シュークリームを作ろうと、カスタードクリームを作ってみたら、あらまあ、柔らかすぎてどうしましょ・・ってことありませんか?
カスタードクリームって簡単そうだけど、ちょっとの手抜きでダマになったりゆるくなったりと失敗することもあるのです。
お菓子作りって難しいですよね。
今回はカスタードクリームが緩くなってしまったときの対処法についてお伝えしていきます。
どうして緩くなってしまうのか、緩くなってしまったらどうしたらいいのか、そしてどうしても固くならないときのリメイク法なども紹介していきますよ。
目次
カスタードクリームが緩くなってしまった!そんなときの対処法
カスタードクリームを作ってみたら、ゆるくなってしまった、もう少し固くしたいというときの対処法を紹介していきましょう。
【さらに火を通す】
ほとんどの場合、この方法で解決できます。
鍋に入れて加熱しながら材料を混ぜているはずですが、この火を通すのが十分でないとゆるくなってしまうことがあります。
なので、ゆるいなと思ったら、再び弱火にかけて焦げないようによくかき混ぜましょう。
このときの注意点として、早く仕上げたいからといって強火にするのはNG。
焦げの原因になります。
最初からカスタードクリームを作る時にも、沸騰させてから2~3分を目安に加熱します。
再び火にかけても、同じくらい、もしくはかき混ぜながら固さを確認しながら火にかけましょう。
【レンジで温める】
ガスレンジの火にかけて加熱しないといけないという決まりはありません。
電子レンジでチン!もありですよ。
カスタードクリームをいれた器にゆるくラップをかけ、30秒まわしては混ぜ、また30秒まわして混ぜという感じで2,3回繰り返すと固まるでしょう。
【湯煎で温める】
レンジで温めるのは手軽でいいかなあという反面、思ったような固さに調節できないこともあります。
かといって、火にかけると焦げるかもしれないという心配から躊躇してしまう人もいますよね。
そんなときは湯煎を利用しましょう。
熱いお湯をいれた鍋にカスタードクリームを入れたボウルを入れて、温めながらよく混ぜます。
これでも温まった分、固まってきます。
【小麦粉を足す】
温めても固まらない場合には、小麦粉を足すということもできます。
小麦粉を少しずつ足してよく混ぜていきましょう。
【コーンスターチを足す】
片栗粉と同じような役割を果たすコーンスターチです。
もともとコーンスターチでカスタードクリームを作ることもありますが、小麦粉で作ってもコーンスターチで作っても、緩くなってしまったときには、大さじ2杯くらいのコーンスターチを同量の水で溶いて混ぜ、火にかけてよく混ぜると、片栗粉でとろみをつけたようになり、ゆるいクリームも固くなりますよ。
カスタードクリームが緩くなってしまった場合は、ほとんどが加熱することで解決しますが、それでもダメな場合には小麦粉やコーンスターチを足して、さらに加熱してみましょう。
逆に、固くなりすぎて困った!っていうときには、牛乳を足して火にかけて混ぜると少し柔らかくなりますよ。
牛乳は量が多すぎるとカスタードクリームがゆるくなる原因にもなりますので、最初に入れる時に分量以上の牛乳が入らないように注意が必要です。
失敗したカスタードクリームをリメイクしてみよう
カスタードクリームが緩くなってしまったり、固くなってしまったり、あるいは焦げてしまったなんていうこともあります。
この失敗作のカスタードクリームを捨ててしまうのももったいないと思いますよね。
リメイクしておいしく食べられる方法を紹介していきましょう。
【焦げてしまったら】
火にかけていたら焦げてしまった・・というのはよくある失敗のトップ3に入るくらいよくあることです。
そんなときは、ココアを混ぜてみましょう。
ビターなチョコクリーム風になり、こんがり焼いたパンにつけて食べてもよく合いますよ。
【ダマになってしまったら】
ダマになってしまったカスタードクリームは、こし器でこしてさらに牛乳を足して火にかけるとダマもなくなりますが、うまく調整がつかないというときには、これをホットケーキミックスと混ぜて、パンケーキを焼いてしまうという方法があります。
【緩くなって固まらなかったら】
どうしても固まらないカスタードクリームは、カップに切ったスポンジケーキや果物などと一緒に入れてパフェ風にアレンジしてみましょう。
もう一つは生クリームと混ぜて、ビスケットの上において冷凍庫へ。
アイスクリームのようにして食べることもできます。
クリームを凍らせてから、適当な大きさに切って、衣をつけて揚げると揚げカスタードの出来上がりです。
工夫次第ではいろんなリメイク法が出てくるものですね^^
まとめ
カスタードクリームが緩くなってしまったら、たいていは加熱することで解決できます。
それでもうまくいかない場合は、リメイクしておいしく食べちゃうというのもいいですよね。
カスタードクリームを作って失敗しても、復活させる方法があり、またリメイクする方法もあるので、安心してチャレンジしてみてください!
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