レンコンはいろんな料理に使える野菜です。
栄養価も高く、健康にもよし。
さらにはいろんな料理に使えるということで、良く買う主婦の方たちも多いのではないでしょうか。
ところで、多くの野菜は生で食べることができますが、レンコンも生で食べられるのでしょうか?
収穫する時期によっては生で食べられるという話もあります。
レンコンが生で食べられるものなのか、どうしたらおいしく食べられるのかをまとめました。
レンコンは生でも食べられる?
ズバリ答えから言うと
YES!
です。
レンコンは生で食べてもOKなんです!
ただ、レンコンは傷みやすい野菜なので、生で食べるのも新鮮なものに限ります。
そして、生で食べてもおいしい時期があるのです。
レンコンの収穫時期は?
そこで、レンコンの収穫時期をまとめてみました。
最近ではどんな野菜でもハウス栽培などで一年中スーパーで見られるようになりましたし、手に入るようになりました。
でも「旬」のものがおいしいのは言うまでもありません。
そのレンコンの「旬」は9月から10月です。
レンコンは秋から冬にかけてとれる野菜なんですね。
9月の秋口にとれるレンコンは「新レンコン」と呼ばれ、あっさりしているのが特徴です。
そして寒い冬にとれるレンコンには、粘りと甘みがあるのが特徴です。
生で食べるならこの時期のものが良い
レンコンを生で食べるなら、新鮮なものが良いと先に述べましたが、時期的には8月から9月にとれたレンコンが良いんです。
旬の時期よりもすこーし早めがおススメなのです。
8月というと、まだレンコンが育ち切っていないのでは?
と思うかもしれませんが、育つ過程のものでも大丈夫です。
早い時期にとれるレンコンが、生で食べるの適しているということなんですね。
レンコンを生で食べるときに注意すること
まずは新鮮なものを選ぶということですね。
そして生で食べるときには、あく抜きをすると食べやすいです。
生で食べるとどうしてもえぐみがでてきて、食べづらいと感じる人もいることでしょう。
色が変わるのを抑えるためにも、切ってすぐに酢水にさらしてからサラダにしたりあえ物にすると見た目にもきれいですし、おいしく食べられます。
そしてもう一つ注意することは、レンコンにはデンプンが多く含まれています。
じゃがいもなどに含まれているあのデンプンです。
このデンプンは生で食べると、おなかを壊しやすくなるのです。
お腹が痛くなったり、下痢をしたりということが起きます。
ただ、少し食べる分には良いのですが、多く食べると、デンプンが消化しきれずに腹痛や下痢を起こしてしまうのです。
お腹の弱い人は、生で食べるのは控えたほうがいいかもしれませんよ。
からしレンコン事件
お腹をこわすかもってことで、からしレンコン事件を思い出した人もいるかもしれません。
このからしレンコンを食べて食中毒が発生したという事件です。
だから、生レンコンは大丈夫なの?と心配している人もいるでしょうけれど、大丈夫です。
なぜなら、このからしレンコン食中毒の原因は、からしにあったからです。
からしについていたボツリヌス菌が原因で食中毒がおこったのであって、レンコンが原因ではなかったのです。
なので、生レンコン、大丈夫ですよ。安心してくださいね。
レンコンを生でおいしく食べるには
さて、レンコンを生でおいしく食べるにはどうしたらいいのでしょう?
生で食べるっていってもどうやって食べたらいいのでしょう?
生のレンコンを使ったメニューをいくつか紹介してみましょう。
*フレッシュジュース
レンコンをジュースにするってちょっと意外ですが、ジュースにもなるんです。
ヨーグルトをベースにしますが、レンコンだけではおいしくないのでリンゴやレタス、キュウリなどもいれます。
レモン汁にハチミツをいれて味を調えます。
ミキサーにかけるだけなので簡単ですよ。
*酢の物
シャキシャキっとした食感を生かすには、酢の物もおススメです。
*サラダ
こちらもシャキシャキ感を引き立たせてくれるメニューのひとつです。
レンコン、きゅうり、りんごなどを千切りにしてシーチキンをいれてマヨネーズで和えるだけの簡単サラダです。
酢の物にするときもサラダにするときも、レンコンは切ったら酢水やレモン水につけることを忘れないでくださいね。
変色を防ぐためでもあり、あく抜きにもなりますので。
まとめ
さっぱりとした9月ごろのレンコンは生でも食べられ、そのさっぱり感が、酢の物やサラダにもよく合いますよね。
一方、冬にとれるレンコンは粘りと甘みがあり、煮ものにピッタリです。
秋から冬にかけてとれるレンコンは、お節料理などにも良く使われます。
縁起のよい野菜ともいわれるレンコンですから縁起をかつぎ、かつおいしくいただける野菜
でもあるのですね。
収穫する時期によって、レンコン料理も何が良いのか考えてみると料理も楽しくなるかもしれません。
上にあげた生レンコンのメニューも一部ですので、さらに自分なりのレシピを考案しても良いでしょう。
我が家のレシピを作って、おいしく食べられたらそれで文句無し!ですね。
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