったときに、変なニオイがしたら・・・これは腐ってるかもしれません。
捨てましょう。

 

 

まとめ

卵を割った時に、赤いぶつぶつが見えたら、捨てていた人も食べても問題ないっていうことを覚えておいてほしいなと思います。

 

 

初めてのことで、びっくりするかもしれませんが、落ち着いて観察してみましょう。

 

 

明らかに血の量が多いとか、ニオイが変だとか色がおかしい、または、大きな異物が混ざってる、という場合には、食べずに捨てましょう。

 

 

ブラッドスポットやミートスポット、カラザなどの場合は、食べても大丈夫ですよ。

 

 

もちろん、どうしても気が進まなければ、無理に食べなくてもいいですけどね。

 

栄養価が高く、何かと重宝な卵を気分よく、おいしく食べるのが一番ですね。

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