パウンドケーキやブラウニーなどを焼こうと思ったときに、型がなくて困ったことありませんか?
あるものを探したら、牛乳パックが見つかった。
ちょうどよさそうだ、ということで、牛乳パックをケーキ型にして作ろうと思うのだけど、大丈夫なのかしら?という心配もありますよね。
牛乳パックって紙だから、オーブンに入れたら焦げたり燃えたりしないかしら?
焼いても崩れないかしら?
体に害はないのかしら?
そんな疑問にお答えしていきます!
牛乳パックをケーキ型にしてオーブンで焼いても大丈夫?
牛乳パックって紙でできていますし、オーブンで焼いたら焦げたり燃えたりしないかって心配になりますね。
まず、その心配はいりません!
牛乳パックを型にしてケーキを焼くことはできるんですよ。
だったらわざわざ型を買わなくても家にある牛乳パックで作ったらいいわね~ということになります。
でも、牛乳パックをケーキ型にすることでデメリットもあるんです。
そこで、次にそのデメリットと対策についてお伝えしていきましょう。
牛乳パックをケーキ型に使ったときのデメリットとその対策
牛乳パックは紙でできていて、その内側はポリエチレンでコーティングされています。
牛乳という食品を入れているのですから、特に人体に害のあるものではありませんね。
しかし、熱を加えることで、そのコーティングが溶けてしまう可能性があると、牛乳メーカーさんの発表もありました。
このポリエチレンは110度から溶け始めると言われてます。
ケーキを焼くときのオーブンの温度は180度などかなり高温ですよね。
内側のコーティングが溶けてしまう可能性は十分にあります。
コーティングが溶けてしまったら、焼けたケーキにもついている可能性が高く、それを食べるということもやはり体には良くないと言えます。
では、牛乳パックは使ってはいけないか?と言えばそういうわけではありません。
きちんと対策をしていれば問題なく使えますよ。
どうしたらいいのでしょう?
ケーキなどの生地が直接、牛乳パックに触れないようにすればよいわけです。
具体的に言えば、牛乳パックにオーブンシートやクッキングシートなどを敷いてそこに生地をいれるというわけです。
オーブンシートなどを敷く前に、アルミホイルで包むという人もいます。
もちろんこれでも大丈夫です。
しかしアルミホイルで包んだ牛乳パックに生地を入れると、焼きあがった時にはがれにくいという欠点があるので、アルミホイルで包んだあとにもオーブンシートやクッキングシートを使うようにしましょう。
ほかに注意する点は?
牛乳パックをケーキ型の代わりにするときに、他に注意する点はあるでしょうか?
牛乳パックも頑丈だといえば頑丈なのですが、パウンドケーキなどの生地を入れると横に広がって、形が崩れる場合があります。
焼いている過程で崩れることもあるのです。
それを防止するには牛乳パックを2重にすると良いですよ。
また、牛乳パックをオーブンに入れるときには天板の上におくわけですが、牛乳パックの外側のコーティングも溶けるという可能性がでてきます。
外側のコーティングが溶けるとどうなるか?
牛乳パックが天板にくっついてしまったり、とれたとしても、その溶けたコーティングや色などが天板についてしまう可能性があります。
それを防ぐためには、天板にアルミホイルを敷いてその上に牛乳パックを置くと大丈夫です。
もしくは、牛乳パック全体をアルミホイルで包んでしまっても良いですね。
その際には内側にはオーブンシートを敷くことをお忘れなく。
ケーキ型の代わりに使えるものって他にある?
牛乳はどの家庭でも良く飲むものなので、牛乳パックを再利用してケーキを焼くというのはとても良いと思うのですが、牛乳パックがないという家庭もありますね。
または、内側のコーティングが溶けるなどという話を聞くと、どうしても気が進まないということもあります。
さらにキレイな形に仕上がらなかったらという心配もあったりします。
他にケーキの型になるようなものはないのでしょうか?
ティッシュの空き箱でも良いというのですが、少し弱い感じがしますね。
お土産でもらうようなお菓子の空き箱なども利用できるかと思います。
また、クッキーやおせんべいを食べたあとの空き缶も十分に使えます。
ケーキの形を考えながら型を選んでみるとよいでしょう。
家に何もない!という時には、100均ショップでもケーキの型は売ってますよ。
使い捨てというわけでもないですし、気に入ったものを選んでみましょう。
100均なので、初心者でも負担なく購入できそうです。
さいごに
牛乳パックはキッチンでもまたはお子さんの工作などでも、いろんなところに活躍できる廃品ですね。
ケーキを焼くときにも、特にパウンドケーキを焼くときに形がちょうどいいので重宝します。
しかし、オーブンで焼くには注意が必要だということを覚えておいてくださいね。
内側も外側も溶ける可能性がありますので、両方対策が必要です。
ケーキ型がないときのお助けマンとしては十分に役を果たしてくれるはずです。
おいしいケーキを焼いてくださいね。
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