街を歩いているとコーヒーショップがあちこちにみられるようになりましたね。
大きなチェーン店のコーヒーショップもあれば、小さいけれどおしゃれな個人経営のコーヒーショップもあります。
いざそこに入ってみて、コーヒー系のメニューが多いこともご存知だと思います。
コーヒーのメニューとして一番多く飲まれているのが、カフェオレ・カフェラテ・カフェモカの3種類ではないでしょうか。
カプチーノもありますね。
ところで、これらの違いって何かご存知ですか?
コーヒーに疎い私には、どれも同じように見えるのですが、明らかな違いというのがあるんです。
今回はカフェオレ・カフェラテ・カフェモカの違いについて、そしてそれぞれの甘さのレベルはどうなのか?などをお伝えしていきます。
カフェオレ・カフェラテ・カフェモカの違いは?
まずはカフェオレ・カフェラテ・カフェモカの違いから見てみましょう。
この3つのメニューの共通点はコーヒーにミルクが加えられているということなのですが、この3つには明らかな違いがあるのです。
*カフェオレ
カフェオレの「オレ」というのはフランス語で「牛乳」のことなのです。
カフェオレを直訳すると「コーヒー牛乳」ってことになりますね。
語源からしてもカフェオレはフランスで生まれたものとも言えますね。
コーヒーの抽出法には「エスプレッソ」と「ドリップ」の二つがあるのはご存知かと思いますが、カフェオレの場合、「ドリップ」で抽出したコーヒーを使います。
やや濃いめに抽出したコーヒーにミルクを加えてできたものが「カフェオレ」なのです。
コーヒーとミルクの割合は5:5ですよ。
*カフェラテ
カフェラテの「ラテ」はイタリア語で「牛乳」のことです。
ということはコーヒーとミルクを合わせたものなので、カフェオレと変わらないのでは?と思いがちです。
でも違うのです。
まず、カフェオレはフランス語ですが、カフェラテはイタリア語。カフェラテはイタリアで生まれたものなのです。
カフェラテに使うコーヒーはカフェオレのようなドリップ式ではなく、エスプレッソ抽出したコーヒーなのです。
エスプレッソは焙煎したコーヒー豆を粉状にして、圧力をかけて短時間で抽出したものなのです。
ドリップとはまた風味が違ってくるんですね。
カフェラテのコーヒーとミルクの割合は2:8でミルクが多いんです。
そしてこのミルク、カフェオレのように火にかけてあたためたミルクではなく、蒸気で温めたスチームミルクを入れているのです。
*カフェモカ
ではカフェモカはどんなものでしょう?
コーヒーはカフェラテと同じく、エスプレッソです。
本来のカフェモカはエスプレッソ+ホイップクリーム+チョコレートシロップなのですが、一般的にカフェラテにチョコレートシロップを加えたものをカフェモカとしているところが多いのです。
カフェラテはエスプレッソとミルクが2:8でしたが、カフェモカの場合は、コーヒーとスチームミルクが2:7で入ります。
そこにチョコレートシロップが1割入るのです。
一番甘いのは…どれ?
コーヒーのほんのり苦味が好きだという人もいますし、ミルクを加えるとまろやかになりますが、甘みの少ないものを好む人もいますが、疲れたときやストレスがたまったときに、甘いものが飲みたいってこともありますよね。
また、コーヒーの苦みがちょっと・・ということで甘いコーヒーを好む人もいます。
カフェオレ・カフェラテ・カフェモカの中で一番甘いのはどれでしょうか?
作り方を見てみると、どれもコーヒーにミルクを加えたものですが、カフェモカはさらにチョコレートシロップを追加します。
これだけでもカフェモカが一番甘い!ということがわかりますね。
次にカフェオレとカフェラテとどちらが甘いかということになりますが、コーヒーとミルクの割合が違いますし、ドリップかエスプレッソかという違いもありますね。
そうした点から見ると、カフェオレのほうがドリップなので苦味が少なく、カフェラテよりも甘く感じるかと思います。
もちろん、そこに好みでシロップを追加しても良いですけどね。
疲れたとき、ストレスがたまったとき、甘いものが欲しくなったときに参考にしてくださいね。
カプチーノって?
カフェオレ・カフェラテ・カフェモカの違いを見て来たのですが、似たようなものにカプチーノってありますよね?
このカプチーノについても触れてみたいと思います。
カプチーノはエスプレッソにスチームミルクと泡立てたミルク(フォームミルク)を加えたもの。
エスプレッソとスチームミルクとフォームミルクの割合は3:3:4です。
この上にチョコレートパウダーがかかったものがカプチーノです。
チョコレートシロップではなくパウダーなので、カフェモカよりも甘さ控えめになりますね。
まとめ
カフェオレ、カフェラテ、カフェモカ、そしてカプチーノの違いがあいまいだった人もこれでスッキリしたのではないでしょうか?
違いを知った上でおいしいコーヒーを楽しむのも良いですよね。
自分なりの好みのレシピで家でおいしいコーヒーを淹れて見るのも良いですよ。
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