メダカにドジョウやミナミヌマエビ…食べられず同居できる生き物は?

メダカにドジョウやミナミヌマエビ…食べられず同居できる生き物は? 虫・生き物

メダカを飼っていると、メダカだけでなくいろんな生き物と共存させたいと思うことがあります。

 

最近流行している、ビオトープなどではできる限り自然の環境を再現したいので、メダカだけでなくほかの生き物も水槽の中に入れたいと思いますね。

 

しかしメダカはとても小さく、ほかの生き物に食べられてしまうリスクがあります。

 

そこでこの記事では、メダカと共存できる生き物はなんだろうと疑問に思った方のために、メダカを食べず同居できる生き物について紹介したいと思います。

 

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メダカと同居できる生き物

 

・どじょう

メダカは水面近くを泳ぎますが、どじょうは水槽の底を泳ぎ底砂にもぐることもあります。

 

どじょうは寿命が非常に長く、平均すると8~10年生きます。
体長は15cmのものが多いですが、中には30cm以上になるものもいます。

 

どじょうは温和な性格で、メダカとは泳ぐスペースが違うので、メダカを襲うことはありませんが、あまりにもどじょうが大きくなりすぎるとメダカを食べてしまう危険があります。

 

どじょうの口にメダカが入るサイズでなければ大丈夫です。

 

どじょうは、メダカが食べ残して沈んだ餌を食べてくれたり、腐ったり、傷んだりした水草も食べてくれるので水槽の中のそうじもしてくれます。

 

ただ、それだけでは餌が足りないのでどじょう用の沈殿する餌を与えてください。

 

 

・ミナミヌマエビ

体長は2~3cmとメダカよりも少し小さめです。
あまりにも体長が小さいとメダカに食べられてしまう危険がありますが、水草などを入れて隠れることができる場所があれば大丈夫です。寿命は1~2年ぐらいです。

 

メダカとの相性は非常によく、メダカと同じ環境で飼育することができます。
ミナミヌマエビがメダカを襲うことはありません。

 

ミナミヌマエビも、どじょうと同様にメダカの食べ残しや水草・コケを食べてくれるので、水槽の掃除に役立ちます。
特別にミナミヌマエビ用に餌をあげる必要はありません。

 

ただ、どじょうとミナミヌマエビは、同じ底層で生活し、体格差も大きいのでミナミヌマエビがどじょうに食べられたり、ミナミヌマエビが餌を食べることができなかったりするリスクがあるので、どじょうとミナミヌマエビの共存は注意が必要です。

 

繁殖力は非常に強く、水草などの隠れる場所があると自然と増えていきます。

 

 

・ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビの体長は、約5cmほどとメダカよりも少し大きくなります。
しかし、性格は温和でメダカを襲うことはありません。

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ヤマトヌマエビの寿命は、ミナミヌマエビよりも少し長く2~3年です。
ヤマトヌマエビもメダカの食べ残しや水草・コケを食べるので餌をある必要はありません。
ヤマトヌマエビの繁殖は難しく、淡水ではほとんど繁殖しません。

 

 

・石巻貝

石巻貝は大きさは2cm程度、飼育はとても簡単で、メダカと同じように飼うことができます。
寿命は1年程度と少し短めです。

 

石巻貝は、水槽の苔を主に食べ、メダカの食べ残しや水草なども食べるので、餌を与える必要はありません。
石巻貝を飼育する時の注意点は、繁殖はしないが卵は産むということです。

 

石巻貝の卵は、水槽の壁面に産み付けられ、そのまま孵化することはなく白く残ります。
これは、水槽の掃除をしないと取ることができません。

 

石巻貝を水槽に入れすぎると、水槽の壁面が石巻貝の卵でびっしりということになってしまうかもしれませんので、注意してください。

 

メダカやエビ類との相性も良く十分に共存できますが、水槽の水質が酸性に傾くと、石巻貝だけが死んでしまうということがあります。

 

水温もメダカに比べて高水温に弱く、真夏の屋外に水槽がある場合などは注意が必要です。

 

 

・タニシ

タニシの大きさは1~8cmと幅ひろいですが、だいたい5cm程度の個体が多いです。
タニシがメダカを襲うことはありませんので、メダカとの共存は可能です。

 

タニシがメダカを食べたという情報は一部あるようですが、タニシは生きたメダカは襲いません。
しかし、メダカの死骸は食べる可能性があります。

 

メダカの死骸を食べているタニシを見て、タニシがメダカを襲ったと勘違いしたのではないかと言われています。

 

タニシはとても食いしん坊で、水槽のコケ、メダカが食べ残した餌、水中のプランクトンなどを食べます。
餌はとくに与える必要はありません。

 

えらで食べ物をこすと同時に水のろ過もしてくれるので水質改善にも役に立ちます。
体はとても丈夫で、簡単に飼育することができます。

 

水温も0~35℃くらいまで耐えることができますが、急激な温度変化は避けたほうがいいでしょう。

 

繁殖も可能で、隠れる水草があればあっというまに増えてしまったということもあります。
増えすぎると餌不足になる可能性もありますので注意してください。

 

 

まとめ

 

・どじょう

・ミナミヌマエビ

・ヤマトヌマエビ

・石巻貝

・タニシ

 

 

このように、メダカと共存できる生き物はたくさんいます。
これらの生き物は、コケや傷んだ水草を食べてくれるので、水槽の掃除役としても期待できそうです。

 

ミナミヌマエビやヤマトヌマエビは、餌をとる姿や泳ぐ姿がかわいらしく、水槽の中が賑やかになるのではないでしょうか。

 

繁殖が簡単にできる、ミナミヌマエビやタニシは増えすぎないように注意してくださいね。

 

メダカと同居できる生き物について気になった方の参考になれば幸いです。

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