炊飯器で保温してたご飯が硬くなってしまった時の復活方法と予防策

炊飯器で保温してたご飯が硬くなってしまった時の復活方法と予防策 料理・食べ物

            

朝炊いたご飯を保温したまま昼や夜に食べようとしたら、硬くなっていた…。

 

誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。

 

いくら炊き立てがおいしくとも、毎食炊きなおすことはできません。

 

かといって、我慢して味が落ちたご飯を食べるのは悲しいですよね。

 

わざと水を増やして炊く方法もありますが、それはそれでおいしくないかもしれません。

 

 

実は、一度硬くなってしまったご飯でも、案外簡単に柔らかくできます。

 

さまざまな料理に利用することもできます。
どんな方法があるのか見ていきましょう。

 

 

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ご飯が硬くなる原因と柔らかくする方法

保温中のご飯が硬くなる理由はとても簡単で、水分量が減るためです。

 

高温の状態が続くとどんどん蒸発するのは想像に難くないですね。

 

あるいは、炊き上がった直後にご飯をほぐしていないことも原因になるようです。

 

硬くなってしまったご飯を柔らかくするには、「蒸す」作業を行います。

 

蒸し方は、主に3つあります。

 

 

◎水で蒸す

ご飯全体に行き渡るように振りかけ、保温でしばらく置きます。

 

水の量はご飯の硬さによって変わりますが、0.5合につき小さじ1程度です。

 

そもそも炊くときに失敗した場合は、もう少し水の量を増やす必要があります。

 

短時間で済ませたいときは、電子レンジを使うこともできます。

 

茶碗に入れても良いですが、専用の保存容器を使うと上手に加熱できます。

 

そのまま冷凍保存できるタイプの容器であればより便利です。

 

 

◎日本酒で蒸す

日本酒も水と同じやり方です。アルコールは蒸発するので心配はいりません。

 

量は、0.5合につき小さじ1未満が良さそうです。

 

日本酒を使うと、ご飯を柔らかくするだけではなく、よりおいしくできます。

 

 

◎蒸し器で蒸す

茶碗ごと蒸し器で蒸す方法です。時間があるときの方が良いかもしれません。

 

フライパンを蒸し器として使えるようになる商品もありますね。

 

 

保温したままのご飯が硬くならない方法

保温したままご飯をおいしく保ちたいのなら、専用の「保温シート」使う方法があります。

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ご飯の上にのせるだけなので、とても簡単です。

 

特に、「東洋アルミ」の「おいシート」の人気が高いようです。値段も手頃です。

 

しかし、やはり保温に頼らずに保存する方法が一番です。

 

炊き上がったらできるだけ早く保温を止め、食べない分のご飯は小分けにします。

 

1日くらいなら冷蔵で良いと思いますが、冷凍の方がよりおすすめです。

 

冷凍した方がご飯の味を保つことができるからです。

 

また、「おひつ」を使うという方法もあります。

 

「おひつ」は、ご飯のパサつきやべたつきを防ぎ、おいしく保ってくれます。

 

昔から使われているのにはきちんとした理由があったのです。先人の知恵はすごいですね。

 

伝統的なものは木製ですが、最近では陶器、セラミック製、樹脂製などがあります。

 

木製はしっかり乾燥させなければカビが生えてしまいます。

 

お手入れに気を遣うことを考えると、他の素材の方が使いやすいでしょう。

 

そのまま冷蔵・冷凍できたり、電子レンジに対応していたりするものも多いです。

 

2時間程度なら保温できる商品も販売されています。

 

小分けにするのが面倒なら、「おひつ」を使うことを検討しても良いかもしれません。

 

素材の違うものを使い分けるのも楽しそうですね。

 

 

硬くなったご飯の活用方法

白米のまま食べたくないときは、アレンジしてみましょう。

 

硬い状態を生かす方法と、水をたくさん足す方法があります。

 

前者の代表はチャーハンです。普通のご飯よりパラパラになりやすいと思います。

 

他には、ピラフ、リゾット、ドリア、ドライカレーなどもおすすめです。

 

ピラフとリゾットは生米から作る料理のため、硬いご飯が向いています。

 

水をたくさん使う料理は、おかゆ、雑炊、おじやです。

 

意外なアレンジは、お団子やライスコロッケです。通常より柔らかいご飯で作ります。

 

硬いご飯の復活に少し失敗してしまったときに良いでしょう。

 

 

まとめ

少しの手間で、硬いご飯を元に戻せることが分かりましたね。

 

日本酒を使うのは思いつきませんでしたが、原料はお米なので相性が良いのでしょう。

 

保温していた場合としましたが、他の容器で保存しても硬くなることはあると思います。

 

今回ご紹介した方法は、そういった場合でも使えます。

 

最悪上手に戻せなかったとしても、アレンジしてしまう方法もあります。

 

普段作らない料理にも挑戦できる良い機会と、前向きに捉えてみてはどうでしょうか。

 

硬いまま食べるしかないと諦めずに、いろいろ工夫しておいしいご飯を食べてください。

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