アルミホイルでおにぎりを包むのは体に悪いって本当?ラップのほうがいい?

アルミホイルでおにぎりを包むのは体に悪いって本当?ラップのほうがいい? 料理・食べ物

遠足や行楽などに持っていく、お母さんが作ってくれたおにぎり。
アルミホイルに包まれているとなんだか懐かしい感じがしますよね。

 

しかし、お腹をすかせて包みを開けたら、アルミホイルが変色していた、なんてことはありませんか?

どうして変色したのでしょう?

また、アルミホイルの変色は、中のおにぎりにも影響があるのでしょうか?

 

そこで今回は、おにぎりとアルミホイルについて解説していきます。

 

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どうしてアルミホイルは変色したの?

おにぎりを包んでいたアルミホイルが変色したのは何故なのでしょうか?

 

 

実はアルミホイルは酸や塩分が強い食品に長時間触れると、変色することがあるのです。

これはアルミホイルの元となる「アルミニウム」という金属の酸化によるもの。

 

おにぎりには塩が振ってあることが多いですし、梅干しやしょうゆなども使いますよね。

それにより、アルミホイルが酸化して変色した、というわけです。

 

 

ところで、酸化したアルミホイルに包まれていたおにぎりを食べることで、私たちの体に影響はないのでしょうか?

 

 

アルミホイルが変色していても中のおにぎりに影響はないの?

アルミホイルはアルミニウムという金属の加工品です。

アルミニウムは口から摂取しても人体に吸収される量はごく微量で、そのまま体外に排出されていきます。

 

 

一方、アルミホイルは酸化すると脆くなり、あまりに長時間放置すると、ぽろぽろと剥がれていきます。

ですので、酸化したアルミホイルがおにぎりに付着する可能性はないとは言い切れません。

 

 

しかし、アルミニウムはもし体に入っても排出されていくため、中のおにぎりを食べても病気になったりなどの健康被害はありません。

安心しておにぎりを食べてくださいね。

 

 

ラップで包んだ方が良いのでは?

「アルミホイルが酸化するならラップを使えばいいんじゃない?」

誰もがそんなふうに考えると思います。

 

 

ラップの良い点はそのまま上からおにぎりを作ってしまえるところ。

手も汚れませんし、衛生面の心配をすることもありません。

 

 

しかし、おにぎりをラップで包んだままにしておくと、ご飯とラップが密着してしまうため、水分が蒸発しにくくなります。

ですので、おにぎりがべちゃっと水っぽい感じになってしまうのです。

 

 

実はおにぎりを美味しく食べたいなら、断然アルミホイルの方がオススメなのです!

変色する可能性があるのにアルミホイルをおすすめするのには理由があります。
それをこのあと説明していきますね。

 

 

アルミホイルでおにぎりを包むメリット

アルミホイルでおにぎりを包むと、どんなメリットがあるのでしょうか?

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アルミホイルで包むと、ご飯との間に程良く隙間ができます。

それにより水分が逃がせるので、ラップと比べておにぎりの表面がべちゃっとなりにくく、美味しく食べることができます。

 

 

また、アルミホイルは光を遮ってくれるので、雑菌の繁殖も防ぐことができます。

 

可愛い柄のアルミホイルが100均や通販などで手に入るところも良いところ。

キャラクター柄やオシャレなデザインのアルミホイルでおにぎりを包めば、インスタ映えも狙えちゃうかも?
見た目も可愛いおにぎりはお子さんにも喜ばれそうですね。

 

 

しかし、アルミホイルには注意する点がひとつあります。

それは、「そのまま電子レンジにかけてはいけない」ということ。

 

アルミホイルは金属です。

金属を電子レンジに入れるとレンジの電磁波を反射して火花が発生し、火災の原因になります。

ですので、アルミホイルを電子レンジに入れることは絶対にしないでくださいね。

 

おにぎりを温めるときは面倒でも、アルミホイルを外してから電子レンジに入れるようにしましょう。

 

 

アルミホイルでおにぎりを包むときのコツ

おにぎりをアルミホイルに包むとき少しだけ工夫をすると、より美味しくおにぎりを食べることができます。

 

 

握ってすぐのおにぎりはまだ熱いので、そのまま包むとおにぎりの湯気がアルミホイルの中で水滴になってしまいます。

そうするとおにぎりが湿ってべちゃっとなってしまうので、包む前に少し冷ますと良いでしょう。

 

 

また、おにぎりを包む前に一度アルミホイルをくしゃっと丸めて、それを広げてから包むようにすると良いでしょう。

丸めてホイルにシワを作ることで、おにぎりとホイルとの間にできる空間を増やせるため、その分おにぎりの表面を乾燥させることができ、べちゃっとなるのを防いでくれます。

 

 

おにぎりの海苔も美味しく食べたい!

おにぎりに巻かれていることが多いのが、海苔。

パリパリ派としっとり派に分かれますが、あなたの好みはどちらでしょうか?
(ちなみに私はしっとり派です)

 

しっとり派の人は握ったあとに海苔を巻いて、ホイルで包めば、それで大丈夫です。

では、パリパリの海苔が食べたい人はどうすればよいのでしょうか?

 

 

アルミホイルで包んだ場合、ご飯はべちゃべちゃにはなりにくいのですが、おにぎりに巻いた海苔はどうしてもしんなりしてしまいます。

これは、ご飯と海苔が密着した状態が続くと、ご飯の水分やでんぷん質のせいで海苔が湿ってしまうからです。

 

 

そんな時にオススメなのが、小分けになった味付け海苔!

よくお中元などの贈答品としてもらいますよね。

 

一袋の中に複数枚入っていますので、おにぎりと一緒に持っていって、食べる直前に巻くと、パリパリした食感が楽しめます。

余ったらそのままおかずにもできるので、一石二鳥ですよ。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

アルミホイルが変色していても害はありませんので、安心してくださいね。

美味しいおにぎりを食べて、遠足や行楽などのレジャーを楽しみましょう!

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