キッチンでお料理するときには換気扇を必ずつけるという人、またお料理の前後につけるという人、つけっぱなしにしているという人、いろいろだと思います。
我が家はどうかというと、あまりつけないかな(汗)
換気扇をつけっぱなしにしておくと、電気代がかかるんじゃないかと思ってすぐに消してしまうという人も多いです。
キッチンの換気扇、つけっぱなしってやっぱりよくないのでしょうか?
良いという話も聞くのですが、どっちが良いのかわかりません。
そこでキッチンの換気扇、つけっぱなしのメリット・デメリットについてまとめました。
目次
キッチンの換気扇の種類について
キッチンの換気扇のつけっぱなしのお話の前に、どんな換気扇がついているか確認してみてください。
キッチンの換気扇にも種類があり、
・プロペラファン
・シロッコファン
大きくわけるとこの2種類があります。
プロペラファンは昔ながらの換気扇と言えば想像がつくでしょう。
直接壁に取り付けてあり、室内の悪い空気を吸い込んで直接外に排出することができるものです。
もう一つのシロッコファンというのは換気扇とフードが一体になっているレンジフードに取りつけられているタイプのものです。
換気扇をつけっぱなしにしているというのは、おそらくプロペラタイプの換気扇をお使いの方でしょう。
レンジフードタイプになっているものは、使ってみるとわかると思いますが、けっこう音もしますし、つけっぱなしというのはどうなんでしょうかと思ってしまいます。
ここでは、この昔ながらの換気扇を前提にお話していきますね。
キッチンの換気扇、つけっぱなしのメリット
この換気扇をつけっぱなしにすることでどんなメリットがあるでしょうか?
【室内にニオイがこもらない】
一番のメリットはコレですね。
つけっぱなしにしている多くの人が、ニオイがこもらないようにするために、そうしているのでしょう。
料理したときのニオイ、その他生活臭が室内にこもると、朝起きた時に不快なので、夜中もつけっぱなしにして寝るという場合が多いですね。
【カビ防止になる】
湿気った空気も外に出してくれますし、換気扇だけに室内の換気を助けてくれるので、カビの予防にもなりますね。
【虫が侵入してこない】
プロペラファンタイプの換気扇だとファンの隙間から虫が入ってくることがあります。
が、つけっぱなしだと虫も入ってこれないので、虫の侵入を防ぐことができいます。
【室内の汚染された空気を外に出してくれる】
換気扇だけに「換気」をよくしてくれます。
外からもってきた花粉やPM25、黄砂なども外に出してくれますし、家の中の細菌やハウスダストなども外に出してくれます。
そのためにつけっぱなしにしておくと、汚染された空気を吸わなくていいですし、アレルギーもちの人の健康にも役立ちます。
換気扇、つけっぱなしのデメリット
メリットを見ていると、なるほど、室内の汚染された空気を外にだしてくれるし、ニオイがこもるのも防止してくれるなど良いことがたくさんあることが分かりました。
しかし、デメリットもあるのです。
【電気代がかかる】
一番は、これ、やっぱり電気代です。
プロペラの場合だいたいが20wでこれを24時間1か月つけっぱなしにすると、およそ14.4kwになります。
電気代に換算すると、1kwあたりの電気代が26円前後と計算すると、373円となり、1か月にこのくらいならまあいっか・・という感じでしょうかね。
でも少しでも節約したいという人にはこれも高い出費になるわけです。
【掃除をこまめにしないといけない】
使うと使うだけホコリや汚れがついてしまいます。
こまめに掃除をしないとそうしたホコリをも室内に入れてしまうことになるので、逆効果ですよね。
掃除が面倒という人はつけっぱなしにはむいていないかもしれません。
【冬は寒い】
室内の空気を外に出してくれるのですが、熱い空気を出してくれるのは夏にはありがたいかもしれませんが、冬にはちょっと・・。
あたたまった空気を外にだしてしまい、どうしても寒くなりがちです。
【花粉が入ってくる】
春や秋には外の空気と一緒に花粉が入り込んでしまうこともあります。
花粉対策には、換気扇にフィルターをつけると花粉の侵入を防止することができるのですが、知らない間に入ってきてしまって、アレルギー症状が出てしまっても困りますよね。
花粉症には換気扇のつけっぱなしは要注意です。
つけっぱなしは良い?悪い?効果的なつけ方とは?
換気扇をつけっぱなしにしたときのメリット・デメリットを見てきましたが、どちらが良いかというのは、その人によって違ってくると思います。
どうしてもニオイがこもるのが嫌だからつけっぱなしにしておくというのも一つの方法ですし、ニオイが気になるときだけつけるというのも良いと思いますよ。
ここで、効果的に換気扇の付け方についてもお伝えしておきますね。
キッチンで換気が一番必要なのはお料理をするときですよね。
湯気で熱い空気が充満したり、いろんなニオイが発生します。
そんな空気を換気するために換気扇をまわすわけですが、料理をするときだけつけたらよいか?といえばそうではないのです。
換気扇をつけてから5分くらいで空気の換気ができるようになるので、料理の5分前からつけはじめると効果的です。
また料理が終わった後も5分くらいはつけておくとニオイがこもりません。
なので料理前後の5分間はつけっぱなしにしておくというのが賢いつけ方なのですね。
さて、食事の準備をとキッチンに立ったときからつけて、後片付けするまでつけっぱなしにしておくくらいは大きな負担にもなりませんし、良いかと思います。
まとめ
キッチンの換気扇をつけっぱなしにするのはメリットもありますがデメリットもありますね。
どちらが自分にとって良いのかというのは人によっても違うので、よく考えてみると良いでしょう。
夏はつけっぱなしでも冬は寒いから料理のときだけというのも良いでしょうし、タイマーを利用して夜中は切っておくというのも良いでしょう。
快適な生活のための選択をしてくださいね。
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