おにぎりの米粒や海苔がアルミホイルにくっつく原因と予防法を解説!

おにぎりの米粒や海苔がアルミホイルにくっつく原因と予防法を解説! 料理・食べ物

おにぎりがアルミホイルに包まれていると、なんだか懐かしく、一層美味しそうに見えますよね。

ですが、アルミホイルに包むとおにぎりのごはんや海苔がアルミホイルにくっついてしまい、おにぎりがなんだか残念な見た目になってしまうことも。

 

どうしておにぎりのごはんや海苔はアルミホイルにくっついてしまうのでしょうか?

今回はその原因と予防法を解説していきます!

 

 

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アルミホイルにくっつくご飯や海苔…原因は?

温かいごはんをアルミホイルに直接のせて、そのままおにぎりを握っていませんか?

または、温かいままのおにぎりをアルミホイルで包んではいませんか?

 

実はこれ、アルミホイルにおにぎりを包むやり方としてNG行為なんです!

 

 

炊き立てや温かいごはんからは、当たり前ですが湯気が出ます。

その時点で上からアルミホイルなどでおにぎりを包んでしまうと、湯気の蒸気が逃げる場所がなくなってしまうため、おにぎりに水分がはね返ってきます。

 

そうすると、おにぎりにもアルミホイルの中の空間にも湿り気が出てしまい、おにぎりがべちゃっと粘っこい状態になってしまうんですね。

 

 

あらかじめおにぎりを作り、冷ました状態でアルミホイルに包めば、おにぎりから出てくる湯気は少なくなります。

 

また、冷ますとおにぎりの表面が乾燥するので、ごはんの中のでんぷん質が固まり、粘り気もなくなります。

 

 

「おにぎりはあらかじめ作っておき、冷ましてから包む」

これがアルミホイルにおにぎりを包む、最大のコツなので、覚えておいてくださいね♪

 

 

アルミホイルの光沢、ある面とない面との大きな違い!

アルミホイルには光沢がある面とない面があります。

光沢がある方が外側になっていた方が、なんとなく見栄えもいい気がしますよね。

でも、このアルミホイルの光沢、何か意味があるのでしょうか?

 

 

アルミホイルの光沢には光や熱を反射して押し返す力があります。

よって、光沢がある面の方が遮光性や断熱性が高いんですね。

 

 

また、おにぎりの中に含まれる水分ですが、水分は多い方から少ない方へ移動していく傾向があります。

おにぎりの温度が高いほど湯気もたくさん出ますから、水分が多く外に出ていることになります。

アルミホイルには水分が全くないので、水気の多いおにぎりから乾いているアルミホイルへと、水分が移動していくわけです。

乾いた状態のものに水分が含まれるものが付着すると、くっつきやすくなります。

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レジ袋を手で開くとき、指先に水気があった方が袋がくっつきやすく開きやすいですよね。

あれと同じような原理です。

よってこれも、アルミホイルにごはんがくっつく原因のひとつなのです。

 

 

ここで利用したいのがアルミホイルの光沢です!

アルミホイルの光沢には熱を押し返す力があるので、光沢がある方を内側にして包むと、おにぎりの熱を押し返す分、その水分もはじいてくれます。

ですので、光沢がある方を外側にして包むのではなく、内側にして包んだ方が、おにぎりのごはんや海苔がくっつきにくくなるのです。

 

 

ごはんがくっつくのを予防したい…他に気をつけることは?

・ごま油を塗ろう!

おにぎりを包む前に、あらかじめアルミホイルにごま油を塗っておくと、お米や海苔がくっつきにくくなります。

 

アルミホイルの方にも水分をつけることで、おにぎりの中の水分が移動する現象を防いでくれるんですね。

 

塩水などでも良いのですが、ごま油は元々水分をはじく性質もあり、香ばしい香りも楽しめますから、ごま油がオススメなのです。

 

アルミホイル側じゃなく、おにぎりの方に塗っておいても良いですよ♪

 

 

・アルミホイルを一度丸めておく

おにぎりを包む前にアルミホイルを一度くしゃっと丸めて綺麗に開き、それから包むようにすると良いでしょう。

 

丸めたおかげでシワが多めにできるので、おにぎりとアルミホイルの間の隙間が大きくなり、そこに空間が生まれます。

 

その空間に空気が入り込み、おにぎりやアルミホイルの表面を乾燥させてくれるため、おにぎりがくっつきにくくなるんですね。

 

おにぎりがべちゃっと水っぽい感じになるのも防いでくれるので、より美味しく食べることもできますよ。

 

 

海苔がくっつくと見た目がちょっと…。どうしたらいい?

本来、海苔は乾燥してパリパリしています。

しかし、おにぎりに巻くとごはんの水分が海苔に移動してしまうため、どうしてもしなっとしてしまいます。

 

そして、あたたかいおにぎりに巻いてそのままアルミホイルに包むと、これまた水分の移動により、連鎖的に海苔もアルミホイルにくっついてしまうのです。

 

おにぎりをよく冷まし、ここまで書いた方法を試してからアルミホイルで包めば、海苔がくっつくのは避けられるでしょう。

 

 

アルミホイルに海苔がくっついて、おにぎりの見た目が悪くなるのがどうしても嫌な人にオススメなのが、小分けになった味付け海苔。

 

海苔を巻いていない状態でアルミホイルに包んで持っていき、その場で海苔を巻いて食べるのです。

 

これなら見た目が悪くなることはないですし、海苔の食感もパリパリしているので、美味しくおにぎりを食べることができますよ♪

 

 

おわりに

いかがでしたか?

見た目も綺麗なごはんは、おなかも心も満たしてくれます。

美味しいおにぎりを持って、遠足や行楽を楽しみましょう!

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