家庭でとんかつやエビフライ、天ぷらなどの揚げ物を作るときに便利なのが、バッター液ですね。
一昔前には、エビフライやとんかつを作るにも、小麦粉をつけて、卵液をつけて、さらにパン粉も付けてと手間暇がかかってましたよね。
ところが、このバッター液のおかげで、手間が省かれ、おいしい揚げ物も楽に作れるようになりました。
でも、このバッター液、余ったらどうしてますか?捨てますか?
それとも他に活用法があるのでしょうか?
バッター液の捨て方やリメイクの仕方などをまとめてみました。
目次
バッター液は残ったら捨てる?
揚げ物を必要な分だけ揚げたら、バッター液が残ってしまった。
こうした経験はどの家庭でもあるのではないでしょうか。
残ったバッター液はどうしてますか?
捨てるという人もいるんです。
バッター液の中身は小麦粉や卵ですので、しかも揚げ物を作るときに手が中に入ってることもあります。
それによって菌が入り込んで、傷んでしまうことがあるので捨てるという人もいるんですね。
そして卵も生ですから、保存したとしても次の日くらいまでしかもちません。
だったら捨ててしまおうということもあると思います。
ただ、捨てるときには注意が必要です。
バッター液はけっこうドロドロしていますよね。
これをシンクの排水溝に流してしまったらどうなるでしょうか?
排水管の途中で固まってしまうこともありえます。
環境にもあまりよくありません。
なので、捨てるときには一工夫が必要なのです。
多くの人がしているバッター液の捨て方をご紹介します。
*古い油を捨てるときと同じようにする
牛乳パックに新聞紙やぼろ布をいれて、その中にいれ、パックを口をふさいでから可燃ごみに捨てる。
というふうに、古い油を捨てるときと同じように捨てることもできるんです。
*庭に埋める
庭の土に直に捨ててしまうという人もいました。
もちろん庭がある家に住んでる人に限りますが。
*固形物にして捨てる
けっこう多かったのがこの方法です。
固形物にするというのは、残ったバッター液もフライパンで焼いてから捨てるという方法です。
捨て方としてはざっとこんな感じです。
でも、「捨てるのはちょっともったいない~~」という声も多いんですよ。
余ったバッター液のリメイクの仕方
捨てるのはもったいないから、リメイクしておいしいものを作っちゃう!という声が多いのです。
どんなおいしいものが作れるのでしょうか?
*ドーナッツ
余ったバッター液にパン粉を入れて揚げても、おいしいんです。
ドーナッツのように甘いのが好きな場合は、砂糖も入れましょう。
パン粉はお好みで。
*お好み焼き
小麦粉と卵が混ざってるバッター液ですから、そこに刻みキャベツやあれば、豚肉やエビ、イカなどあるものをまぜて焼いてしまえばお好み焼きの出来上がり。
三度の食事のメインディッシュとまではいかずとも、ちょっとしたおやつにいいですね。
*かきあげ
冷蔵庫の中の残り野菜を切ってまぜて、揚げてしまえばかき揚げになります。
また、とんかつを作っていたら、残ったお肉も一緒に揚げてしまって、冷凍保存しておいてもよいでしょう。
さきいかを天ぷらにするという案もありますよ。
なかなかおいしいらしいです。
*てんかすを作る
バッター液をそのまま油で揚げて、天かすをつくります。
作っておけば、冷凍保存ができますので、必要なときにだしてお料理に使えますよ。
*汁物にいれる
スープや味噌汁などの汁物にいれるという方法もあります。
味噌汁にいるとすいとん風になりますし、洋風スープだと、かきたまスープになります。
お好きな具を入れるといいですね。
*いりたまご
牛乳を混ぜてフライパンで入り卵にしてしまいます。
そのまま食べてもいいですが、サラダのトッピングにすると、見た目も良いですよ。
こうしてみるだけでも、残ったバッター液の活用法はいろいろです。
家庭の事情や好みであれこれアレンジできるので、自分なりのレシピを作ってみても良いでしょうね。
バッター液の保存はできるのか?
いろんなリメイク法はあっても、いつもそれじゃ飽きてしまうし、食べる人がいないなんていうこともあります。
残ったバッター液をそのまま保存はできないのか?という質問が多いのです。
先にも述べた通り、生ものですし、お肉やエビなどを通したものだと、菌の繁殖が気になります。
なので残ったバッター液は冷蔵庫で保存しても次の日には使い切るくらいがおススメです。
それ以上保存しておくと、傷んでしまう可能性が高くなります。
もしくは、「冷凍保存」もできます。
リメイクしてすぐに食べるわけじゃないし、すぐには使わないけどという場合には、冷凍保存しておきましょう。
冷凍保存も長くはもちますが、1か月以内には使うようにしたいですね。
まとめ
揚げ物を作るときには、おいしく便利なバッター液ですが、残ってしまうと、さてどうしよう?ということになりがちです。
捨て方もよくわからなかった方も参考にしてくださいね。
そしてリメイクの方法もいろいろありました。
この世で一つしかないバッター液活用法を研究してみるのも楽しいのではないかと思います。
ぜひおいしく活用してくださいね。
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