砂糖が気づくと固まってカチカチに…サラサラに戻す方法と予防策

砂糖が気づくと固まってカチカチに…サラサラに戻す方法と予防策 料理・食べ物

 

料理をしていて、砂糖を入れなきゃ!っと砂糖が入った容器を手にしてみたら

固まってた・・・

 

え~~い、めんどくさい!と思ったことはありませんか?

 

私なんてしょっちゅうです。

 

ただスプーンなどで崩して入れたり、とりあえずの分があればいいからと、固まっていない部分をとったりといい加減なことをしていましたが、実はちゃんと解決法があったんです!

 

目からうろこの解決法を一気に紹介しますよ。

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砂糖が固まるのはどうして?

そもそも、砂糖はどうして固まるのでしょう?

 

塩は湿気があると固まります。

そう。

砂糖も同じだと思っていたのです。

 

でも実は塩とは逆なんです。

砂糖は乾燥して固まるんです。

 

何?

乾燥して固まるってどういうことだ?!

 

びっくりしますよね。

 

砂糖はもともとくっつきやすい性質を持っているんです。

なので、砂糖を作る過程で、砂糖がくっつかないように転化糖というものでコーティングしているんですね。

 

乾燥するとこの転化糖の水分がなくなり、乾燥してしまうのです。

そうなると元通り砂糖はくっつきやすくなり、固まってしまうということなんですね。

 

塩と同じようにさらに乾燥させていたら、サラサラになるどころか、さらに固まってしまいますね。

 

 

固まった砂糖をサラサラに戻す法

では、固まってしまった砂糖をサラサラに戻す方法というのは、どんなものがあるでしょうか?

 

*霧吹きを吹き付ける

乾燥が原因なので、サラサラにするには水分を加えてあげればいいわけです。

 

単純な原理ですね。

 

手っ取り早いのが霧吹きでシュッと一吹きするという方法です。

 

容器に入った固まった砂糖に吹き付けてから、蓋をして3~4時間くらい放置しておくと、元通りサラサラな砂糖に戻ります。

 

*食パン・キャベツの葉・リンゴの皮

 

砂糖の入った容器、たいていは密閉容器だと思います。

この中に、食パンを1枚入れておくだけです。

 

5~6時間放置しましょう。

食パンの中の水分を砂糖が吸い取って、乾燥を解消し、サラサラに戻ります。

 

食パンがなければ、ロールパンでもOKですよ。

またキャベツを使うという手もあります。

キャベツの場合は、砂糖1カップにつき、キャベツの葉1/2枚の割合でいれます。

 

パンよりは時間がかかり、一晩くらい置いておくとサラサラに戻ります。

 

 

さらにリンゴの皮という方法もあります。

これはリンゴの皮をいれてから1~2日放置するので、さらに時間がかかりますね。

 

黒砂糖にはこのリンゴの皮がおススメです。

 

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*湿ったキッチンペーパーで

水に濡らしたキッチンペーパーを、砂糖を入れた容器と蓋の間にはさんでおきます。

 

時間は3~4時間程度を見て放置してください。

 

*電子レンジでチン!

乾燥させるときに電子レンジを使うと思ってましたが、砂糖のかたまりを解消するにも電子レンジが役にたちます。

 

ただし、電子レンジを使う方法は上白糖以外の砂糖、つまりグラニュー糖などに効果ありなので気を付けてくださいいね。

 

加熱することで、余分な水分を飛ばしてサラサラにしてくれます。

ただ、加熱しすぎると砂糖が溶けてしまうので、1分を目安にしてくださいね。

 

*冷凍庫で解消

固まったままの砂糖を容器のまま、冷凍庫で保存します。

2~3時間たったら、冷凍庫から出してください。

 

冷凍庫に入れるだけで、サラサラになるわけじゃありませんよ。

冷凍庫から出したら、さらに30分ほど放置します。

そうすると、適度に水分がでてきて、サラサラに戻るのです。

 

*新しい砂糖をかける

サラサラの新しい砂糖を固まった砂糖の上からかけるだけでも、固まりを解消することができますよ。

 

ちょっと意外な方法もあるんですね。

 

 

砂糖の保存法―固まらせないためにできることー

それでは今度は最初から固まらないようにするには、どんな方法があるのでしょうか?

 

固まった砂糖をサラサラに戻すのも面倒なものです。

さらに、時間もかかりますしね。

 

そこで、最初から固まらないように保存する方法はないのか?ということで調べてみました。

 

よく、プレーンヨーグルトに顆粒の砂糖がついてきますね。

あの砂糖を一緒に入れておくと固まりにくくなります。

 

または、マシュマロを入れるという方法がありますよ。

マシュマロ2個を容器の中に入れておくだけです。

 

最近、良く見られるようになった珪藻土を利用することもできます。

この珪藻土でできたスプーンを容器の中に入れ、砂糖専用に使ってみましょう。

 

マシュマロもこの珪藻土も、湿度をコントロールしてくれる働きがあるので、砂糖の容器にいれておくと、固まるのを予防してくれるんですね。

 

 

まとめ

砂糖は、密閉容器に入れ、直射日光を避け、湿度が変わりにくいところに保存する…というのが基本です。

 

専用の密閉容器がなければ、ジッパーパックを2重にして使うという方法もあります。

 

保管場所に冷蔵庫を選ぶ人もいますが、それはNGです。

冷蔵庫は乾燥しがちなので、砂糖の保存には向いていませんね。

 

冷暗所というのが一番いいのですが、最低限、直射日光をさけ、密閉容器に入れて保存するようにしましょう。

 

それでも固まってしまったら・・紹介した方法でサラサラに戻しましょう。

 

 

 

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