散らし寿司、握りずし、手巻き寿司。
お寿司っておいしいですよね。
家庭で手軽に作れる散らし寿司や手巻き寿司などもおいしくて、よく作るという人も多いのではないでしょうか。
ところで、そんなときに酢飯が余ることはないですか?
よくありますよね。
酢飯の量ってなかなか予想がつかず、足りなかったら・・という心配のために多めに作ってしまうんです。
結果余ってしまうのですが、その酢飯はどうやって保存してどうやって食べたらいいのか?が我が家ではいつも課題なのです。
そこで酢飯の保存の仕方、翌日でもおいしく食べられる方法など、お伝えしていきます!
保存は冷凍・冷蔵・常温どれがいい?
酢飯は保存しておくとお米が固くなることもあり、作ってすぐに食べるのが一番なのですが、どうしても残ってしまった場合には捨てるのももったいないですし、保存したいものですね。
<常温保存>
まず考えられるのが常温保存です。
もちろん常温保存でも保存はできるのですが、季節によっては傷む場合があるので気をつけましょう。
真冬の寒い時期であれば常温保存も半日から1日ほど可能です。
ただし、暖房の効いた暖かい部屋ではなく、寒いところでの保存が望ましいですね。
また保存するときには生もの(刺身など)が上にのっていたら、それは取り除いてから保存しましょう。
冬以外の季節はどうでしょうか?
春や秋でも気温が上がる日もありますよね。
真夏ならなおさらです。
こうした季節には常温保存はおススメできません。
酢飯はお酢が入っているから傷みにくいと思われていますが、そこに乗せる具が生だったり、また巻きずしや散らし寿司のように具が混ざっている場合にはそこから傷んでくる可能性もあるからです。
どうしても常温でというのなら、クーラーの効いた涼しい部屋で保存することもできますが、できるなら冷蔵庫などに入れるのが良いですね。
<冷蔵保存>
冷蔵庫で保存することももちろん可能です。
冷蔵庫で保存する場合には、ご飯が固くなりパサパサしてしまうというデメリットもあるのですが、保存容器にいれて濡れたキッチンペーパーをかぶせておくなどの工夫でおいしく保つことができます。
冷蔵保存した場合でも1~2日の間に食べきることがおススメです。
冷蔵庫に入れたからと安心してうっかり忘れがちなのですが、作った翌日には食べきってしまうのが良いですよ。
<冷凍保存>
酢飯が余ってしまったものの、すぐには食べる予定がない、もしくは食べきれるほどの量ではないという場合には、冷凍保存もできます。
ただし、生の具が乗っていたりするものは取り除き、散らし寿司のように具が混ざっているようなものは冷凍には向いていません。
ご飯だけを冷凍するのが望ましいです。
ラップなどで包んだり、保存容器に入れて、冷凍保存しましょう。
解凍は自然解凍やレンジで解凍することもできます。
保存期間は1か月ほどと考えると良いでしょう。
保存の仕方
酢飯も常温・冷蔵・冷凍で保存できることがわかりましたが、ここで具体的な保存の方法を紹介していきましょう。
おいしさを保つためにはちょっとした工夫がポイントになってきます。
<常温保存>
常温にしても冷蔵にしても保存しておくとご飯が乾燥してパサパサしてしまいがちです。
それを予防するためには、固くしぼった布巾などを酢飯をいれた容器の上にかけておくと良いですよ。
冬でも常温保存はできるだけ涼しい部屋を選んですることをおススメします。
また生ものの具材がある場合は取り除いた方が良いです。
そしてクーラーボックスの中に保存するとよりベターです。
クーラーボックスの中に保冷剤を入れて、酢飯を入れさらに濡れた布巾をかぶせておく。
これで乾燥も防げますし、ある程度の低い温度も保てますね。
ちなみに酢飯は傷むと黄色くなります。
ちょっと色が変わったなと思ったら処分しましょう。
特に生もの(刺身など)が乗っていた部分から傷む可能性が高いです。
<冷蔵保存>
冷蔵庫で酢飯を保存すると温度も低くなり、湿度も低くなるので、ご飯が固くなってしまいます。
そのために工夫できることは、「野菜室で保存する」「容器に入れてその上に固く絞った布巾やキッチンペーパーをかぶせて蓋をする」という方法です。
また、酢飯をいれた容器を新聞紙で包むという方法も乾燥防止につながります。
野菜室は温度も湿度も少し高くなるので、野菜室で、なおかつ固く絞ったキッチンペーパーをかけて保存しておくと良いでしょう。
<冷凍保存>
冷凍保存する場合は具材は取り除き、酢飯だけを一回分ずつにわけ、ラップで包んだり、もしくは容器に入れて保存します。
できるだけ空気を抜いて保存するのがポイントです。
<炊飯器で保存する>
もう一つ紹介したいのは炊飯器で保存するという方法です。
でも気を付けてくださいね!
炊飯器で保存するといっても「保温」するわけではありません。
炊飯器の内釜の中に保冷剤を敷き詰めて、保冷剤の上には布巾などを敷いておきます。
ラップに包んだ酢飯、もしくは容器に入れた酢飯をその上にいれて蓋をして保存します。
クーラーボックスがないときに代わりに使うと考えても良いですね。
まとめ
残った酢飯の保存方法についてお伝えしてきました。
酢飯にすると傷みにくい感じがありますが、普通のご飯よりも保存期間はあまり長くありません。
また酢飯は作り立てがおいしいので、食べきれる量を作るというのが一番かもしれません。
一番おいしく食べられるのは常温保存ですが、常温・冷蔵・冷凍といずれの保存方法にしても乾燥しないように、高温にならないように気を付ける必要がありますね。
余った酢飯をチャーハンや雑炊にしたり、別の料理にアレンジもできますので、できるだけ早く食べきるということを意識すると良いでしょう。
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