たくさんあるダイエット方法の1つに、アーモンドダイエットがあります。
おいしいアーモンドを食べながら痩せられるならストレスも少ないですし、嬉しいですよね。
ですが、ダイエット効果があると言われているアーモンドを食べているにもかかわらず太ってしまうことがあるようです。
効果がないならともかく、ダイエットを始める前より太ってしまったら落ち込みますね。
そこで今回の記事では、アーモンドで太る理由、正しい食べ方などをご紹介します。
是非最後まで読んでみてください。
目次
アーモンドがダイエットに効果的な理由
まずは、アーモンドで痩せる理由を確認してみましょう。
◎食物繊維
アーモンドには、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維にまず期待できる効果は、「便秘解消」です。
便が排出できない状態が続くと、脂肪として溜まってしまいます。
ダイエットには便秘の解消が必要で、そのために食物繊維の摂取が大切ということですね。
また、食物繊維には水分で膨らむという性質があります。
膨らむことで腹もちが良くなり、食べる回数を減らすことができるのです。
気づいたら何か食べている、という方には嬉しい効果ですね。
さらに、食物繊維には糖質の吸収をゆるやかにしてくれる効果もあります。
糖質の吸収がゆるやかになることで、脂肪ができにくくなりダイエットになるのです。
◎ビタミンE
ビタミンEには、「抗酸化作用」があります。
「抗酸化作用」とは、体の酸化を防ぐことです。
体の酸化は、機能の低下や肥満の原因となります。
ビタミンEはそれらを防いでくれるので、ダイエットに効果があるのです。
他にも、アンチエイジング効果や血中コレステロールを下げる働きがあります。
◎ビタミンB2
ビタミンB2には、タンパク質、脂質、糖質をエネルギーに変える働きが期待できます。
脂肪燃焼効果があるということですね。
◎オレイン酸(不飽和脂肪酸)
オレイン酸は、「不飽和脂肪酸」という油です。
油が含まれていると思うと抵抗があるかもしれませんが、不飽和脂肪酸は脂肪になりにくい油なのです。
そして悪玉コレステロールを減らし、血流を良くしてくれます。
血液がサラサラになれば、代謝が良くなり痩せられますね。
◎満腹感を得られる
アーモンドは硬いので、食べるのに時間がかかります。
そのため、噛む回数が増えて満足感を得られるのです。
上記の成分以外に、アーモンドには鉄分も豊富に含まれています。
ダイエット目的だけではなく、貧血改善のために取り入れてもいいでしょう。
アーモンドダイエットで太ってしまう原因
ダイエット効果があるアーモンドですが、逆に太ってしまうことがあります。
太る原因は、シンプルに「食べすぎ」です。
アーモンド1粒では、約6キロカロリーあります。
いくらダイエット効果があっても、何十粒も食べていては太ってしまいますよね。
それに、アーモンドを食べすぎると他にも悪影響があります。
具体的なデメリットは以下の通りです。
・腹痛や下痢…食物繊維の過剰摂取。
・肌荒れ…オレイン酸の過剰摂取で肌の油分が増えすぎる。
・口唇ヘルペス…アルギニンという栄養素がヘルペスウイルスを増殖させる。
ただ食べているだけでは、思いがけず体に不調が出てしまうこともあります。
きちんと適量を知っておかなければなりませんね。
痩せるための正しいアーモンドの食べ方
では、ダイエットのためのアーモンドの正しい食べ方を見ていきましょう。
◎1日の量は20粒から25粒
意外と少ないと思った方もいるのではないでしょうか?
先ほどご紹介したカロリーから考えると、このくらいが適量とされています。
20粒から25粒を、数回に分けて食べましょう。
◎食べるタイミングは食前やおやつ
小腹が空いたときに食べることで、食事の際の食べすぎを防げます。
水分もしっかり取るようにしてください。
ただし、カロリーオーバーになるので他のおやつは食べないでくださいね。
◎皮ごと食べる
アーモンドは皮ごと食べましょう。
皮を一緒に食べることでアンチエイジング効果があります。
◎味付きのものは食べない
塩や砂糖が付いたアーモンドを食べてもダイエットにはなりません。
素焼きやローストのものを選びましょう。
◎料理に使う
食前やおやつに食べることをおすすめしましたが、料理に使ってもいいです。
サラダ、和え物、揚げ物の衣などにできます。
◎継続する
数日食べ続けただけでは、ダイエット効果は表れません。
少なくとも1ヶ月は続けてみましょう。
さいごに
いかがでしたか?
アーモンドにはダイエット効果がありますが、食べすぎれば太ってしまいます。
バランスの良い食事を心掛けつつ、適量を食べましょう。
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